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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4754・55号】知花スガ子宣教師派遣式 南米宣教師への思いを持ち続け

2012年8月18日
 6月25日、知花スガ子宣教師派遣式が、世界宣教委員会・秋山徹書記の説教、木下宣世委員長の司式により、シロアム教会において、執り行われた。  知花氏は、南米のボリビア福音メソジスト教会ラ・グロリア教会(大熊豊子牧師)に、日本基督教団からの派遣宣教師として赴任する。  生徒26人が集まって行われた教会学校の礼拝からスタートしたこのラ・グロリア教会は、昨年5月に逝去した山畑勝美牧師と佳惠夫人によって1959年に開拓された。当時は飲料水の確保もままならない過酷な状況であった。現在は付属幼稚園があり、4、5歳児の2年保育を行っている。  ボリビアは日本の約3倍の広さを有するが、日本語の教会はサンタクルス県にあるこのラ・グロリア教会だけである。沖縄からの最初の入植者が1954年に開拓をした村にあり、現在「オキナワ村」として正式に認められており、日本人・日系人約800人が生活している(2011年……

【4754・55号】第9回教区活動連帯金検討委員会 伝道推進は教団全体の緊急課題

第9回委員会が6月11日、教団会議室にて開催された。 今回の委員会は、これまで積み上げてきた委員会の検討を集約して、制度設置に向けて成案を作成し提案するための作業となった。 まず、伝道資金についてその目的と内容を確定した。 この資金の目的は伝道推進にある。そのために、教区の伝道を支援するための交付金、また教会、伝道所の設立のために必要な土地取得のために貸出資金を用意すること、さらに今後様々な展開が必要とされる伝道プログラムの資金として伝道に特化して用いられるものとなる。また伝道推進には地域格差是正の意味も込められることとなる。 原資については分担金と献金とした。分担金は各教会経常収入の0.5パーセントに当たる金額を全ての教区に賦課することとして賦課額を試算した。さらに、これまでの連帯金での負担額から減少する教区、具体的には東京教区と西東京教区には教区の決議による加算分担金をお願いす……

【4754・55号】教団救援対策本部第13回会議 各教区支援希望額大枠が示され

 6月29日、教団会議室にて、教団救援対策本部第13回会議を開催した。  本会議より、宣教協力学校協議会から嶋田順好教師が委員として加わったほか、被災3教区の各教区議長も委員としての出席(これまでは陪席)となった。  先ず、6月29日現在の国内募金総額が3億8488万4403円、海外からの献金が2億1044万705円と報告された。  国内募金は伸びているが、海外からの献金はこのところ動きが無い状態である。  続いて、救援対策室会議報告として、石巻および仙台笹屋敷での地域の行事への支援を承認したこと、石巻エマオおよびハートフル遠野UCCJにおける専従者の選任について当該教区議長に協力を依頼したこと、NCCの災害対策室(JEDRO)との連携を協議する予定であることなどが報告されたほか、救援対策本部収支会計報告がなされた。  各被災教区からの報告として、奥羽教区からは各被災教会の現状報……

【4754・55号】第6回常議員会 牧会者とその家族のための相談室設置は差し戻し

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【4754・55号】第6回常議員会 「東京神学大学との関係を回復する件」 総会議案に、聖礼典についての議案も

 第2日目最後に次の2件の議案が審議された。  「日本伝道の推進と教団の教師養成の重要性をふまえ、教団と東京神学大学との関係を回復する件」(提案者・議長)、「『信仰告白』と『教憲・教規』における洗礼と聖餐の〈一体性と秩序〉とを確認する件」(提案者・岡村恒常議員)。  「東京神学大学との関係回復」は、日本伝道を推進し、伝道する教団を建設するために教師養成は重要な課題で、特に教団立神学校である東京神学大学との関係を再構築するのが急務であるとし、同大学との関係を回復することを提案している。  提案理由の中で、第17、18教団総会において議決された東京神学大学に対する非難決議は適正を欠いたものであると認め、これらの諸決議ゆえに東京神学大学と教団の関係が現在に至るまで正常化できていないことを述べている。  また35教団総会における山北宣久議長報告「荒野の40年」で、東京神学大学の機動隊導入に……

【4754・55号】第6回常議員会 教区活動連帯金廃止、伝道資金設置議案は、継続審議に

 教区活動連帯金検討委員会から、「従来の教区活動連帯金を廃止し、教区・教会の伝道を推進するための『伝道資金』を設ける」教規施工細則を新設することが提案された。  細則には以下のことが盛られている。伝道資金の原資は分担金および献金からなる。分担金は、全教会経常収入の0.5%を教区現住陪餐会員数の比率により算出し、各教区より拠出する。献金は、教区、教会、団体、個人から募る。その際、支出の用途を指定することが出来る。支出は、伝道交付金、教会土地取得のための貸付資金及びその他の伝道方策に対して行う。この内、伝道交付金は、分担金総額の5分の4を下回らない資金を当て、この資金の必要度の高い教区に申請によって交付される。その際に、これまでの教区活動連帯金における実績と新しい評価基準が考慮される。教会土地取得のための貸付資金は、分担金の5分の1を限度として積み立てる他、指定献金があれば、これも積み立てる……

【4754・55号】荒野の声 

▼猛暑に備えて、緑のカーテンを植えている人は少なくない。最近は定番の朝顔よりゴーヤの方が人気が高いと聞く。育てやすい健康野菜だから、一挙両得だ。▼我が家は何故かカボチャ。初めから狙ったものではなく、思わぬ方向に蔓が伸びて来て、結果そうなった。葉が大きいから遮熱効果は高いと思うが、風通しは悪いかも知れない。実がぶら下がっているのが、窓から見えるだけで4個ある。毎日大きくなっていくのは楽しみだ。▼しかしちょっと不気味だ。太い蔓がまるで鎌首をもたげ、窓から侵入しようとしている怪物のようにも見える。果実は頭のようだ。毎日少しずつ近づいている。ウェストールの『かかし』にも思える。いっそ目鼻を付けてハロウィンのカボチャにしたら、涼しいかも知れない。▼カボチャはアメリカが原産地と聞いて意外だった。カンボジヤだと思い込んでいた。カンボジヤの、電気も電話もなければインターネットも通じない寒村に、青汁の素のケ……

【4754・55号】第6回常議員会 伝道推進室設置、室長に石橋議長

 既に新報紙上において何度か報告がなされており、大きな関心が寄せられていた「伝道推進室の設置」が決議された。「伝道する教団」の具体的な実務を担う場が、教団の中に位置づけられた。  議案「伝道推進室設置に関する件」の提案者が石橋秀雄教団議長となっている点が注目される。今総会期に設置された伝道方策検討委員会からの、伝道推進室設置を含む提言を、三役が受け止め、三役と伝道方策検討委員会が議案として整え、議長名で議案を提案したものであり、執行部の伝道に対する覚悟が表れていると言える。  議案では、伝道推進室の組織について、室長1名、推進委員3名、担当幹事がそれに加わる形が示されており、予算について、会議費として百万円、実行費用として3百から5百万円が想定され、その費用は献金で賄うことが示された。  実務内容について、伝道キャラバンの企画・実施、伝道トラクトの作成、伝道礼拝・集会等の講師派遣、諸……

【4754・55号】第6回常議員会 各教区総会問安の感想を披瀝

 第37総会期第6回常議員会は、7月9~10日、教団会議室で、開会時30人中27人が出席し開催された。  古屋治雄常議員の説教による開会礼拝の後、議事に入り、総幹事報告で内藤留幸総幹事は、北村裁判に触れ、「北村慈郎氏が教団(代表役員 石橋秀雄)を被告とした裁判は、4月26日第1回法廷が開かれた、口頭弁論のための準備段階から始まった。6月25日に引き続き、8月にも行われ、秋から口頭弁論に入る。昨年、地位確認等仮処分命令申立書が東京地裁で扱われたが、北村氏側が取り下げた」との経過説明を行った。  また、総幹事は、「無任所教師名簿の整理に取り組み始めた。物故者も多いと思われ、長い間住所不明で連絡の取れない無任所教師は、教規128条により、別帳、除籍の手続きを取る」と報告した。小宮山剛・教師委員長も、「無任所教師名簿は40年間手をつけていないので、物故者、住所不明者だけでなく、教団に関係のない……

【4753号】ここに教団がある

2012年8月4日
 6月に、在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会(4~5日。湯河原にて)、第12回部落解放全国会議(11~13日。大阪にて)、新任教師オリエンテーション(18~20日。天城山荘にて)が開催された。新報紙上ではスペースの都合があり、その内容や全体の様子を十分に伝えることは難しいと思うが、それぞれに充実した学びの時をもつと共に、実際の活動や取り組みが紹介され、実に活発な話し合いがもたれたことが印象的であった。在日大韓基督教会との宣教協力委員会では、近藤勝彦東京神学大学長による両教会(教団)の宣教協力の共通基盤と目的についての講演と、浪速教会の金鐘賢牧師のホームレスと共に歩む宣教活動の報告をじっくりと聞き、大きな励ましを与えられた。部落解放全国会議は部分参加ではあったが、講演による学びがあり、日頃各地域において部落差別撤廃と反差別の連帯の働きを担っている方たちの報告があり、再会や新しい……
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