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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4956・57号】人ひととき 金子健太郎さん 金子ボクシングジム会長、碑文谷教会員

2021年8月28日
金子ボクシングジム会長、碑文谷教会員 金子健太郎さん 父は、クリスチャンボクサーとして知られた、戦後初の東洋フェザー級チャンピオン、金子繁治さん。〝Don't Escape〟人生はいかなることがあっても逃げない、逃げてはいけないということを自分自身に言い聞かせて歩んだ人でした。 健太郎さんも、父の跡を継ぎ、大学ではボクシング部に所属し、卒業後はコーチ、その後、父の設立した金子ボクシングジムの会長を現在務めています。 7人の日本チャンピオン、5人の東洋太平洋チャンピオン、特に2011年、WBA世界スーパーフライ級チャンピオン、清水智信選手を育てました。「チャンピオンは奪い取るものではなく、与えられるもの」という父の教えを守り、指導に当たっています。 中学3年のクリスマスに信仰告白、碑文谷教会員として信仰生活を歩み始めました。 18歳から教会学校の教師となり、現在は校長として奉仕し……

【4956・57号】部落解放センター運営委員会 新運営委員長のもと初めての会合

本運営委員会にさきかげ、4月9日、第8回(臨時)部落解放センター運営委員会をオンラインで開催した。ここでは、斎藤成二運営委員長を主事代行に選出するにあたり、公平性の観点から主事との兼任を避けるため、新運営委員長に亀岡顕運営委員を選出した。新活動委員長には、活動委員会にて小西淳活動委員が選出されたことが報告された。 この体制のもと、第41総会期第9回部落解放センター運営委員会を6月25日、オンラインで開催した。運営委員16名の出席と8名の陪席。まず、各部門の活動報告をした。青年ゼミナールはオンライン開催となり、8月12〜24日にかけて連続講座を設け、最終日に全体協議を行う。また、運営委員会がオンライン開催となってから、各教区の報告時間が充分に確保できなかったことを反省し、今回は充分に時間を取って報告を聞いた。 協議事項では2020年度活動献金報告、2020年度経常・特別会計報告、2020……

【4956・57号】伝道報告 秋田婦人ホーム 施設長 柴田理

伝道報告 秋田婦人ホーム 施設長 柴田理 秋田婦人ホーム(理事長雲然俊美)は、母子生活支援施設、保育所及び放課後児童クラブの3施設で構成されています。法人には、「秋田婦人ホーム後援会」を通じて全国の教会や団体、個人の皆様から多くのご支援を頂いており、この場をお借りしてお礼申し上げます。 まず、施設の誕生について記します。1922年に日本キリスト教婦人矯風会秋田支部が結成されました。翌23年に起きた関東大震災の被災地救援に向かった早川かい支部長(日本メソヂスト秋田教会=現在の秋田楢山教会員)らは、東京・吉原の遊郭の惨状を目の当たりにして、また東北出身の娼妓が多いことに胸を衝かれ、秋田での廃娼運動に取り組みました。28年には公娼制度廃止を求める意見書を県知事に提出し、秋田県は全国で3番目の廃娼県になりました。しかし女性たちは前借金等により娼妓から抜け出すことが難しく、また、救出するにも個……

【4956・57号】7月18日-罪の闇を照らす光

越谷教会の礼拝でルカ福音者を学び始めた。今、季節はずれのクリスマスだ。 7月18日の礼拝は「暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道に導く」(ルカ1章79節)の御言葉が示された。 7月18日は日本基督教団にとって特別な日として受け止めている。 この日は日本基督教団志木教会の創立記念日だ。 志木教会横山基生牧師は創立70周年記念誌『霊に燃え主に仕える』の巻頭言で次のように記している。「志木教会は、第二次世界大戦の敗戦前、1945年7月18日に教会設立を、主の導きの中にあってなされた」。さらに「6月26日の宗教弾圧や戦争が泥沼化する中にあっても、主の導きを信じて教会設立をなした姿に志木教会の信仰の原点を見ます」と記す。 小原十三司牧師(淀橋教会牧師)により家の教会として家庭集会が続けられ、「熱心に聖書を読んで祈る」信仰者を育てていった。 小原十三司牧師が投獄され……

【4956・57号】教区総会報告 昨年の対応を踏まえ、多くの教区が5月に開催

北海教区  オンラインで開催、インターネットで投票 2021年度も新型コロナウイルス感染症の終息を見通すことができず、第81回北海教区定期総会の開催方法についての判断は困難を極めた。当初5月末に予定していた総会は、札幌市内の感染状況悪化により、7月22日、23日に延期となった。北海教区は、議論や対話を損なう書面総会ではなく、なおかつ密を避ける方法として、「オンライン総会」を行う道を選んだ。ズームを使用し、可能な限り各議員を個別に繋いでの開催となった。また、議長、副議長、常置委員選挙はグーグルフォームを使用した「インターネット投票」で行った。 誰もが経験したことのない総会であったが、事前説明会、練習、各議員のインターネット習熟度調査を何度も重ね、準備した。この総会は、お互いの信頼と共に新しいことに挑戦しようとする気持ちが成立させたと考えている。また、教区学習会や宣教協議会を通して経験値……

【4956・57号】事務局報

逝去 鈴木一朗(隠退教師) 21年3月26日逝去、91歳。神奈川県生まれ。54年青山学院大学卒業。55年より門司楠町、美竹、砧、茅ヶ崎堤教会を牧会し、10年隠退。遺族は妻・鈴木澄子さん。 太田 稔(隠退教師) 21年5月27日逝去、74歳。兵庫県生まれ。80年准允、84年受按。81年より大阪淡路、大分東、東大阪教会を牧会し、18年隠退。遺族は妻・太田友子さん。 高橋政子(大網伝道所主任担任教師) 21年6月7日逝去、71歳。岩手県生まれ。92年日本聖書神学校卒業。94年より大網伝道所を牧会。遺族は兄・高橋則夫さん。 市川美雄(隠退教師) 21年7月5日逝去、96歳。東京都生まれ。62年日本聖書神学校卒業。65年より曳舟、青森、小石川明星教会を牧会し、99年隠退。遺族は妻・市川佐保さん。 大沼 隆(隠退教師) 21年7月18日逝去、87歳。東京都生まれ。60年東京神学大学……

【4954・55】第41総会期第14回常議員会

2021年7月31日
コロナ後を見据え、オンライン時代に対応 第41回総会期第14回常議員会が7月5〜6日、教団会議室・オンラインの併用で、常議員全員出席して行われた。 総幹事報告において秋山徹総幹事は、12頁にわたる資料を基に報告をした。コロナ禍に関して、教団において、委員会、理事会だけでなく、比較的規模がある会議もオンライン開催に移行していることを受け、「コロナ禍後のオンライン会議を見越して、教団専用のネット回線を引く準備に入っている」と述べた。また、カナダ合同教会からの献金を用い、オンライン時代に対応する会議室を3階に設置する計画を進めていることを報告した。 また、青年伝道について、将来の教団の伝道の在り方を考えるため、日本総合研究所に「教団メディア戦略」の調査を依頼したこと、SNS利用の可能性などについての調査結果に基づき、教団のHPの刷新を図っていることなどを報告した。 教師養成制度検討委員会……

【4954・55】宣教委員会

「コロナ禍における宣教の情報交換会」開催 6月29日、宣教委員会主催「コロナ禍における宣教の情報交換会」がオンラインで開催された。 参加者は34名(教区代表16名、東京教区支区代表5名。宣教委員他)であった。また、丁寧な辞退の返信があった沖縄教区のことを祈りに覚えつつの開催となった。 第一部は「コロナ禍の宣教について」と題して、小泉健氏(東京神学大学教授)には神学的視点から、新井純氏(世光教会牧師)には実践的視点からの発題があった。小泉氏からは、宣教の根源にある礼拝がコロナによって「集まること」自体が困難な中、「神はコロナ禍に妨げられない、神の御業は前進している。私たちは工夫をしながらも神を拝むことに集中する群れであることの確認」が提言された。新井氏からは、コロナ禍における礼拝実施の工夫の一つとして「オンライン献金」の実践報告がなされた。「献げる」という神への応答が、教会専用の「献金……

【4954・55】部落解放全国活動者会議

主イエスの言葉に従い、差別からの解放を願って 6月14〜15日、6回目となる「部落解放全国活動者会議」がオンラインにて開催された。同会議は各教区や教会でなされる部落解放の取り組みを分かち合い、各地の取り組みがより豊かになることを目的としている。 一日目はまず「カナダ合同教会のアファーミングミニストリーを学ぶ」として講演が行われた。カナダ合同教会は教派の多様性、先住民族をはじめとした民族意識の多様性の中で合同し、1988年の総会で「性的指向を問わず、キリストを信じ、キリストに従って生きようとするすべての人を、会員であることや会員になることを歓迎する」ことが宣言された。そして、セクシュアルマイノリティの方が教会から排除されない積極的な取り組みとして「アファーミングミニストリー」が行われている。信仰の立場から差別と闘うカナダ合同教会の実践を学ぶことができた。続いての講演では、日本におけるセク……

【4954・55】2021年  在日大韓基督教会  日本基督教団 平和メッセージ 2021年平和聖日 日本基督教団総会議長 石橋秀雄 在日大韓基督教会総会長 趙永哲

2021年 在日大韓基督教会・日本基督教団 平和メッセージ  義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のうちに蒔かれるのです。 (ヤコブの手紙3章18節) 新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、世界中を揺るがし、経済的格差のみならず、命の格差までも浮き彫りにしました。日本国憲法は前文に「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」として、平和的生存権を謳っております。しかし今の日本は、平和的生存権が脅かされ、格差社会の増幅に歯止めを掛けることすら出来ておりません。 格差社会は「人権としての平和」を脅かしており、これに対し、私たち日本基督教団と在日大韓基督教会(以下、両教会)は、「平和を実現する」(マタイ5・9)使命を帯びて遣わされている教会として、日本をはじめ世界に生きる人々の命が守られ、安心して暮らすことのできる……
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