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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4903号】第41総会期第3回(臨時)常議員会 伝道推進基本方針改訂を決定

2019年6月1日
 第3回常議員会(臨時)が4月15日に行われ、主に「教団伝道推進・機構改定に関する件」を審議した。  教団伝道対策検討委員会からの三つの提案、⑴教団伝道推進基本方針の改訂、⑵基本方針の展開、⑶教団機構改定を承認し、19年度教区総会の開催に向けて各教区に送付することが提案された。  「基本方針の改訂」では、宗教改革500周年を踏まえた文言となっている箇所の改訂が提案された。  「基本方針の展開」では、基本方針が提示する三つの運動の具体的な展開が提案された。「祈祷運動」では、伝道推進日を知らせ、ポスター、チラシを送付すること、「信徒運動」においては、信徒養成のための学びの機会をもつことを呼びかけ、講師を派遣すること、「献金運動」においては、伝道推進日に覚えた教会のために、「全国伝道推進献金」を呼びかけること等が挙げられた。  「機構改定」では、40総会期にまとめられた、……

【4903号】▼教師委員会▲ 新任・中堅教師研修を計画準備

 41総会期第1回教師委員会が、4月5日、教団会議室にて開催された。委員の交代もあり初めての顔合わせとなったのでお互いの短い挨拶を交わしてはじめた。  招集者である古旗誠を委員長に選出し、書記には上原智加子を選んだ。その他、今期の委員には日下部克彦、菅根信彦、髙橋潤、松木田博、原田のぞみが選任された。  今総会期の委員会開催日程(4回)を決めた後、前総会期委員会の申し送り事項について確認をした。  今回の委員会では、新任教師オリエンテーションと教師継続教育研修会の準備をした。  新任教師オリエンテーションは、19年6月10〜12日、ハートピア熱海で開催する。参加者は、18年秋、19年春受験合格者等新任教師と前回・前々回欠席者を含め、教団三役、神学校教師でおよそ55〜65名の参加を予定している。3日間にわたる集会は、新任教師にとって神学校の違いを超えて教職間のよき出会……

【4903号】▼宣教研究所委員会▲ 今総会期研究テーマを協議

 第41総会期第1回宣教研究所委員会が4月12日に教団小会議室において、秋山徹総幹事、道家紀一担当幹事陪席のもとで開催された。委員の構成は、岡本知之(招集者)、熊江秀一、小林光、柴田彰、高橋和人、寺田信一、長山道の7名である。各委員が短く自己紹介をした後に、宣教研究所の任務の確認を岡本委員が冊子『宣教研究所50年の歩みと今後』に基づいて行った。本委員会の任務は、①宣教に関する研究のテーマを定める。②そのテーマに相応しい研究チームを組織する。③研究チームの報告をまとめて教団の宣教のために役立ててもらう。以上を確認した。  次に組織について協議し、委員長に岡本知之、書記に小林光を選任した。岡本委員長より、初回の委員会なので自由協議にしたいとの提案がなされ、前総会期委員会からの申し送り事項(教会と付属施設の関係、同時代研究)を踏まえつつ、今総会期のテーマを定めるために、現在関心のある事柄を……

【4903号】教団伝道推進基本方針

「イエスは、近寄って来て言われた。『わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。』」 (マタイによる福音書28章18〜20節) 1. 祈祷運動 −共に祈ろう− 主の伝道命令に従い、500年を経た宗教改革の信仰を受け継ぎ、罪の悔い改めと救いの感謝の祈りをささげるために「日本伝道の推進を祈る日」(毎月第3主日)を設けて共に祈りを合わせる。 2. 信徒運動 −共に伝えよう− 礼拝において聖霊の力を受け、聖書を読み、熱心に祈り、喜びをもって主の恵みを証しし、キリストの十字架による罪のゆるしの福音を宣べ伝える信徒として共に成長することを目指す。 3. 献金運動 ……

【4903号】▼教師養成制度検討委員会▲ 「二種教職制」検討、委員会としては終了

 41総会期教師養成制度検討委員会第1回(1月11日)、第2回(3月1日)、第3回(4月22日)が開催された。委員長・菅原力、書記・東野尚志、委員・石橋秀雄、岡本知之、古旗誠、協力委員・小宮山剛。  当委員会の役割と課題は、常議員会のもとに置かれた(常設ではない)委員会として、神学校との協議を継続し、教師養成の課題と内容を整えて行くと共に、教師の生涯教育としての継続教育充実のため、関係委員会と協力することにある。  特に今総会期は、教師養成制度検討会議による「答申書」(2014年2月3日)をもとにして、その具体化を求めて行くことと、神学校との協議を進めながら、教師養成についての具体的な要請を提示できるよう準備することを確認した。以下、その取り組みを記す。  ⑴教団立神学校との協議を継続する中で、信仰告白と教憲に立つ公同教会としての在り方を求め、その形成の道筋について協議し……

【4903号】事務局報

菅沼英二氏(無任所教師)  19年3月24日逝去、87歳。愛知県生まれ。57年東京神学大学大学院卒業。同年より甲子園、中野桃園教会を牧会し、酪農学園に務める。遺族は妻・菅沼祥子さん。   青佐春見氏(犬飼教会主任担任教師)  19年4月11日逝去、69歳。福岡県生まれ。04年東京神学大学大学院卒業。同年より犬飼教会を牧会。遺族は妻・青佐都美さん。   指宿文一氏(隠退教師)  19年4月18日逝去、92歳。鹿児島県生まれ。62年関西学院大学大学院卒業。59年より伏見、甲子園、国分教会を牧会し、99年隠退。遺族は妻・指宿明子さん。   小林 宥氏(隠退教師)  19年5月4日逝去、85歳。愛媛県生まれ。60年日本聖書神学校卒業。同年より西千葉、むさし小山教会を牧会し、99年隠退。遺族は妻・小林知子さん。 &nbs……

【4903号】♦2019年宣教師会議♦ 山梨・清里にて開催

 今年の宣教師会議は3月25〜28日、山梨県清里にある清泉寮を会場にして行われた。今回は初めてのケースとして前半の二泊三日は通常のスタイルで行い42名の出席。後半の一泊二日は韓国から派遣された宣教師と派遣元の担当者を対象に17名の出席であった。  前半のハイライトは参加者を6グループに分け、①中学1、2年生にどのように説教するか?②青年をいかに教会に招くか?③教会で期待される宣教師像、④今教会で話題にすべきこと、⑤教会の宣教のための企画について、⑥日本人に伝道する難しさ、等について協議した。  二日目の午前は広い敷地を持ち、清里の豊かな自然に囲まれている清泉寮の提供するプログラムに参加した。参加者を3つのグループに分け、第一のグループは酪農体験の中のバター作りを経験した。第二のグループはレンジャー(自然案内人)のガイドにより、安全に森の中の散歩を楽しんだ。第三のグループはポール……

【4903号】人ひととき 笹尾 光さん み言葉の光を掲げつつ

 「光〈ひかる〉という名は、聖書から取られました」と語る笹尾光さん。キリスト者4代目、祖父には、哲学者であり、東北学院、明治学院で教鞭を執り、横浜共立学園の5代目、日本人初の校長を務めた笹尾粂太郎氏がいる。  大学卒業後、1979年、日本テレビ放送網に入社。報道記者を経て、番組制作に携わる。11 PM、24時間テレビ、ズムサタ等、テレビの全盛期を象徴するような番組に関わった。番組の企画を決め、視聴率につながるように配置する「編成」を担った時には、三つの時間帯(全日、プライム、ゴールデン)において視聴率トップを取る三冠王を達成。その後、マーケティング部長、アナウンス部長、ライツ・考査責任者、BS日テレ取締役を経て、2016年に退社した。  母が召された後に、両親が在籍していた横浜指路教会で受洗。本格的に教会生活を始めた。礼拝に通いはじめて、「聖書をみ言葉として聞く」体験を与えられ……

【4903号】躓きの石橋

 今年の神学校の卒業式の祝辞で「信徒とは闘わない、信徒は裁かない、信徒には負けても構わない、礼拝で慰められ、礼拝で整えられる、説教に集中すること」と語った。このことを私も肝に銘じているので越谷教会では温厚だ。  しかし、教会で「私は温厚だ」と叫んでも誰も信じてくれないのが悔しい。  教団の仕事で3月末、清里で開催される「宣教師会議」に出席するため高速道路を走っていたら、副牧師から電話が入った。ハンズフリーで車の中で話すことができる。「次週の説教予告を週報でするので、至急聖書の箇所と説教題を知らせて欲しい」とのことだった。  次のドライブインに入り、聖書を出して読んだ。ローマ書の連続説教で、説教題は、その聖書の箇所から決めることにしている。説教題を9章33節の御言葉から「つまずきの石」と決めて副牧師に電話した。  聖書箇所を伝えたのち、私「説教題は『つまずきの石』だよ……

【4901・02号】イースターメッセージ イエス様は、復活してくださいました 岡本拓也

2019年4月27日
しかし、兄は父親に言った。「このとおり、わたしは何年もお父さんに仕えています。言いつけに背いたことは一度もありません。それなのに、わたしが友達と宴会をするために、子山羊一匹すらくれなかったではありませんか。ところが、あなたのあの息子が、娼婦どもと一緒にあなたの身上を食いつぶして帰って来ると、肥えた子牛を屠っておやりになる。」すると、父親は言った。「子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。」 《ルカによる福音書 15章29~32節》 生と死を考える春  イースターの喜びを申し上げます。寒かった冬が終わり、陽の光に力強さが感じられる春、草花が緑を増し、鳥のさえずりや花の香りにも生命の躍動を感じます。  生命が繋がっていくことと、……
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