【4886・87号】人ひととき 尾崎 七郎さん 神は万事を益として下さる

 20代に入ってすぐに肺結核を患い、結核療養所に入った。2年間の療養中に看護師として働いていた夫人との出会いが与えられ、アドバイスによって片肺の一部を切除、死を直感させられるような症状から回復し、数か月後に無事退院した。

 療養所内に野百合会という聖書研究会があり、そこに顔を出していたが、近永教会員である婦人の熱心な誘いによって教会へ通うようになった。会堂ができたのを機に洗礼を受け、以後近永教会の信徒として過ごす。結婚式も新会堂第1号であった。

 大病を患いながら、妻も仕事も家も信仰その他、全てが与えられた。神に従う者には万事を益としてくださる、そのことを共に喜びたい。

 病からの回復後、町役場に勤めた。仕事に夢中で礼拝がおろそかになった時期もあったが、「神が私の味方であって、誰が私に敵対できようか」(ローマ8・31)を信念に、正しいことのためには嫌われ役も引き受け、誠実に務めを果たした。役場勤めのおかげで、会議の進め方、予算の組み方、広報誌の書き方など、小さな教会でも大変に役立っている。

 退職後は親戚から任された畑で野菜を育てたり、今は引退したがクラリネットを演奏したり、グラウンドゴルフなどで体を動かしつつ、何よりも礼拝で御言葉を聴くことを楽しみとしている。今の時代、若い人たちへの伝道も大切だが、若い人よりも高齢者に、言い方は悪いが死ぬ前に神を知ってほしいと思う。教会学校も大切だが、地域的にも高齢者伝道に期待している。

 「とにかく説教が楽しみです。だからこそ、牧師には説教に専念してほしい。他のことは信徒がやります。牧師は忙しすぎませんか」。御言葉に生きる信徒の願い、祈りである。

1935年生まれ。愛媛・近永出身。7人兄弟の末っ子。近永教会員。

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