本年も、前年度分のクリスマス献金を社会福祉施設援助金に充当いたします。教区において下記の条件に該当し、援助を必要とする施設がありましたら、別紙にて推薦くださいますようお願いいたします。
*「教団の教会または教区が何らかの形で関係し、無認可の法人格を持たない開拓的社会事業で、経済的援助を必要としている」(原則1教区1施設)。
申込締切 2023年12月末日(期日厳守)
(教団HPのダウンロードコーナー参照)
第42総会期 社会委員長 柳谷知之
公告
教師検定委員会では、教師検定規則第6条⑥に基づき、同規則第3条6号対象者(所謂Cコース受験者)に対する認定面接を左記のように実施します。
2024年秋季試験以降に新たにCコース受験を志願される方は、本委員会の指定した書類を 2024年1月12日(金)までにご提出いただき、左記日程の面接にご参加ください。
なお、面接要領・提出書類用紙については、110円切手を同封の上、本委員会事務局に直接お申込みください。
★認定面接
日時 2024年2月22日(木)午後
場所 日本キリスト教会館
なお、認定面接予定者には、書類受付後、案内通知を送付します。
2023年10月28日
日本基督教団教師検定委員会
〒169−0051 東京都新宿区西早稲田2−3−18−31
(電話03−3202−0546)
お知らせ
「教団新報」今号を5007・08合併号とし、……
補教師9名、正教師34名が受験
神学的営為の日々を問う
9月12日より14日にかけて大阪クリスチャンセンターを会場に秋季教師検定試験が行われた。新型コロナウイルス感染症問題もあり、秋季試験が対面で全て行われたのは春に続き4年ぶりとなる。
感染対策として手指の消毒用アルコールを設置、マスクは自由としたが、着用して受験する者が多かった。
検定試験は礼拝から始まる。清藤淳委員長が正教師検定試験の釈義・説教テキストであったヨハネによる福音書19章1節以下から「この人を見よ」と御言葉の役者(えきしゃ)として教会に仕える伝道者への委託と励ましを取り次いだ。その後、午前午後と筆記試験が行われ、一日目の日程を終えた。受験者は補教師9名、正教師34名であった。この数字は前年度の秋季教師検定試験の受験者が補教師12名、正教師39名、転入1名であったことを思うと、単純計算で9名減、コロナ前の201……
【5005・06号】メッセージ(1面)
【5005・06号】お知らせ・教師検定試験公告(1・2面)
【5005・06号】若者と共に祈り、共に働き、共に歩む(2面)
【5005・06号】▼教区青年担当者会・教育委員会▲(3面)
【5005・06号】第56回「敗戦の日・追悼と、平和を求める集会」(3面)
【5005・06号】教区議長コラム(3面)
【5005・06号】事務局報、お詫び・訂正(3面)
【5005・06号】伝道のともしび(4面)
【5005・06号】第33回全国キリスト教学校人権教育セミナー(4面)
【5005・06号】人ひととき(4面)
【5005・06号】いつも初めて新しく(4面)
……
いつも初めて新しく
教会で初めて礼拝するのは勇気がいることだと思う。他教派で2階席を出入り自由、私の表現ではチラ見席にした教会がある。終わりまでいてもいいし、通過するだけでもいい。礼拝の雰囲気だけでも体験してまた来てほしいと願ってのことだ。
そんな話を挨拶に伺った宣教研究所委員会でお話ししたところ、委員で伊東教会の上田彰牧師が教団ホームページ・公式ユーチューブに掲載する8月の「今月のメッセージ」で教会の外から録画を始め、会堂内に入る形にしてくださった。笑顔で手を振り迎える教会の方々の姿もあり、そのままメッセージに聴き入った。アバター(分身)で参加するメタバース(仮想空間)教会も一つの可能性だ。いつか神さまが現実の教会に本人を導かれることを信じているので入口は色々工夫されてもよいと考える。
「老いるとは初めてが少なくなっていくこと」と言った人がいる。信仰者にはピンとこない。日々聖……
イエスさまと共に
堅田教会員
松本雅代さん
松本さんは、京都市内の更生保護施設で社会福祉士・精神保健福祉士として働く。「弱い者の砦」、「貧しい者の砦」(イザヤ書25章4節)のような働きができるようにと祈りつつ務め始めた。定員20名の小さな施設で、覚せい剤で捕まった人、万引き窃盗・詐欺の人の他、殺人や放火などの罪を犯した人もいる。
職員が刑務所に出向き、面接を行った上で、施設への入所が決まる。松本さんは「面接する人皆を受け容れたくて、「『連れて帰ります』と言っては、自らを窮地に陥れている」という。「小さくされた者とどう接するのか神さまは試みておられるのではないか」との問いがあるのだそうだ。
施設では「こんな私ら」という言葉がよく使われる。松本さんは決まって「私はしぶしぶ働いているのと違うんよ。あんたたちの役に立ちたくてここに来たんよ」と答える。寮生たちは、照れ臭そうに「松……
「小さな声をききとり、ネットワークでつながろう」
8月16〜18日、「いのち・平和・人権〜小さな声をききとり、ネットワークでつながろう」をテーマに第33回全国キリスト教学校人権教育セミナーが東京で開催され、約70名が参加した(オンライン含む)。
1990年にNCCのよびかけで「解放教育交流集会」として始まり、その後カトリックを含む超教派の「全国キリスト教学校人権教育研究協議会」によるセミナーに発展してきた。当初から教団部落解放センターが関わり、現在では教団在日韓国・朝鮮人連帯特設委員会も賛同団体に加わっている。
今回、一日目には5つのコースのフィールドワークが設定された。筆者は「高麗博物館/文化センターアリラン」の見学に参加したが、関東大震災百年を期に当時の朝鮮人虐殺事件に関する展示がなされていて、次々に来館者が訪れていた。
二日目、青山学院短期大学礼拝堂で……
伝道の原点を生きる−再建された教会と幼稚園
学校法人峡南学園理事長・巨摩教会牧師
徳田 隆二
昨年本園は創立90周年の節目を迎えました。
本園の在る富士川町は2010年3月、増穂町と鰍沢町が合併して発足した人口1万4400人の町です。教会と幼稚園は旧増穂町で誕生しましたが、福音伝道は先に鰍沢町で開始されています。「甲府教会百年誌」や新堀邦司著「愛−わがプレリュード」から鰍沢伝道の様子を知ることが出来ます。「大正13年頃鰍沢に日本メソジスト教会の出張講義所があり宣教師W・O・フライヤーが鈴木良四郎伝道師をアシスタントに伝道、牧会の責任を負っていた」と記しています。フライヤーが帰国した後G・E・バットが来峡してフライヤーの任務を継承していますが、バットが東京に帰った後の鰍沢伝道は結果が得られず「宗教的に無理解だった家主のため追立てを食はされたのだつた。幾人かの信者……
廣瀬隆司(無任所教師)
23年3月6日逝去、58歳。兵庫県生まれ。87年関西学院大学卒業。88年より09年まで徳島北教会を牧会。遺族は妻・廣瀬恭子さん。
岩本二郎(隠退教師)
23年8月7日逝去、91歳。兵庫県生まれ。61年同志社大学大学院修了、同年より姫路和光、美祢、岩国、長野県町、気賀教会を牧会し、10年隠退。遺族は妻・岩本稔子さん。
日野長臣(隠退教師)
23年8月27日逝去、83歳。福岡県生まれ。71年東京神学大学大学院修了。73年よりみぎわ(現清瀬みぎわ)、黒石、成田教会を牧会し、15年隠退。遺族は妻・日野てつゑさん。
蔀 雅二(隠退教師)
23年8月13日逝去、66歳。北海道生まれ。88年東京神学大学大学院修了、同年より南国、士別、和寒、鷹巣教会を牧会し、20年隠退。遺族は妻・蔀美喜子さん。
竹井祐吉(隠退教師)
23年8月19日逝去……
小さいからこそ
東中国教区議長 服部 修
東中国教区は教団の中では沖縄教区に次ぐ小さな教区である。地域的には鳥取県・岡山県だけだが、移動となるとそこそこ大変な地域。だから交通費は小さな教区の会計ではそれなりの負担となっていた。その点に限れば、コロナ禍はリモートでの委員会がメインとなることによって会計的負担の軽減にはなった。一方、リモート中心だけで良いのか、これからどのような形を目指すのが教区にふさわしいのか、という課題も生じ、そこから将来に向けて何が出来るかを議論するようになった。その中で気づかされたことは、小さいから何もできない、ではなく、小さいからこそできることがある、という恵み。小さいなら小さいなりに機動力を発揮することが可能になる。
今年度の総会後、いくつかのチームを立ち上げ、その機動性を活かそうとの動きが始まった。大きな集会を計画し実行することも重要だが、それだけが教区……