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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4966号】コロナ2年目のクリスマス-脇本教会 《男鹿市》(2面)

2022年1月29日

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暗い夜に小さな灯りがともる

 現住陪餐会員13名という地方の小規模教会ですが、付帯施設のいづみ幼稚園と共に、創立以来51年を歩んできました。

 コロナ禍での2度のクリスマス。幼稚園生活の集大成であるクリスマス聖誕劇礼拝は、参観者を1家族1名と制限して行いました。

 11月も半ばくらいになれば園内は聖誕劇一色です。イザヤやルカの御言葉や讃美歌が、自由あそびの時間にも園舎中に溢れています。

 聖誕劇は30分ほどの一幕物です。教師が行うのはピアノ伴奏と照明のみで、年少から年長の園児たちが全員で賛美し、演じ、進行します。年少児の時は羊やラクダやお星さまで、年中児になったら天使たちや宿屋さん、そして憧れの年長児になったらマリヤやヨセフ、エリヤや博士たち、ナレーター、ソロで歌う「さやかに星はきらめき」…。子どもたちの成長と共に聖誕劇はあり、毎年大きな感動を与えてくれます。

 秋田は人口減少(とりわけ若者)が日本中で最も著しい県です。男鹿半島は農漁業の衰退も進んでいます。地域の存続なくしては、教会も園も存続できません。こういう地で毎年、聖誕劇は希望の光の到来を告げ知らせてくれているのです。

 教会では、コロナ禍にもクリスマスイブのキャンドルサービスを行いました。例年のようにお知らせを作って園児、卒園児、近隣の方々をお誘いすることはしませんでしたが、それでもこの2年とも、家族で参加してくれる子どもたちが何組かいました。

 2021年のキャンドルサービスの最後に、婚約式を行いました。2018年にスタートした「若者の居場所」(生きづらさのある若者たちのための月一度の集まり)から、新しいカップルが生まれたのです。教会員の30代の女性と、礼拝に出席し始めた40代の男性で、4月に新しい会堂で結婚式をする予定です。

 二人への祝福に「さやかに星はきらめき」を賛美しました。小さな子どもたちの歌声が響いて、まるで天使の合唱のようでした。現会堂最後の聖夜。暗い夜に小さな灯りがともる、恵みのクリスマスでした。

(中西絵津子報)

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