インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5015号】西日本5教区合同宣教研究協議会(2面)

2024年3月9日

「東中国教区の4本柱」として発題

 

 1月29日から30日にかけて、第58回西日本5教区合同宣教研究協議会が蕃山町教会で行われた。コロナ禍の影響で2020年以来、4年ぶりの開催となった今回の協議会は、東中国教区、西中国教区、九州教区の宣教研究または教師部の委員会の代表者、教団から宣教研究所委員会委員長の参加があった。
 廣田崇示東中国教区教師部委員長による開会礼拝に続き、服部修東中国教区総会議長から発題がなされた。テーマは「東中国教区の4本柱」と題し、第72回東中国教区定期教区総会において承認された「将来的東中国教区宣教に関する件」の骨子となる4つの取り組みについて、提案に至るまでの経緯、現段階における取り組みの現状、将来においての宣教活動の展望が語られた。
 宣教の4つの骨子とは①オンラインによる宣教活動をサポートするチームの編成、②教会会堂、敷地内の整備をサポートするチームの編成、③宣教研究を担う部署の設置、④委員会全体を通して予算をサポートする部署の設置、の4つである。高齢化、過疎化が進む中にある、また「通過教区」となり教師の定着が難しいという声が挙がる東中国教区各教会を支えていくため、それぞれの教会が繋がり、有機的に宣教活動していく可能性を見出すものとして総会にて提案された。現在①、②が活動している状態であり、今後③、④を始動させていく方針であり、今後数年以内良い知らせを報告できるものとしたいと説明があった。
 また各教区からの宣教課題の発題、活動報告が行われた。今回は残念ながら参加の叶わなかった教区からも文書において活動報告あり、委員長の代読によって報告された。また現在の宣教活動について宣教研究所委員会の寺田信一委員長より報告がなされた。協議会終了後、二日目は参加者有志で瀬戸内市にあるハンセン病療養所内にたてられた光明園家族教会を見学した。

(加藤 隆報)

教団新報
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan