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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4845・46号】▼在日韓国朝鮮人連帯特設委員会▲関連集会に委員派遣・参加

2016年8月6日
 第5回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会が、6月24日、教団小会議室で開催された。今回は、前回の委員会以後の関連集会への参加や派遣の報告が主なものであった。  1月28~29日に開催された外キ協全国協議会は、30回という大きな節目を迎え、初心を確認してこれからも忍耐強く活動を継続していく一致が確認された集会であった。2月1日に開催された東京教区平和祈祷会について、教区議長の奨励、カトリックの平和メッセージ紹介があったことが報告された。更に、小橋孝一委員長が出席した「教団宣教方策会議」「在日韓国YMCA110年記念会」「NCC宣教会議準備会」「在日大韓基督教会との宣教協力委員会」「全国社会委員長会議」の報告があった。  今後の活動として、8月19~20日に神戸で開催されるキリスト教学校人権教育セミナー(主題「いのちと向きあう」)に宮本義弘委員を派遣、9月16日に高麗博物館と図書館アリ……

【4845・46号】消息

石原信良氏(隠退教師)  16年7月5日逝去、84歳。東京都生まれ。58年東京神学大学大学院卒業。同年より東京信愛、都城城南、佐賀、大島教会を経て98年隠退。  遺族は娘・隅田明子さん。

【4845・46号】宣教師からの声 番外編 日本初期における女性(宣教師)の働き 阿部  (頌栄短期大学前学長、名誉教授)

 頌栄保育学院は、1889年10月に頌栄保姆伝習所を、11月に頌栄幼稚園を開設し、以来伝習所が頌栄保育専攻学校、頌栄短期大学と名称を変更し、頌栄幼稚園と共に今日に至っている。現存する保育者養成機関としては日本最古である。  頌栄創立者A.L.ハウは、1852年1月12日、マサチューセッツ州ブルックラインにて出生した。父・チャールスは典型的なフロンティアで、やがてイリノイ州クリフトンの広大な土地を開拓し農園を経営した。母・メリーは強固な信仰と豊かな芸術的天分をもち、演奏家としても力を発揮していた。夫妻は、ベタニア・ユニオン教会に属し、父は日曜学校長、母はオルガニストを務め、日曜日午後には自宅を開放して礼拝を守り、パーティを開いて開拓者コミュニティの中心的家庭であった。  ハウは、イリノイ州クリフトンの公立学校およびニューハンプシャーの私立学校において初・中等教育を終えた後、186……

【4845・46号】人ひととき 藤野 俊夫さん 若き魂にメッセージを語り続けて

 「His image is my image」「神のイメージ(似像)が私のイメージ」という言葉に常に励まされ、落ち込んだとき、挫折したときにはいつもここに立ち戻り、歩んできた。そう語る藤野さんは、昨年9月に自費出版で2冊目の著書を纏めた。その名も「出でゆくは青き海原」。讃美歌439番の歌詞から付けられた名前である。  藤野さんは北陸学院高等学校において36年間教師として働き、現在も非常勤講師として教鞭を執っている。「出でゆくは青き海原」は自身の信仰の証しとして、生徒たちに語った礼拝メッセージ集である。卒業式ではいつもこの讃美歌が歌われた。はるかなる望みを胸に、港を目指して船旅を進んでほしい、という愛と祈りが込められている。  若き頃は生きる意味を問い、「偽りの罪意識」(P・トゥルニエ)に悩まされたこともあった。20歳の頃、ペンテコステ礼拝で不思議な風のような聖霊に導かれ、金沢……

【4845・46号】ヘイトスピーチを乗り越える

 昨年11月、在日大韓基督教会は、日本及び世界のキリスト教会に呼びかけて、「ヘイトスピーチをのりこえ、共生の天幕をひろげよう」(創世記26・23〜25) を主題に、東京・水道橋の在日本韓国YMCAで第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議を教団も共催して開催した。ここへは宣教協約がある教団から多数参加し、WCCを始め日本各教派・アジア・アフリカ・欧州・北米からの出席者と協議した。会議は、日本政府に対して、14年国連自由権規約委員会及び人種差別撤廃委員会の勧告に従い、「人種差別撤廃基本法」「外国人住民基本法」と同等の効力をもってヘイトスピーチ等差別行為を違法化する国内法の整備を急ぐべきとの強い意志が支配した。  教団は、14年6月から16年3月まで、日本キリスト教会館の耐震・補修工事で一時ヘイトスピーチ・デモの国内最大拠点、新宿区大久保通り一丁目に仮事務所を設けた。この間、在特会デモが……

【4844号】教区総会報告2016年度4 教区総会終わる、教団総会へ

2016年7月23日
北村氏「免職」撤回、議論の場設置要求を可決 神奈川教区  第136回神奈川教区総会は、6月25日、清水ヶ丘教会で正議員233名中184名出席で開催。教団総会に提出する議案をまとめることが中心となった。  一つは、北村慈郎氏関連の問題で、長崎哲夫問安使の挨拶への質疑においても、北村氏の問題への発言が相次いだ。長崎問安使は、これまでの経緯を踏まえつつ、「教憲・教規からの逸脱は、黙視するわけにいかない」、「教師として帰ることを待っている」と応じた。  その後に上程された北村氏問題関連議案は、「免職」撤回を求め、教団内に聖餐のあり方について議論する場を教団総会に求めるものであった。質疑では、「未受洗者配餐は、教会の基盤破壊に他ならない」、「教団の手続きから考えると北村氏排除の動きがあったとしか思えない」、「教団への議案として提出するのであれば、少なくともそれまで教憲・教規を守ること……

【4844号】荒野の声

 説教が思わぬ聞かれ方をするのを経験する。果たしてそんなこと語っただろうか、と驚かされるような事後の印象や感想を聞くことがある。肯定的な内容においても、否定的なそれにおいても。▼説教が取扱説明書のように間違えなくキリスト者の生活を導き指導するマニュアルであるなら間違って聞かれてはならない。しかし、説教は1+1が2というようには合理的には聞かれていない。語るほうも、どこかで理屈が破綻していることを自覚している。しかし、その非合理、非効率な語りで励まされたり、戒められたり、教えられたりする。不思議な言葉の営みだ。▼確かに、語る意図として間違いなく聞いてほしいと願い語ることもある。説教にはそういった教育の要素が皆無ではない。そうではあっても聞き手の心を説教者が支配するようには教えることは決してできない。それが出来たら、また、していたら恐ろしいことである。▼本紙の編集、校正、発行作業で一語削り、一……

【4844号】2016年度新任教師 オリエンテーション

 6月13日~15日まで、新任教師オリエンテーションがハートピア熱海にて開催された。新任教師オリエンテーションは、教規43条②により、教師委員会が司る教師研修として行われている。今年は主題「伝道を共に担う教団の教師」のもと、3日間のプログラムであった。4月より教会やキリスト教学校で仕えはじめて3ヶ月ほど経過して、様々なことを経験してきた新任教師にとって、教団の教師として立てられた同労者と過ごす貴重な3日間であると考えてプログラムを設定している。今回の参加者は新任教師37名、教団・神学校関係者24名、総計61名であった。  1日目は開会礼拝(説教=菅原力委員長)からはじまり、特別講師として塩谷直也教師(青山学院大学法学部教授・宗教主任)を迎え、「立ち尽くす神学」説教は言い訳するほど長くなり」の主題のもとに講演があった。ホワイトボードに絵を描きながらのユニークなスタイルで、内容は自身の経……

【4844号】▼全国社会委員長会議▲3・11・東日本大震災から5年」をテーマに

 第39総会期全国社会委員長会議が、6月13日~14日に日本基督教団会議室で開催された。テーマは「3・11・東日本大震災から5年」だった。  開会礼拝を芳澤信社会委員長が担当し、使徒言行録8章26~40節の御言葉を通して、大震災5年の中で起こった神の業を見ていくことを語った。  発題Ⅰを教団救援対策本部・飯島信担当幹事、エマオ仙台担当・佐藤真史幹事補佐が行った。  飯島氏は救援対策本部の活動について、17年3月で本部活動が終了するが、救援活動の全記録を刊行する準備に入っていること、国際青年会議(17年3月28日~31日)のため準備を青年が担当していることを報告した。  佐藤氏は震災後の今と現状の具体的事例を報告した。地域の復興格差、目に見える部分の復興と被災者個々人の状況の差を語り、今後の課題として被災地からの問いにキリスト者として向き合うことを語った。  発……

【4844号】予算決算委員会 第4次補正予算、各決算を承認

 第5回予算決算委員会が6月3日に全委員、会計監査委員長及び総幹事、財務幹事の出席のもとに行われた。  今回の委員会では以下の補正予算と各決算を承認した。⑴2015年度第4次補正予算に関する件、⑵2015年度決算に関する件、⑶2015年度教団出版局決算に関する件、⑷2015度部落解放センター決算に関する件。この中で出版局に関して出版業界全体が販売に苦戦している中で、大変健闘したことが評価された。  愛澤豊重委員長より「今後の教団財政の見通し」について以下の見解が表明された。負担金の源泉は諸教会の献金収入であり、経常支出に基づいて負担金は決まる。諸教会の収入は毎年縮小傾向が続いている。そのような中で負担金額を現状維持として行くことは実質的には負担金の値上げに等しいことになる。今後教勢拡大に伴う収入の増加を期待しつつも、現状を踏まえて、5年後、10年後を見通すときに現実的にはさらな……
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