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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4987号】社会での奉仕者の声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で(2・3面)

2022年12月10日
社会での奉仕者の声に聞く 社会委員会が支援した活動の中から 苦難の時にこそ、優しさに気づく場所を カフェ里やま 《岩手県》 「これらのいと小さき者の一人になしたるは、即ち我に為したるなり」。  誰もが集まれる場所作りを目指し、奥中山高原駅前通りの空家を借りて始めた甘味処と雑貨の店「気まぐれ工房め〜め亭」。店に来る一人ひとりの話しやつぶやき、悩みにお茶を飲みながら耳を傾ける。人は苦しく淋しい時に誰かが傍にいてくれることで安心し、慰めと勇気をもらえることがある。小さな店の小さな活動。来る方は少なくても、その一人ひとりに寄り添うことを大事にしてきた。  戦後奥中山に開拓団が入植した頃に、団長夫人の祖母が偶然にも同じ場所で開拓婦人会を設立し地域交流に走っていた。開拓団3役が偶然クリスチャンであり、地域の子どもたちの多くが教会に足を運んでいた。そんな歴史を背景に、店には当時子……

【4987号】クリスマスメッセージ(1面)

今こそ、声あげ 詩編113編4〜6節、ルカによる福音書2章10〜14節 目黒原町教会牧師 大塚 啓子 神が人となられた  クリスマスは、神が人となられた出来事です。神は天におられる方であり、地にいるわたしたちとはまったく次元の異なる存在です。天と地の間には超えることのできない大きな隔たりがあり、わたしたちの方から神に至る道はありません。しかし神は、天からこの世に下って来られました。ここに、わたしたちの信じる神の本質があります。  「主はすべての国を超えて高くいまし、主の栄光は天を超えて輝く。わたしたちの神、主に並ぶものがあろうか。主は御座を高く置き、なお、低く下って天と地を御覧になる」(詩編113・4〜6)。わたしたちの神は、すべての国を超えて高くいます方であり、その栄光は天を超えて輝くほどです。しかし、この高きにおられ、栄光に輝く神が地に下って来られました。  「言は肉……

【4986号】記事一覧

2022年11月26日
【4986号】メッセージ 主の賛歌-イエスこそ私たちの光(1面) 【4986号】カルト問題の電話・メール相談(2面) 【4986号】教区議長コラム(2面) 【4986号】▼カルト問題全国連絡会▲(2面) 【4986号】 ▼部落解放全国会議in京都プレ集会▲(2面) 【4986号】 常議員(信徒) プロフィール(3面) 【4986号】事務局よりお知らせ(3面) 【4986号】伝道のともしび(4面) 【4986号】事務局報、お詫び・訂正(4面) 【4986号】人ひととき(4面) 【4986号】一心に宣べ伝える貴さ(4面)    ……

【4986号】一心に宣べ伝える貴さ(4面)

 11月3日に、前任の須崎教会の付属幼稚園で、創立百周年記念礼拝が行なわれ、私も出席させていただいた。高知の港町の伝道に取り組んだ宣教師夫人が子どもを招いたことに源流を持つ幼稚園は、厳しい状況を何度も乗り越えて、百年歩んできた。関わった多くの人たちの働きがあったことを思うが、これまでの歩みは、神に導かれたという以外ないことも思う。  私が園長として関わっていた時、ある保護者から「幼稚園は、ぶれないですね」と言われたことがあった。その意味は、神の眼差しに立ち、子どものために何ができるか、それに徹している幼稚園であるということであった。記念礼拝後の祝会で挨拶された保護者は、「幼稚園が今の姿のまま、ずっと須崎で歩み続けてほしい」と言われた。その言葉に、ぶれないで今も歩んでいることを受け止めさせられ、とても励まされる思いがした。  今、教会は、激しい時代の風に晒されおり、その状況に対応する必要……

【4986号】人ひととき(4面)

恵みに生かされて 奄美・喜界教会員 上村小夜子さん  喜界教会の上村小夜子さん(79歳)は礼拝や、諸集会には欠かさず出席、土曜日には礼拝堂のお花を活ける。教会の役員として、また教会を代表して奄美地区委員会にも出席し、「島の教会」の宣教を担い支えている。地区の集いには海を越えて奄美大島などへ飛行機や船で出かけ、役割を担っている。  生まれは台湾・台北市。敗戦後に4歳で両親の故郷・喜界島に。当時、喜界島は米軍統治下にあった。その中で行われた、信徒の群れによる日曜学校に、上村さんは毎週楽しみに出席していた。両親はクリスチャンではなかったけれど、日曜学校に行くことを勧めてくれた。  奄美群島の施政権が日本に返還され(1953年)、教団の奄美特別開拓伝道が計画された。その端緒として1956年、福井二郎牧師が喜界島に着任、喜界教会が設立した。上村さんは中学3年のクリスマスに受洗。鹿児島の……

【4986号】事務局報、お詫び・訂正(4面)

森 和子(隠退教師)  22年9月22日逝去、97歳。愛知県生まれ。45年日本基督教女子神学専門学校卒業。47年より行人坂、代々木、相模原、鎌倉、鎌倉浄妙寺(62年より鎌倉泉水)教会を牧会し、91年隠退。遺族は姪・則武美稲さん。 宇都宮樫子(隠退教師)  22年10月22日逝去、95歳。58年日本聖書神学校卒業。同年より津屋崎、宝塚福井教会を牧会し、大阪水上隣保館に務め、松山栄光教会を経て99年隠退。 岸本和世(隠退教師)  22年10月25日逝去、88歳。群馬県生まれ。58年同志社大学大学院修了。同年より霊南坂教会を牧会し、教団事務局に務め、福岡警固、札幌北光、元浦河教会を経て07年隠退。遺族は娘・貝瀬かおりさん。 正教師登録 髙橋優子(2022・8・28受按) 竹澤潤平(2022・8・30受按) 永瀬よし子(2022・9・25受按) 正教師転入 窪田隆一(第1……

【4986号】伝道報告 伝道のともしび(4面)

教会と施設の関係 須賀川教会牧師・学校法人栄光学園理事長・認定こども園オリーブの木園長  太田 春夫  私は現在、須賀川教会と学校法人栄光学園に務めています。学校法人は、三つの幼保連携型認定こども園を運営し、各園は233名、196名、143名、児童クラブ38名の計610名の乳幼児・児童を受け入れています。スタッフは総勢150名になります。  この学校法人を生み出した教会は、厳しいコロナ禍の影響と急激な高齢化により、会員数25名、礼拝出席はリモートの出席者を加えても18名前後です。家族礼拝(CS)は休止や断続的な開催を余儀なくされています。コロナ以前の3大祝祭日の合同礼拝には、職員の出席も含め100名以上を数えましたが、この間は種々の制限下大変厳しい状況です。  歴史的経緯として、栄光幼稚園は1949年にアイリン・アンダーソン宣教師の助力を受けて、当時の本川直躬牧師が初代園長に……

【4986号】事務局よりお知らせ(3面)

★『日本基督教団年鑑2023』刊行 日本基督教団年鑑2023年版が発行されましたので、是非お買い求めください(定価3,200円+税)。なお、直接お買い求めの場合は事務局総務部までご連絡ください。 ★全国教会宛名シール値下げ 全国教会宛名シールは、2,000円(送料込)に値下げしました。ご入り用の教会・伝道所は下記までご連絡ください。 Tel  03-3202-0541 Fax 03-3207-3918 e-mail  somu-b☆uccj.org (☆を@マークにかえてください)……

【4986号】 常議員(信徒) プロフィール(3面)

⑴出身地 ⑵信仰歴(受洗日、教会、受洗牧師名) 以下より選択して自由に ☆趣味 ☆愛唱聖句(聖書箇所)・讃美歌 ☆長所・短所 ◎50音順 稲松義人(いなまつよしと)東海教区 遠州栄光教会 ⑴兵庫県神戸市 ⑵1972年12月24日、西神戸教会(兵庫教区)、ノーマン・パースンズ宣教師(協力牧師) ☆趣味と呼べるほど継続して興味を持っているものは思いつきません。愛唱聖句は「小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない」(マタイ18・14)。好きな讃美歌は90番。よく言えば忍耐強い方だと思うがそのために決断がにぶる面があると感じています。 衞藤慧志(えとうさとし)中部教区 尾張一宮教会 ⑴大分県竹田市 ⑵1964年12月20日、大分教会、三岡一郎牧師 ☆読書(戦国時代) ☆詩編37章3節「主に信頼し、善を行え。この地に住み着き、信仰を糧とせよ」  ……

【4986号】 ▼部落解放全国会議in京都プレ集会▲(2面)

違いを越えて互いを認め合う世の中を  10月25日、日本基督教団部落解放全国会議in京都プレ集会が京都教会を会場に、オンライン配信を併用して行われた。京都教会での対面とオンラインをあわせ、70名の参加があった。講師の山本栄子さんは自身の人生の歩みについて語られ、差別と偏見、貧しさの中で苦労されたこと、教育の機会を奪われたこと、部落解放運動との出会いから文字を取り戻すことを志し、識字運動に取り組み、定年後も教育を取り戻そうと夜間中学から高校、大学へと進学されたこと、自分の孫ほどの年齢の若者たちと机を並べて学ぶ中でさまざまな出会いを経験されたことなどを語られた。  山本さんは水平社創立50周年の記念集会に参加、その慰労会で「50周年でこんなに立派な集会をするんやったら、百年になったらどんなことをするんやろうなあ」と言ったところ、当時、京都で部落解放運動の指導的立場にあった朝田善之助さんから……
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