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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4907号】曼殊沙華

2019年7月27日

 各教区の総会が終わり、7月常議員会が終わって、教団の歩みが「祈ろう、伝えよう、献げよう」の伝道基本方針の具体的展開と機構改定の素案づくり、実現に向かって大きく前進を始めました。事務局、出版局の仕事もこの働きに心あわせて忙しくなります。

 そんな中で、先日より総幹事室に一枚の絵が加わることになりました。宮崎県の飫肥教会の最年長(105歳)の教会員・西北羽つ衣さんの描かれた曼殊沙華の絵です。「信徒の友」の今年2月号「ここに教会がある」欄の「飫肥教会−小さな教会の元気な働き」のために取材に行った出版局職員が帰りに絵をいただいて送られてきたものです。絵に合う額装をして総幹事室を彩る仲間に加えたのです。西北さんは「75歳で絵を描き始め、日展、二科展にも入選歴のあるプロの画家だ」と「信徒の友」にも紹介されていますが、「高齢ゆえに教会に行けるのは年に数回だが、教会が大好き」と言っておられる方とのこと。

 贈られた絵は黄色の曼殊沙華数本が画面いっぱいに花を広げてそれぞれ満開の花が上からの光に向かって、笑うように、歌うように、踊るように描かれており、こぞって神を賛美しているどこか自然の世界の片隅で喜びの礼拝が行われている姿を思わせます。総幹事室を訪れる日本と世界の人たちを、この絵の心とともにお迎えしたいと思います。(教団総幹事 秋山 徹)

教団新報
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