東北教区「戒規適用申請」認定せず
第14回教師委員会は、1月28日、オンラインで開催した。出席者は、委員7名と道家紀一総務幹事、担当職員。
前回議事録承認後、事務局より「教団機構改定に関する協議会」について報告がなされ、機構改定で教師委員会は管轄が伝道局から外れて総幹事の下にある教務局に入るが内容には変更はないとの説明があった。また委員会会計中間報告がなされた。
2022年度新任教師オリエンテーションについて以下の内容を決定した。昨年同様、新年度も新型コロナ感染症のため宿泊を伴う開催は困難と判断し、参加者全員がオンラインでの開催とする。日時は2022年6月13日(月)〜14日(火)。主題は「伝道を担う教団の教師」とし、教団の「教師論」を踏まえた上で講演Ⅰを石橋秀雄議長に、講演Ⅱを秋山徹総幹事に依頼する。特別講師としては、昨年好評であった戸田奈都子牧師(川内教会)に牧会講話を依頼する。また詳しいプログラムの内容と時間配分、その他の担当については、次回委員会で取り扱うこととする。
懸案事項として東北教区常置委員会から申請されていた「戒規適用申請」を受けて、教師委員会では調査委員会を立ち上げ、東北教区議長と教会関係者・当該教師等から聞き取りをしてきた。調査委員会は、本件が係争中でもあることを踏まえながら、中立を保って慎重に調査を進めた。その調査委員会がまとめた報告を受けて、教師委員会としても時間をかけて協議を重ね、審議した結果、当該教師に対する戒規を認定しないことを決定した。またこの結果を、教師委員長が概要を付けて東北教区議長宛てに文書にて伝えることを確認した。(上原智加子報)