40総会期第2回委員会が、6月19~20日に高知中央教会にて行われた。益敏牧師が、益守栄協力牧師、教会役員と共に新会堂のために支出された開拓伝道援助金への感謝を改めて述べた。
小池正造委員による開会礼拝がささげられた。
大三島義孝幹事より、業務報告及び会計報告を受けた。宣教委員会、農村伝道担当者、伝道推進室、リフォユース500実行委員会から、各担当報告を受けた。2016年度決算説明を受け、日独ユースミッション及びリフォユース500にそれぞれ20万円の補助金を支出したことを報告、承認した。
第11回「農村伝道」に関する協議会(2018年2月開催)の準備を進め、東海教区の農伝協議会と共に行う予定を確認した。本協議会としてはフィールドワークを含めたいなどプログラムの持ち方や、共催の在り方、経費の分担方法など、更に明瞭にしなければならない課題がある。東海教区の農村伝道委員会と教団伝道委員会の農村伝道担当者が折に触れて協議を重ね、準備を進めていく日程の予定が提示された。
また、教区伝道委員長会議の準備を進めた。
今期の委員会活動として、毎回、伝道に関する発題を行うこととした。小宮山剛委員長から「福音信仰と浄土系仏教~宗教改革500年・日本伝道論の再構築のために~」が発表された。浄土真宗の盛んな北陸での牧会経験や、亀谷凌雲、鈴木大拙らの著作を基に他力本願を徹底した教義が紹介され、キリスト教との類似性を指摘した。その上で伝道が振るわないのは異質だからなのでなく、類似性があるがゆえに敢えてキリスト教を必要としないのではとの分析がなされた。しかし、歴史的実在性が決定的に阿弥陀と十字架のキリストにおいては異なる点があることを亀谷の著作を参考にして整理した。
最後に、水沼委員の奨励によって高知中央教会のため祈り会を持った。(飯田敏勝報)