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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4575号】「平和聖日献金」の一本化を協議 在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会

2005年4月2日
二月二一日~二二日、教団会議室において第34総会期第一回在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会が開催された。今期委員会は教団の緊縮財政で委員数が一一名から削減されて、酒井薫、◎芦澤雅子、尾崎風伍、 ◎土井桂子、米倉美佐男、宮崎達雄、◎吉澤惠次の七名となった。(◎は信徒)   招集者酒井委員による奨励の後自己紹介、委員長に酒井委員、書記に土井委員を選任し、秋葉正二前期委員長の要請陪席を承認して議事を開始した。主な議事と協議・決定事項は次の通り。 ⑴「平和聖日献金」を韓国挺身隊問題対策協議会を通じて日本軍「慰安婦」被害者へ捧げる実務が「戦後補償を求める六委員会連絡会」から「戦後補償を求める委員会」そして「教団総幹事一任」となった経緯を聞き、現在総幹事と「課題を継承する連絡会」という 二通りでなされている募金及び送金の一本化の努力を委員長に要請した。 ⑵外キ協関連=在日韓国朝鮮人の指紋押捺拒否運……

【4575号】三役・常置委員大幅交替 諸委員会の予算は引き続き年5%削減 神奈川教区総会

第一一三回神奈川教区総会が、二月二六日、清水ヶ丘教会を会場に行われた。鳥羽徳子氏の司式により開会礼拝が行われた後、正議員二二五名中、一四七名で総会は成立。 組織会に続き、「補教師の准允執行に関する件」と「正教師の按手礼執行に関する件」が上程された。准允受領志願者一名と、八名の按手礼志願者の所信表明を受け、質疑の後、それぞれの議案は可決。午前中に准允式と按手礼が執行された。 また、新潟県中越地震後初めての教区総会となる今総会では、同地震による「被災教会会堂等再建支援委員会」の小橋孝一委員長、関東教区から村田元副議長、飯塚拓也書記が、被災状況を説明し募金を呼びかけた。昼食前に直ちに議場で募金が集められ、一五万円が献げられた。 今回の総会では、議長、副議長、常置委員選挙が行われたが、岩崎隆議長は三選禁止の条項に該当し議長交替の選挙となるため、大きな動きのある選挙が予想されていた。選挙の結果……

【4575号】『信徒の友』四〇年の歩み(上) 不可思議な摂理が働いて

本紙4574号で『信徒の友』創刊四〇周年記念感謝会の報告が掲載された。二回にわたってその四〇年の歩みを概観したい。 特設委員会として定期刊行物研究委員会が発足したのは、第12教団総会期の一九六三年のことであった。当時定期刊行物としては、「基督教新報」「教会婦人」「こころの友」「働く人」「礼拝と音楽」「聖書の世界」「教会青年」等が発刊されていた。これらとの関連を視野に入れながら、信徒雑誌を月刊で刊行する準備が進められた。 これにそって信徒雑誌刊行準備委員会が組織されて、以下の確認がなされた。(1)教団の信徒の連帯性を強める。(2)教会において信徒の信仰生活に役立たせる。(3)「日毎の糧」のように、毎日の信徒の信仰生活を実用的に助ける。(4)宣教基本方策の目指しているところを内容的に推進する。(5)楽しんで読みうるもの。 発足当時の編集委員は、ぜひ信徒に委員長をとの大村勇議長の意向もあり……

【4575号】多岐にわたり実務に取り組む 教育委員会

二月一七日、第34総会期第一回教育委員会が教団会議室において開催された。今期の委員は岸憲秀(招集者)、池上信也、加藤誠、久世そらち、真壁巌、宮田登喜子、石丸泰樹(CoC関係学校推薦、ただし三月まで)の七名である。 まず委員会の組織がなされ、委員長に岸憲秀、書記に加藤誠が選出された。続いて前委員会からの申し送り事項が確認された。今期は半数以上が新しく選出された委員ということもあり、委員会の活動についての説明を勝山健一郎担当幹事より受けた。教育委員会の活動は実務委員会の要素が強く、その働きは『教師の友』の教会教育プログラム作成、キリスト教教育主事に関する事項、教区担当者会の開催、クリスマス献金依頼など多岐にわたり、各委員が複数の実務を担当する必要があることを確認した。 昼食後協議に入り、実務担当者を選任した。また委員会から関係団体、委員会に派遣される委員を選任した。 次に二〇〇五年三月八……

【4575号】台風被害募金の配分決定 委員会の担当・組織を決定 社会委員会

去る二月二四~二五日、教団会議室にて第34総会期第一回社会委員会を開催した。出席は、招集者・小出望、上地武、小森宏(日本キリスト教社会事業同盟)、難波幸矢、張田眞、村田元、山本光一の七名。担当幹事の今泉幹夫、職員の新名知子である。 招集者の奨励により開会礼拝をもった。第32総会期より慣例となっている。自己紹介の後、委員会組織に入り、委員長に小出委員を、書記に張田委員を互選。諸報告の後、前総会期委員会よりの申し送り事項を確認した。 主な協議事項は下記のごとくである。 ▽靖国・天皇制問題小委員会委員長、委員の選任。村田委員を委員長に選任し、委員五名を選考した。委員就任の承諾を得てから氏名を公表したい。 ▽委員の担当を決めた。「働く人」編集委員に難波委員、日本キリスト教社会事業同盟理事に張田委員、日本キリスト教保育所同盟理事に上地委員、「社会委員会通信」担当に山本委員が当たる。 ▽〇四……

【4575号】今期の方針・計画を協議 貸出金・援助金等を決定 伝道委員会

第34総会期第一回伝道委員会が、二月二八日~三月一日に教団で開催された。選出された七名のうち一名の欠席で行われた。まず招集者の北紀吉委員によって開会礼拝が行われた後組織が編成され、委員長に北紀吉委員、書記に白砂誠一委員が選出された。そして前期委員会報告ならびに申し送り事項が確認された。 その後、今期委員会の方針及び計画について協議がされ、前期伝道委員会の申し送り事項に関する事柄の継続を尊重しながらも、同時に今期の委員会による新しい視点を加えて、一年後にまとめることとした。 また、関係委員会の担当者は次の通りとなった。宣教委員会・北紀吉委員長、「信徒の友」「こころの友」編集委員・渡辺和史委員、大見川昭子委員、「働く人」編集委員・白砂誠一委員、農村伝道担当者・辻中明子委員、深澤奨委員、刑務所伝道担当者・渡辺和史委員、土肥聡委員が選ばれた。 尚、開拓伝道協議会担当者は選出しないこととした。……

【4575号】荒野の声

▼真冬・厳冬とまで評された就職状況に好転の兆しがあるそうだ。しかしそれは大学新卒しかも男子学生の場合。未だ未だ春は遠い。▼D・ウェストレークに『斧』という小説がある。斧・axは、首切り・馘首の意味があるそうで、発想は日本語と同じだ。主人公は、自分と専門が似通っていて再就職のライバルになりそうな失業者を、偽の求人広告で呼び出しては殺していく。最後に、狙いを定めていた技術者を葬り、その後釜を襲う。小説はその過程と心理を克明に描いたもの。▼ウェストレークらしいユーモアむしろドタバタ喜劇を期待して読んだのに、最後までドストエフスキーばりにシリアスなままだった。米国の通俗小説に描かれた光景は、日本では一〇年後二〇年後に現実となる場合が多い。『斧』は九七年の刊、不況がこれ以上長引くようだと。▼牧師の世界では五〇代・六〇代での転任も珍しくない。退職金も貰うことだし、世間の目から見れば、退職であり再就職だ……

【4575号】春季教師検定試験 召命に応えるべく受験者総数78名

神学の基本的学びを問う 二〇〇五年春季教師検定試験は、三月一日~三日、東京と京都の両会場で行われた。今回の受験者総数は七八名であった。試験直後の委員会での学科試験判定によると、補教師試験全体では七三名が受験した。うち合格者は四四名、保留者八名、不合格者二名であった。Cコース受験者二二名のうち一八名が、またBコース受験者一名が継続となった。また昨年秋の正教師試験で科目が残った五名が再受験し、一名が合格、二名が保留、二名が不合格となった。保留者については、改めてレポートが課された。委員会で後日、再判定する。また今回は他教派よりの転入志願者はなかった。 前回春季試験ではA、B両コースの受験者の中から多数の不合格者が出たが、今回は概して良い準備がなされ、不合格者が少なく、また保留者も比較的少なかったことは喜ばしい。検定試験では、教師となる上でどうしても理解しておく必要のある基本的な神学の学……

【4574号】教会の支援とは

2005年3月19日
一月末の大雪の中、新潟県内の教会を問安する機会が与えられた。 それは、「新潟県中越地震被災教会会堂等支援委員会」を現地で開催する前に、小橋孝一委員長と共に全委員が、関東教区三役等の案内で、被害を受けた五教会の実際の被害状況を見るためでもあった。 しかし今回、考えさせられたことは、地震被害のことではない。 ある教会を訪れた時、その牧師館を見て、本当に驚き、正直なところ、私を含め何人かの方が「ここに住んでおられるのか」と声が出たくらいにその牧師館は狭く、古かった。 私も幾つかの牧師館に住み、多少の苦労も経験してきたが、この牧師館は…。 関東教区も配慮し、地震被災を期に、近くのアパートに住んで戴くように配慮されたようだ。 私たちは、教団信仰告白で「教会を信ず」と告白するが、勿論、それは建物ではなく、「全体教会」への告白でもある。 しかし、現状はどうだろうか。 パウロが、エルサ……

【4574号】人ひととき 松下充孝さん

キリストを土台とする建築士 大きな身体に柔和な笑顔がトレードマークの松下さん。 二年前、さいたま市から児童養護施設の基本計画策定を依頼された彼は、キリストの愛の精神を活かした施設を設計建築しようと試みた。養護施設よリ家庭的養護の場としてのノーマライゼーションを設計方針として取り組んだ。既存のキリスト教施設や、牧師の意見を参考にしながら設計を完成した。しかし、従来の行政指導の施設運営では、設計理念が生かされるか危惧していた。 このような時に、主の不思議な導きにより施設長が民間から浦和東教会員の九里氏に決定し、キリストの愛に根ざした運営がなされた。子供達がいきいきと生活する様子に県内外から注目と、多くの期待が寄せられた。 超過密スケジュールの中から十一月、中越地震のボランティアの一員として小出・見附へと出向き、被災された教会や教会員の建物を調査。耐震診断士としての専門的知識を活かし……
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