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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4603号】宣教師からの声

2006年5月27日
互いに近づき、神へと近づく ユージン・ホール (合同メソジスト教会派遣宣教師) テサロニケの信徒への手紙一2章8節「わたしたちはあなたがたをいとおしく思っていたので、神の福音を伝えるばかりでなく、自分の命さえ喜んで与えたいと願ったほどです。あなたがたはわたしたちにとって愛する者となったからです」。 ◇◇ 三年前、妻と私がシアトルから新潟に来た時、私たちはひとつの望みをもっていました。若い人たちにキリスト教を伝えることでした。 新潟市は人口八〇万人以上。十三歳から二二歳の青年はおよそ七万五千人。実際にイエス・キリストの福音の素晴らしさをまだ聞いたことのない、若者たちです。私たちはここでは唯一の日本基督教団の宣教師ですが、神の国のために、自身の賜物を喜んで用いる数人の友がいます。 教会学校のプログラムが継続されている一方で、教会の若者との関わりに身を捧げる宣教や、教会に行って……

【4603号】消息

藤波良也氏(毛呂教会牧師) 昨年一二月二〇日、逝去。六九歳。東京都に生まれる。一九六四年青山学院大学大学院修了後、尾道吉和教会に赴任。六五年から毛呂教会を牧会した。遺族は妻の陽子さん。 石川孝司氏(宿河原教会牧師) 三月一九日、逝去。七二歳。東京都に生まれる。一九六七年日本聖書神学校卒業後、宿河原教会に赴任し、牧会した。遺族は妻の兼子さん。 左近節子氏(隠退教師) 三月二四日、逝去。八一歳。東京都に生まれる。一九五六年東京神学大学大学院修士課程修了。五五年から八三年まで横浜共立学園に教務教師として奉職し、隠退した。遺族は養女の和子さん。 大庭昭博氏(青山学院大学教務教師) 四月三日、逝去。五八歳。福岡県に生まれる。一九七五年青山学院大学神学科卒業、七九年立教大学大学院修了後、碧南教会に赴任。その後早稲田教会、佐世保教会を経て、九七年から青山学院大学に教務教……

【4603号】訂正

四六〇一・〇二号四面、人ひととき欄、「多摩全生園」を「多磨全生園」、「ライ予防法」を「らい予防法」、「神山複生病院」を「神山復生病院」にお詫びして訂正いたします。

【4603号】教区コラム 西中国教区

顔が見える連帯 高橋敏通 都市部の教会から転任してきた教師に、時々「西中国教区ではきめ細かい連帯がなされていますね」と変に感心される。しかしそれは何も当教区だけのことではなく、他の地方教区でも同じであろう。歴史的に地域のつながりを大切にしてきたからであり、またそうせずにはいられなかったという面もある。 当教区では教職謝儀互助制度をはじめ、会堂建築資金、教会伝道活動援助金など、さまざまな財政面での連帯を行っている。特に発足させて十五年余になる教職謝儀互助制度は、信徒・教職が各々献金を出し合い、それに一般会計からも資金を繰り出して運営している。昨年度の献金は目標額に対して一一〇%の達成率であった。自ら属する教会も決して楽ではないのに、さらに教区内諸教会を覚えて、毎年このような献金をささげられていることに、長年関係してきた者として感動すら覚えている。こうした献金運動は、それをどのように……

【4603号】発題・講演を通じて学びを深める 第三回障害者差別問題小委員会

第34総会期第三回障害者差別問題小委員会が、教団会議室にて四月十七、十八日に行われた。 開会礼拝では、田中文宏委員が、コリント一12章1〜10節より「主の答えは、パウロが求めたものではなかったが、祈りの中で、肉体のとげが十字架の恵みへと導かれた。神によって我々の弱さが用いられる。弱さを誇ると言うよりも、弱さを通して現される神の恵みを誇る」というメッセージが語られた。 前回記録承認、第三、四回宣教委員会報告、「かがやけともに」の発行、「障害者差別問題と取り組む活動者全国交流会」への献金状況が、それぞれ資料に基づいて行われた。 「障害者自立支援法」(四月施行)及び当該法律の問題点などについて、長尾邦弘委員より発題があった。今後、変遷が予想されるので、状況に応じて課題とすることとした。 データーベースについては、各委員が可能な範囲で収集することとなっていたが、個人情報保護法などにより問題……

【4603号】宣教協力実質化は信頼関係構築から 在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会

在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が三月二二日から二三日にかけて、「両教会の宣教課題と宣教協力」とのテーマのもとに山梨県の石和で開催された。宣教協力委員会は毎年開催されており、今回で第四二回となる。両教団の役職(在日大韓基督教会五名、日本基督教団八名)が集い、宣教の課題を協議するのである。開催のお世話役は交互にしており、今回は在日大韓基督教会が担当している。 開会礼拝では李聖雨総会長が創世記26章のイサクの井戸掘りから、与える余裕を示し、「在日大韓基督教会は日本基督教団から多くを与えられていたが、いまや与える教会になろうとしている。余裕とは多くあるというのではなく、共に生きようとする姿勢である。そのことで神の前に有益な教団となることができる」とメッセージを述べた。 第一日目の夜は三月に神戸で開催された宣教方策会議について岩﨑隆宣教委員長が報告を行った。続いて山北宣久議長が……

【4603号】「奄美伝道50年」主題に研修会 九州

第56回九州教区総会は、五月三~四日、福岡市の九州キリスト教会館を会場に開催された。 総会前日二日夜には議員研修会を開いた。「奄美伝道50年」を主題として、西畑望九州教区議長の発題、奄美地区の議員による教会紹介をおこない、九州教区にとっての奄美伝道がどういうものであったかを話し合う時が持たれた。 総会開会礼拝の説教は小久保次郎牧師(久留米櫛原)により「成り立たない状況に立つ神」と題して行われた。 宣教協力している在日大韓基督教会西南地方会、宣教協約を結んでいる韓国基督教長老会群山老会の皆様と聖餐式を共にできたのも喜びであった。 礼拝後、正議員二五〇名中一九四名、准議員二一名の出席が確認され、開会が宣言された。 議案では次の二件が可決された。①受允者承認に関する件。議場での承認後、四名の准允式が執行された。 ②次期九州教区宣教基本方針に関する件。来年の教区総会に向けて、宣教基本方……

【4603号】祈り合い支え合いつつ歩む 四国

第64回四国教区定期総会は、四月二八日から二九日まで、高知教会を会場として開催された。議員一五四名中一二一名(開会時)が出席した。 開会礼拝・組織会の後、議長メッセージがなされた。野村忠規議長は、教区各教会は大変厳しい現状の中で伝道の歩みを進めているが、このような時こそ、祈り合い支え合いつつ歩む教区の取り組みを進めていかなければならないと述べた。 第一日目は主に昨年度の報告がなされた。その中で、新たに発行される各教会を祈りに覚える冊子「祈ろう四国教区の教会」について説明がされた。また、質疑の中で、昨年度の教区謝儀規定付表と付表の基となる公務員給与表の間に齟齬があったことについて丁寧な報告を求める意見が出され、互助の実施等でどの様な影響があったかを確認し各教会に報告することとなった。 第一日目の議事の後、「祈り合う群れとしての教区」との主題で、協議会が行われた。高知中村教会(互助を新た……

【4603号】「宣教連帯」で協議会、具体化へ 京都

第70回京都教区総会は、五月三・四日の両日、洛陽教会で正議員一五七名中、開会時一一三名が出席して開催された。 佐原英一議長が三月、健康上の理由から辞任したため、望月修治副議長が議長代行として議事を進め、議長報告を行った。教区の抗議と要望に対して教団常議員会が無視するという、強権的な姿勢に対抗し、昨年に引き続き、今総会も教団問安使を拒否したことが報告された。また、議長報告の質疑から、山北宣久議長の教区総会への挨拶の(2)「正しい聖礼典の執行」、(3)「合同のとらえなおし」を巡って、厳しい抗議が出され、抗議文を作成し教団宛てに送付する事が常置委員会に付託された。 議長、副議長選挙が行われ、議長に望月修治氏(大津)、副議長に井上勇一氏(洛南)が選出された。書記には、大澤宣氏(紫野)が選任された。期間は、残任期間の一年。 今総会の重要案件の一つとして、常置委員会に付託となっていた「宣教連帯(……

【4603号】荒野の声

▼右肘痛で苦しんでいる。利き腕だから、日常のあらゆる所作で悲鳴を上げる。それ程に痛い。寝返りを打つ時に、自然、布団を持ち上げる、その度に激痛が走る。当然目が覚める。目が覚めると、自然、いろいろとよもやまごとを考えて寝付けない。当然、寝不足になる。困ったことだ。▼ビンのふたをねじっただけで激痛。そこで工夫をする。左手を支えに、右手でねじる。痛い。逆にする。もっと痛い。意外な発見をする。誰もが、利き腕ではない方で支え、利き腕で細工する。ところが、利き腕よりも、そうではない方に力がかかっているのだ。▼ここまでパソコンを打っていたら、右手に激痛、ところで…左手は別に痛まない。と思った瞬間、左手の肘に違和感が。▼当たり前のことだが、左右の肘のどちらがより重要ということはないだろう。互いに支え合い、協力し合い…あまりに当たり前過ぎて、理屈にもならないか。▼ところで、何故右肘だけが痛むのか、右肘だけを酷……
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