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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4948・49号】各教区総会開催予定のお知らせ

2021年4月24日
◎北 海 5月28〜29日、会場分散・オンライン ◎奥 羽 書面開催検討中 ◎東 北 書面 ◎関 東 書面 ◎東 京 書面 ◎西東京 書面 ◎神奈川 6月25〜26日、清水ヶ丘教会 ◎東 海 5月25日13時〜26日15時、池の平ホテル ◎中 部 書面 ◎京 都 書面開催検討中 ◎大 阪 書面表決検討中 ◎兵 庫 書面 ◎東中国 書面 ◎西中国 書面 ◎四 国 書面 ◎九 州 書面 ◎沖 縄 6月27日16時30分〜19時、沖縄キリスト教センター

【4948・49号】社会委員会 28団体に一件につき10万円を支援

第8回社会委員会は、3月18日にオンライン会議として開催した。前回(1月26日開催)において、コロナ禍で行政支援の行き届かない困難のある方々に対する支援活動をしている団体を教団として支援することを可決し、各教区に紹介してもらう期限を3月15日に定めたことにより、実務を進めるために短期間での委員会開催となった。 金子直子委員による開会礼拝の後、前回議事録を承認して協議に入った。まず、今般の支援に関して中部教区社会部より意見書が届いていることについて、これに対して社会委員会として返答するために秋山徹総幹事を交えて協議した。コロナ禍をひとつの災害として捉え支援を行う、というこれまでにない形を提示したことで充分に意図や枠組みが伝わっておらず、受けとめかたに相違があることから、その点の説明を含む文書を整え、返答することとした。 次に、10教区から紹介された支援活動団体28件について、その働きを確……

【4948・49号】イースター メッセージ わたしたちの物語としての復活 ヨハネによる福音書20章24節〜29節 中道 基夫

復活の証言を通して この聖書箇所の最後の言葉「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである」は、せっかくトマスが「わたしの主、わたしの神よ」と告白したことに対してあまりにも厳しすぎる言葉のように思います。そこまで高いレベルの信仰を求められるのかと尻込みしたくなります。 しかしながら、初期キリスト教会の宣教、さらに現代のわたしたちを考えるならば、むしろこの言葉はわたしたちを宣教へと誘う約束と励ましの言葉として聞くことができるのではないでしょうか。 この言葉を少し訳し変えるならば、「あなたは今わたしを見たので信じましたね。しかし、これからあなたたちはわたしを見せることなく復活を証言する宣教に赴かなければなりません。そのあなたがたの証言をもとにわたしを信じる人たちは幸いです」と言えるのではないでしょうか。 わたしたちもイエスを目の前に示して人々を信仰に導ければどれほどいい……

【4948・49号】託されたタラントン 秋山徹総幹事

新年度が始まりました。新型コロナウイルスの世界的な感染の広がりは一向に終わる見込みはなく、勢いを強めさえしています。教団事務局の働きもこれによって大きく変わり、各委員会参加者の日程や宿泊、旅費などの調整や手配の仕事は、オンライン会議のための準備や日当の算定や書類の送付といった業務になっています。各教会の日常の働きも、事態の対応に即して懸命の工夫を重ねていることと思います。 このようなときに、思いがけない献金が教団に献げられました。東京の新生教会の会員であられた石井和子さんという方の遺産5千万円が教団の「将来のために」との志をもって献げられたのです。石井さんは昨年9月21日に90歳の生涯を終えて召されましたが、生前よりその意思を公正証書によって公にし、牧師に託しておられましたので、遺言を執行すべく牧師と親しかった遺された友人とが共に教団を訪れてくださいました。石井さんは生前TBS放送の第1……

【4948・49号】人ひととき 相原 孝至さん

神を賛美する民の一員として 相原 孝至さん 小学校高学年の頃、満州から日本に引き揚げる際に多くの乳呑児が死んでいった厳しい状況を両親から知らされ、子どもながらに、当事者であった自分自身がその一人であったかもしれないと思い、初めて自らの死を自覚した。 両親は文房具店を営んでいた。それは偶然にも深町正勝牧師(当時)が牧する静岡教会の目の前であった。信仰への道は不思議な仕方で確かに備えられていた。 高校生になると自我に目覚め、人間とは何かと繰り返し問う日々となった。そこで静岡教会に飛び込んでみた。高校生会が盛んだったこともあり、すぐに教会に馴染んだ。大学進学で上京する前に、主イエスを救い主と信じ、洗礼を受けた。 大学卒業後、宇都宮市にある会社に就職。宇都宮教会に通い始めて、そこで青年会を通して出会った道子さんと結婚。二男一女に恵まれた。 航空機製造の品質管理や生産技術部門での勤務は激……

【4948・49号】牧会者とその家族のための相談室委員会 コロナ禍による影響を踏まえつつ

コロナ禍による影響を踏まえつつ 第7回目の牧会者とその家族のための相談室委員会は、オンライン会議で、3月18日に行われた。前回の7月の委員会から約9ヶ月期間が空いたので、その間にあった相談電話や、新型コロナウイルスによって暫定的に始められたメールでの相談についてのミーティングを行い、その後委員会を行った。 電話相談も一定の件数で推移し、内容も重要且つ深刻な内容を含むものが多く見られるようになってきた。牧会者とその家族ならではの複雑な牧会上の問題を取り扱うため、相談員と委員長を始めとする委員との連携とケアがこれまで以上に重要になってきている。 ミーティングについては相談員のケアを考えると集まって行うことが一番良いのであるが、現在のコロナ禍の状況では難しいので、オンライン会議で補うようにしている。幸い、オンライン会議を重ねる毎に、相談員の皆さんが慣れてきて対応出来るようになってきている。……

【4946・47号】教務教師の声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年3月27日
「間」がある「協育」が「未来」を育む 木村 良己 《同志社中学校・高等学校》 「明石家さんまはテレビに出ずっぱりだけど、今の子どもには『さんま』がない」と言われて久しい。勉強勉強!で「時間」がない、遊びたくっても「空間」がない、競争競争!で「仲間」がいない。そんな「時間・空間・仲間」という「さんま(三間)」に「手間」を加え、「未来」を生きる生徒たちが勝手に育つ環境を整えておくことが教育者の使命であると考え、十字架の元に力を合わせる「協育(きょういく)」に携わってきた。「間」が抜けていない触れあい、集い、楽しみ、学びに制限が加えられ、「距離」という規範が生じて、フィジカルディスタンスに配慮しながらの現実に直面している。 思えば一年前、学年末試験のさなか急遽休校となり、オンライン授業の日々が続いた。生徒全員がi-Padを備えていたとはいえ、チョークと黒板での対面授業をメインにしてきた者に……

【4946・47号】伝道報告 児童養護施設堀川愛生園について

児童養護施設堀川愛生園について 社会福祉法人堀川愛生園 施設長 伊藤 信彦 堀川愛生園の創立は1945年に遡る。三崎町教会の牧師であった山北多喜彦先生が3月の東京大空襲により親を失い、住む家を失った子どもたちが安心、安全に暮らせるようにと、賀川豊彦先生と共に福島県の県南地域東白川郡棚倉町堀川(ほっかわ)の山林に東京で保護した子どもたちと生活するための場所を得る。そこに、教団を通して紹介された初代園長となる神戸周平氏とその家族、三崎町教会の女子青年有志が参加し、同年10月より子どもたちとの生活が始まった。と言っても、材木を切り出す山林の一角に掘立小屋を建てての生活は苦難の連続であったと記録されている。創立から数年後に、後に北海道家庭学校の働きもされた谷昌恒氏も加わり、1948年に児童福祉法に基づく児童養護施設として国の認可を受け、1951年に現在の丸内に移転する。愛生園は創立以来、棚倉町……

【4946・47号】信仰告白、教憲・教規に基づく教師論を言葉に

「日本基督教団の教師論」承認に至る経緯 教師養成制度検討委員長 菅原 力 37総会期第3回常議員会(2011年7月開催)は、議長提案により「教師養成制度検討会議」を設置した。検討会議の設置は、日本基督教団における教師養成制度について、これまでの歩みを振り返り、教団の教師養成の現状と課題を検討し、将来の教師養成に向けて提言を作成することを目的としてのことであった。同検討会議は2総会期にわたり検討を重ね、「答申書」としてまとめ、常議員会に提出した。答申書を受け、39総会期第1回常議員会(2014年11月開催)は答申書の具体化を進めるべく「教師養成制度検討委員会」の設置を可決した。同委員会は、答申書に基づく議論を深めるとともに、教団関係神学校を訪問し、教団の教師養成に関する協議を重ねた。神学校との協議の中で同委員会が受けとめてきたことの一つは、教団は教団立神学校および認可神学校に対して、どの……

【4946・47号】人ひととき 廣田雅子さん

主の山に備えあり 廣田雅子さん 現在、教会付属幼稚園の園長としての働き場を与えられ、毎日子どもたちと楽しい日々を過ごしている。 クリスチャンホームではなかったが、都内のキリスト教主義の小学校に入学したことが、キリスト教との出会いであった。 4年時に都内から千葉県八千代市に転居。公立小学校に転校した。ほどなくして公立小学校の生活の中でキリスト教への飢えを感じ、自ら八千代台教会に電話をし、教会に通うようになったのが教会生活の始まりであった。また、そのころからクリスチャンホームへの憧れを抱き、キリスト教主義小学校で働くことを夢見るようになる。 受洗前から自信満々に教会学校の手伝いをしていたが、奉仕する中でその自信が打ち砕かれていく。自分は神さまの助けなしには何もできない者である自覚が生まれ、高2で洗礼を受けた。 その後の教会生活はいたって順調だったが、大学卒業後就職したのは地元の公立……
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