【4767号】妻のいることろに行きたい

わたしが今牧している教会は、牧師館がないので、自宅から車で通っている。
ある日教会に来たら、郵便受けにメモが入っていた。それにはこう書いてあった。「 わたしは75歳の男性でAと申します。キリスト教の信仰に入りたいと思います。これから、日曜日の礼拝に来ますのでよろしくお願いします」。
次の礼拝後、Aさんは初めての対話で、できるだけ早く洗礼を受けたい、と言ったのに驚いた。
事情を聞くと、Aさんは10年前に妻を亡くしたが、彼女はクリスチャンであった。今、自分は癌にかかって余命数か月と言われている。死んだら妻のいるところに行きたい。彼女は、駅に近い別の教派の教会に属していたが、自分は葬儀の時以外その教会には行ったことがない。それに、病気が進行することを考えると、家から歩いて数分のこの教会がよいと思うので来ました、と言った。
それから、Aさんは毎週礼拝に出て、準備の学びを受けて、1ヶ月後に洗礼を受けた。礼拝に出始めて4ヶ月して、病状が悪くなって、来ることができなくなった。1年1ヶ月して、Aさんはホスピスで天に召された。その間、私は毎週訪問して祈り、説教テープを手渡していたが、彼はそれを喜んで聞いていた。
葬儀には、Aさんの3人のお子さんとその家族が出席し、教会とつながりができた。
神様のなさることは時に適って美しい。
(教団総会副議長 伊藤瑞男)

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