【4886・87号】誰も追い込まれることのない社会を

 今年、秋田いのちの電話は開局20周年を迎えた。超教派のキリスト者を中心として勉強会を始め、全国で44番目となる秋田いのちの電話を立ち上げ、緊張の内に最初の電話を受けたのが1998年3月末のことであった。この20年間で自殺(自死)に関わる諸事情は大きく変化した。何よりも自殺(自死)者数が大きく減少したことは本当に喜ばしいことである。しかし、自殺(自死)者がいなくなったわけではない。相談電話の受け付け件数も、連日、すべてを受け付けることができないほどの数である。また、自殺(自死)に対する意識や予防・対策といったことも大きく変わった。特に2007年に「自殺総合対策大綱」が策定され、そこに、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指す」と明記されたことは画期的なことであった。自殺(自死)は追い込まれた死であるということである。今日、病気、生活の困窮、人間関係の悩み、孤独などを抱え、生きづらさへと追い込まれている人が多くいる。私たちの社会は、そのような人たちを追い込んでいる社会なのである。

 主イエスは、「悪霊によって荒野に追いやられていた」(ルカ8・29新改訳)人のところへと出向いて行かれた。そのように、キリストの体なる教会も、この社会において追いやられ、追い込まれている人に福音を届ける働きを担うものでありたい。
(教団総会書記 雲然俊美)

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