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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4995・96号】教区議長コラム(3面)

2023年4月22日
中部教区の助言(たすけあい)伝道 中部教区議長 田口博之  中部教区の特色に教区内互助・助合伝道がある。1953年度第3回中部教区総会で「教会互助献金運動」が決議されて以来、70年の歴史を重ねてきた。2023年度の助合伝道会計の予算は約2300万円。財源は、教会による助合伝道献金、教師による献金(教師互助会費より60%繰入)、信徒による互助制度を支える自主献金である。教団伝道資金もこの会計で運用している。伝道の困難な教会・伝道所を、教区全体で祈り支え合ってきた。  助合伝道会計の援助科目には、謝儀援助、伝道費援助、教師退職一時金積立援助、赴任費援助、聖礼典執行援助がある。これらは第2種教会・伝道所の申請により、主に各地区会長と財務委員長で組織する互助委員会で援助案を作成している。また経常収入600万円未満の教会が申請する個別の伝道活動に対する伝道活動援助費があり、こちらは伝道部で扱……

【4995・96号】第42総会期第4・5回常議員会(3面)

教区総会に機構改定の検討を願う文書を送付  第4回常議員会(臨時)  3月6日、常議員30名中28名が出席して教団会議室で行われた。  東野尚志常議員が10名の共同提案者と共に提案した一議案を扱った。議案は、機構改定案の協議を「引き続き継承してより深化・具体化」させ、「各教区総会においても有意な議論を継続的に展開するため」、「教団機構改定案検討委員会」を設置することを求めるもの。  東野常議員は議案の趣旨について、「第42回教団総会に機構改定案を提案せず、機構改定の目的と課題を確認する議案(40号)を提案したのは、コロナにより各教区で充分な議論ができなかったから。昨年、常議員会から教区総会に送った『機構改定案』は、『議案第40号』の可決によって白紙になったわけではない。既に送られている『機構改定案』について教区総会で協議をすることを求めると共に、教区からの意見を受け止める委員会が必……

【4995・96号】荒野の声(2面)

 受洗試問会で、ある壮年の志願者が、洗礼を志すようになった経緯について、「食前に祈りを捧げていた祖母の姿や、闘病の末に召された父を信仰者として支えていた母の姿に接していたことがある」と語ってくれた。それを聞いていた複数の役員が、口々に、「実は、私も『宗教2世』です」と自己紹介していた。▼今、世間では、「カルト」問題に向き合う中、こと「2世」にまつわる問題に関しては、「宗教」の問題として捉えられている。キリスト教会も含め、伝統的宗教においても、信仰者の親に育てられたことが傷みとして残っている人が少なからずいるのだろう。幼児洗礼を受けている者として、その傷みは分からないではない。近しい者との関係においてこそ、相手の人格を尊重し、無自覚の内に権利を侵害してしまうことがないように心掛けなければならない。▼しかし、教会の信仰には、所与の現実の中に摂理を受け止め、世の苦しみの中に神の救いのご計画を見出……

【4995・96号】社会委員会・世界宣教委員会(2面)

社会委員会 複合災害への備えを活動方針に  第1回社会委員会が、2月27日に教団会議室にて開催された。  今期の委員及び委員会組織は以下の通り。委員長・柳谷知之、書記・大塚啓子、宣教委員会・柳谷知之、真壁巌、日本キリスト教社会事業同盟理事・秋間文子、日本キリスト教保育所同盟理事・金子直子、社会委員会通信担当・高承和、日本キリスト教社会事業同盟・大沼昭彦。  柳谷委員長による開会礼拝をささげ、自己紹介の後、業務報告、会計報告等を受け協議に入った。  まず「日本基督教団社会活動基本方針」(1966年10月26日、第14回総会にて決定)を輪読し、共通理解として踏まえ、活動していくことを申し合わせた。  続いて、前期社会委員会の申し送り事項を確認し、今期の活動について話し合った。「日本基督教団社会活動方針」C災害救援活動、及び第41総会期社会委員会申し送り事項「⑥教団救援対策室及び各教……

【4995・96号】150回神奈川教区総会報告(2面)

安保関連3文書の閣議決定に抗議  第150回神奈川教区定期総会は2月25日、新型コロナウイルスの感染防止対策を行いながら清水ヶ丘教会において開催された。  議事に先立ち、生野隆彦牧師の司式により開会礼拝が行われた。組織会において、議員数232名中148名の出席により定足数77名を満たし総会は成立した。  「補教師の准允執行に関する件」「正教師の按手礼執行に関する件」が可決され、1名の准允式と2名の按手礼式が執行された。その際、議決の前に教区が行っている「志願者が合格した教師検定試験が神奈川教区から見て不当であるとまでは言えない」という採決に対して、多くの議論がなされた。  2023年度教区活動基本方策案および活動計画案、教区予算案および各教会負担金割り当て案等が審議され、各議案とも可決承認された。  また「ひの木教会の解散申請に関する件」が審議された。60余年の間、ひの木教会の尊……

【4995・96号】お知らせ(1面)、お詫び・訂正(3面)

お知らせ 「教団新報」今号を4995・96合併号とし、次号は5月27日に発行します。  総幹事 網中彰子 お詫び・訂正  新報4993・94号2面「笹島」記事のタイトル「野宿者を支援する会」を「ささしま共生会」に、お詫びして訂正いたします。  

【4995・96号】2023年教区総会日程(1面)

 教 区  会 期 会 場 問安使  北 海  5月3日(水)13:00〜4日(木)15:00  札幌北光教会  黒田若雄   奥 羽  5月23日(火)12:30〜24日(水)15:45   アイーナ(岩手県民情報交流センター)  藤盛勇紀  東 北  5月4日(木)13:00〜5日(金)16:00  山形学院高等学校チャペル  藤盛勇紀  関 東  5月30日(火)10:00〜31日(水)16:00  さいたま市民会館レイボックホール  藤盛勇紀  東 京  5月30日(火)11:00〜19:00  赤羽会館 ……

【4995・96号】2023年春季教師検定試験(1面)

厳しい時代にあって、主は召し、立て、遣わされる 補教師29名、正教師2名、教師転入1名受験  2023年春季教師検定試験が2月21〜22日の日程で開催された。コロナ禍で任期延長となった第41総会期教師検定委員会による最後の教師検定試験となった。本委員会はコロナ禍にあって2020年秋季教師検定試験より、レポートおよびオンラインで試験を実施してきた。今回は、PCR検査および抗原検査実施を含め感染予防対策を徹底しつつ、対面での試験開催となった。3年ぶりの対面での試験実施となったが、試験期間中の体調不良者もなく行うことができたことをまず感謝したい。  春季教師検定試験は補教師試験が中心となる。今回は補教師がCコース継続者を含め29名、正教師2名、教師転入審査1名の受験者が与えられた。補教師試験受験者が30名に届かないというのはこれまでなかったことである。教師検定委員会の課題であるよりも、日本……

【4993・94号】記事一覧

2023年3月25日
【4993・94号】メッセージ 主の贖いの恵みによって力づけられる(1面) 【4993・94号】お知らせ(1 ・3面) 【4993・94号】寄場からの声に聞く 新型コロナウイルス感染拡大の渦中で(2面) 【4993・94号】教育委員会・教師委員会(3面) 【4993・94号】山谷越年越冬闘争 《山谷》(3面) 【4993・94号】事務局報(3面) 【4993・94号】伝道報告 伝道のともしび(4面) 【4993・94号】教師検定試験公告(4面) 【4993・94号】人ひととき(4面) 【4993・94号】骨は拾ってやるから(4面)  ……

【4993・94号】骨は拾ってやるから(4面)

 この3月をもって他の教会に転任される教師が多くいることと思う。私は同じ所に長くいるため(4月に40年目を迎える)、近隣の教会に赴任された多くの教師と出会い、他の教会に転任される多くの教師を見送った。  私が奥羽教区の教会に赴任した頃、ある先輩教師より、「大先輩の教師から『君の骨は拾ってやるから』と言われた」と聞いた。骨になるまでこの地にとどまって伝道に励めということである。その先輩教師は、内心、「そう言われる先生の方が先に骨になるんじゃないの?」と思ったと話してくれたが、私もそう思った。実際、その後多くの先輩教師の葬儀に参列し、中には本当に骨を拾った大先輩の教師もいる。  教師の転任は神の召しによることであるが、当該教会にとってはつらい思いをすることであり、同じ地域で共に伝道に励んだ教師としてもさびしい思いがする。何よりも、教師が変わることによって教会の伝道や地域の教会との宣教協力が……
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