お知らせ
「教団新報」今号を5011・12合併号とし、次号は2024年1月27日に発行します。また、教団事務局・出版局、年金局は12月29日から1月5日まで、休業します。
総幹事 網中彰子
教団新報よりお知らせ
これまで「教団新報」は第三種郵便に、隔週土曜日発行と登録していましたが、2024年1月より毎月第4土曜日発行とし、月2回発行する場合は増刊号とします。尚、教団公式ホームページの新着情報もご活用ください。
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賢者の贈りもの
マタイによる福音書2章1〜12節
彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
東京神学大学学長
神代真砂実
愚かで幼稚な賢者
今日どれだけ読まれているのかわかりませんが、O・ヘンリというアメリカの作家が1905年に書いた有名な短編小説に「賢者の贈りもの」というのがあります。
ニューヨークの片隅のアパートに、ジムとデラという若い夫婦が住んでいました。クリスマス・イヴの日、デラはジムのためにプレゼントを買おうとするのですが、何しろ貧しくて、どうにもなりません。何とか愛する夫にふさわしいプレゼントをと考えたデラは、自分の髪の毛(それは……
【5009・10号】第42総会期第8回常議員会(1面)
【5009・10号】お知らせ(1面・2面)
【5009・10号】伝道推進室委員会・宣教委員会(2面)
【5009・10号】教区伝道委員長会議・社会委員会(2面)
【5009・10号】第15回日本基督教団部落解放全国会議in京都(3面)
【5009・10号】教区議長コラム(3面)
【5009・10号】事務局報(3面)
【5009・10号】ガザ紛争被災者救援募金のお願い(3面)
【5009・10号】事務局よりお知らせ(3面)
【5009・10号】伝道報告−伝道のともしび−(4面)
【5009・10号】「隠退教師を支える運動」全教区推進協議会(4面)
【5009・10号】人ひととき(4面)
【5009・10号】葬られた『ぼっち』(4面)
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「高校の体育祭は地獄でした」と、ある牧師。「ぼく、『ぼっち』だったんです」と明かす。「でも、お弁当を独りぼっちで食べていても、イエス様はいてくださったんです」。問わず語りのような証しは、使徒信条の「死にて葬られ、陰府にくだり」の告白と共にこぼされた。
独りが好き、ぼっちも平気、という人も少なくないが、皆で共になすべき業の中で、孤立させられるのは辛い。「おひとりさま」と「ぼっち」は違う。私は好んで(休みが限られているので、仕方なくか)「ぼっちライダー」を自認しているが、自己紹介で「アラ還ぼっちライダー」としているSNSのフォロワーは1300人を超えてきた。ネット上には、「ぼっち弁当」を避ける方法などというものも数々紹介されている。
しかし、この世のあらゆる業を終えて主のもとに召されるとき、「共に、一緒に」はない。人はすべて「ぼっち」だ。その時になって初めて「ぼっち」を経験するとした……
主に仕える便利屋として
高知教会員
山中 誌朗さん
高知で生まれ育ち、高知教会の傍にある幼稚園に通った山中誌朗さん。幼稚園の行事で教会を訪れたこともあったが、教会に通うことはなかった。
大学では、家の商売を継ぐことを願った父の勧めで商学部に入った。卒業して広告代理店で働いた後、24歳の頃に父が経営する運送会社で働きはじめ、40歳の頃に後を継いだ。50歳になった頃、石油価格の高騰により業界が厳しくなり、会社を畳むことになる。残務処理に携わる中で債務の返済に追われ、付き合いがあった人々が離れて行く悲哀も経験。同時期に父が闘病の末に召され、相続をめぐる親族とのやり取りも加わり、精神的に疲弊しきってしまう。
この頃、相談していた法律事務所が高知教会の傍にあり、集会案内が目に留まり、45年ぶりに教会の門をたたいた。はじめての礼拝で「いつくしみ深き」が歌われ、「世の友われらを捨て去る時……
「運動の輪を広げよう」
隠退教師への感謝とともに
「隠退教師を支える運動」全教区推進協議会が、10月13日に教団会議室において、対面参加22名、ズーム参加5名にて開催された。「運動の輪を広げよう」とのテーマ設定の下で午前10時より午後3時半までの圧縮された中、恵まれた協議会を持てたことを感謝したい。協議会に先立ち礼拝が捧げられ、網中彰子教団総幹事よりマタイによる福音書22章37〜40節のみ言を通して「一方的な神の愛に生かされているからこそ私たちは生きることができる」とのメッセージに与った。協議会に移り、雲然俊美教団総会議長より、協議会あてにメッセージが届けられて励ましを与えられた。その後、山田昌人事務局長の司会の下で、昨年度諸報告、今年度事業計画および、新任推進員のための研修会開催の報告がされた。続いて中川義幸年金局理事長より、教団年金の近況説明として、特に今回は新任推進員のために「年……
ひとり一人に寄り添って
㈻水海道教会学園二葉こども園園長・水海道教会牧師
手束 信吾
水海道教会は、メソジスト監督教会のジュリアス・ソーパー宣教師らによる伝道によって種が蒔かれ、1899年に教会として設立されました。茨城県のプロテスタント教会では、最も歴史ある教会の一つに数えられます。二葉こども園の前身である二葉幼稚園は、1946年に有松八郎牧師によって設立されました。戦後の混乱が続く中、幼い子どもたちが安心して過ごせる居場所をとの思いから始まったと聞いています。保育室は、礼拝堂をはじめとして教会のありとあらゆる部屋が用いられました。戦時中、礼拝堂は軍需工場として徴用されていたので、床面はひどく痛んでいたそうです。そのような状況でスタートした当時、園児数は70名くらいだったそうですが、その後増え続け、1960年代には300名を超えました。
1968年、丹羽清治牧師赴任を機に、個……
★『日本基督教団年鑑2024』刊行
日本基督教団年鑑2024年版が発行されました(定価3,200円+税)。
★『教憲教規および諸規則 2022年2月改定』も特価販売中
税・送料込み1,100円、5冊以上購入の場合は更に割り引きあり。事務局総務部まで。
Tel 03-3202-0541
Fax 03-3207-3918
e-mail〈somu-b☆uccj.org〉
※☆を@マークにかえてください。
主の聖名を賛美いたします。
去る10月7日からのガザ紛争により、双方で1万人を超える死者、数万人の負傷者、また多数の避難者が出ています。
日本基督教団では、一日も早い平和と人々の命が守られることを祈り、社会委員会を通して人道的支援のための募金を行います。すでに支援活動を始めたACT(Act-ion by Churches Together)Allianceの呼びかけに応えた救援募金です。
ご協力をお願いいたします。
2023年11月7日
日本基督教団社会委員長 柳谷知之
◎募金期間 2024年3月末
◎目標額 特に定めず
◎送金先 加入者名/日本基督教団社会委員会
◎郵便振替 00150−2−593699
(通信欄に「ガザ紛争救援募金」とお書きください。)
〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18
日本基督教団社会委員会(電話03-3202-054……
加藤昭之助(隠退教師)
23年1月17日逝去、93歳。秋田県生まれ。91年受允、93年受按。91年より六郷伝道所を牧会し、02年隠退。遺族は、息・加藤忍さん。
松波義郎(隠退教師)
23年9月21日逝去、93歳。神奈川県生まれ。60年日本聖書神学校卒業。同年より池袋西、東京愛隣、島原、津屋崎教会を牧会し、97年隠退。遺族は、妻・松波余年子さん。
飛田悦子(隠退教師)
23年10月2日逝去、101歳。鳥取県生まれ。57年聖宣神学院を卒業し、69年より福知山、新見、玉島教会を牧会し、88年隠退。遺族は、甥・飛田茂樹さん。
安部一德(北見望ヶ丘教会主任担任教師)
23年10月9日逝去、55歳。東京都生まれ。96年農村伝道神学校卒業。同年より道北クリスチャンセンターに務め、厚別、杉並、北見望ヶ丘教会を牧会。遺族は、妻・安部美香さん。
本宮 喨(隠退教師)
23年10月1……