茨城地区とGMIM(ミナハサ福音キリスト教会)教会との新年合同礼拝が、1月13日、日立教会で行われた。GMIMの2教会(大洗ナザレ教会、新大洗ベツレヘム教会)を含め9教会から83名が出席した。
礼拝において、飯塚拓也牧師(竜ヶ崎教会)が「召使たちは知っていた」と題し、ヨハネによる福音書第2章1〜11節から説教した。
飯塚牧師は、冒頭、第41回教団総会で「ミナハサ福音キリスト教会との宣教協約に関する件」が可決されたことの意義に触れ、「昨年、大洗ナザレ教会に赴任したペトラ牧師とジュリタ牧師が、日本基督教団の宣教師として招聘されたことは大きなことだった」と述べた。また、GMIM2教会が大洗に根付き、日本で生まれ育った子どもたちへの信仰の継承が課題となっていることに触れ、「茨城宣教のパートナーであることを確認したい」と語った。
また、「カナの婚礼」の物語から、「喜び」を現すぶどう酒が足りなくなる中、主イエスが水をぶどう酒に変えてくださったように、「2020年、何が起こるか分からないが、主イエスは、大きな喜びを用意してくださっている」と述べた。更に、婚礼の世話役は何が起こったのか分からなかったのに対し、主に従った召し使いたちは、ぶどう酒(喜び)がどこから来たのか知っていたことを指摘し、「私たちも召し使いとなり、茨城の地に主イエスの喜びを溢れさせよう」と語った。
礼拝では、インドネシアの讃美歌を共に讃美した他、大洗ナザレ教会、新大洗ベツレヘム教会、竜ヶ崎教会の子どもたちがそれぞれに讃美をし、それに触発される形で、茨城地区の信徒たちが讃美を捧げた。(新報編集部報)