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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4886・87号】▼伝道対策検討委員会▲検討委員会、次期総会期継続を決定

2018年8月4日
 7月5日、富士見町教会会議室にて、第7回教団伝道対策検討委員会を開催した。  前回議事録承認の後、各教区総会において教団問安使が説明した、「教団機構改定案骨子」に対する意見等が報告された。  その主なものは次の通りである。常議員数を教師6名・信徒6名としている理由は何か。上から決める進め方には反対である。教団総会議員数配分は各教区信徒3名・教師3名を確保してほしい。教団総会で3分の2以上の賛成を得ることは難しい。教団内において意見が対立している中でどのようにして信頼関係を築くのか。沖縄教区が加わっていない中で検討を進めて行くことは反対である。教区・教会において教団機構改定についての理解は進んでいない。各委員会の委員数を減らすことは慎重にしてほしい。まず教団総会議員数を減らすべきである。  続いて、教団機構改定案の検討に入ったが、最初に石橋秀雄委員長が「教団議長としての思……

【4886・87号】2018年 在日大韓基督教会 日本基督教団 平和メッセージ

2018年平和聖日 日本基督教団 総会議長 石橋秀雄 在日大韓基督教会総会長 金 鐘 賢 平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。 (マタイによる福音書5章9節)  わたしたちは、主イエス・キリストを救い主として、世にあって教会に呼び集められ、そして主イエス・キリストの名によってこの世に「平和を実現する」(マタイ5・9)使命を帯びて遣わされている教会であります。この信仰的自覚に立ちつつ、わたしたちは、今遣わされているこの時代の世にあって、国家の政治の道が聖書の指し示す平和の道に反すると判断した時、黙認することなく、預言者の心をもって警鐘の声を挙げずにはおられません。 --------------------------------------------  共謀罪について  「剣を打ち直して鋤とし 槍を打ち直して鎌とする。」(旧約聖書イザヤ書2章4……

【4886・87号】▼社会委員会▲震災3年目の熊本を訪問

 第5回社会委員会が6月25~27日、熊本で開催された。  一日目、在日大韓基督教会熊本教会にて、松本敏之教師による開会礼拝の後、九州教区救援対策本部委員長、日下部遣志教師(九州教区副議長・川内教会)が「熊本・大分地震に対する九州教区の働き」と題して報告をした。  続いて九州教区との復興支援の共働関係にある、在日大韓基督教会「エルピスくまもと」のセンター長、金聖孝教師(在日大韓基督教会熊本教会)が活動報告をし、質疑応答の時を持った。震災対応の初動から今日まで続けられる活動に関して実際の声を聞くことが出来た。支援の継続と、これからも憶え続けて行くことの重要性を感じさせられた。  二日目、錦ヶ丘教会にて会議を行い、以下を協議。⑴「社会委員会通信」第50号発行に関して、内容を検討した。発行は2018年11月とする。⑵第41回教団総会、報告書作成に関して、内容を検討した。 ……

【4886・87号】▼「牧会者とその家族のための相談室」設置準備委員会▲相談室設置、常議員会に提案

 6月25~26日、第3回「牧会者とその家族のための相談室」設置準備委員会を教団会議室にて開催した。教団にこの相談室が設置されるために慎重に準備と討論を重ね、以下のことを決議した。  第6回常議員会に「牧会者とその家族のための相談室委員会設置に関する件」を議案として提出する。委員会は、宣教委員会の下に置かれる。  委員会の目的は、牧会者とその家族に対する魂の配慮と精神的ケアなどの実際的問題に取り組むためであり、設置期間は第40総会期とし、第41総会期以降も継続して行うこととした。活動計画として、一つは牧会者とその家族のための電話相談窓口の設置である。相談員により、週1回の電話相談を予定している。  もう一つは全国交流会の開催である。「障がい」を考える小委員会主催で、「牧会者ならびにその家族の精神的ケアを考える」を主題に2010年、2014年に開催した。今年10月に第3回を……

【4886・87号】教区議長コラム♦ 京都教区 ♦ 入 治彦 教区センターに新しい教会の設立を

 京都教区は2014年度総会決議により、京都教区センター土地建物を教団特別財産から宗教法人日本基督教団京都教会へ移管しました。それまで長期間かけて教区は、安定的に活用できるセンターの将来像を模索してきましたが、最終的に教区内の宗教法人教会への土地建物移管の方向を願いました。そこから移管受入の依頼を教区から受けた京都教会は役員会として、教区が移管受入れを望むなら、財政など教区の利害関係のためだけでなく、教区による宣教のヴィジョンを示してほしいと要請しました。それに応えて「宗教法人京都教区センター教会(仮称)」を10年後設立し、同教会にセンター土地建物を再移管することで安定的にセンターを宣教に活用する方針を教区総会で決議しました。  センターでの宗教法人教会設立に向け、2016年度より毎月第3土曜2~3時半の礼拝・懇談をセンター礼拝室で開始して3年目です。青年たちの朗読劇による礼拝、現代……

【4886・87号】消息

石川兼子氏(隠退教師)  18年5月20日逝去、81歳。神奈川県生まれ。61年同志社大学神学部卒業。71年より宿河原伝道所(75年から教会)を牧会し、10年隠退。  遺族は娘・石川ユリさん。   中村民男氏(隠退教師)  18年6月25日逝去、85歳。東京都生まれ。61年青山学院大学大学院卒業。同年より亀戸教会を牧会し、09年隠退。  遺族は妻・中村洋子さん。   齊藤昭夫氏(隠退教師)   18年6月30日逝去、91歳。秋田県生まれ。54年東京基督教神学専門学校卒業。55年より武蔵野、高岡、熊本坪井(75年から錦ヶ丘)教会を牧会し、02年隠退。

【4886・87号】mission21 International Youth Ambassador Programに参加して

 1815年に開始したスイスの宣教団体「mission21」は、2年前から青年プロジェクトを開始し、青年を関係教団へ派遣しました。今回は逆に、世界中の関係教団から1名ずつ青年を招く国際青年大使プログラムが開催され、私も6月11日から24日にかけてスイスに行って参りました。  プログラムの多くは、各国の青年たちと社会問題や国際的団結について議論して過ごしました。始めの一週間はmission21の総会へ陪席し、テーマである移民・難民問題についての世界中からの議論を聞きました。青年のうち2名のコーディネーターにはプレゼンテーションが任されました。  翌週にはチームごとの派遣があり、アジアチームはドイツへ行きました。現地の青年や神学生との交流を通し、日本人として同じ敗戦国ドイツに遣わされた意義深さを感じました。EMSへも訪問の機会を得、宣教についてさらに考えました。  今回学んだ……

【4886・87号】伝道のともしび この地にある教会としての歩み 羽島 健司

 東日本大震災のまさにその時、足利東教会では牧師の交代のために会議をしていたそうです。教会の建物は、揺れの中でも充分持ちこたえましたが、壁の内側にははっきりとひびが入り、震災の痕を残しました。  そのころ私自身はというと、婚約式の準備に向かうため、珍しくタクシーに乗って移動中でした。車のサスペンションで揺れがだいぶ吸収されたものの、それでも揺れが長く続き、運転手さんと一緒に「どこか遠くで、かなり大きい地震があったのではないか」と心配していたのを覚えています。  次の日には何とか電車を乗り継ぎ、当時神学生として奉仕していた教会に行きましたが、その教会も足利東教会同様、内壁がひび割れていました。  その後しばらく、輪番停電などで不安な日々が続きました。足利東教会の信徒の中には、時おり信号が点かない中で、以前から入院中だった家族に会うために、車で往復していた者もいたそうです。 ……

【4886・87号】▼在日韓国朝鮮人連帯特設委員会▲在日外国人の 子ども支援塾を訪問

 第5回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会を6月28日、横浜指路教会で開催した。  はじめに宮本義弘委員長より以下の2件の報告があった。①2月1~2日、北海道クリスチャンセンターで開催された外キ協(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト者連絡協議会) 全国集会に出席。②6月4日に第51回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会に出席。  協議事項は以下の通り。①8月16~18日、高知県南国市にある清和女子中高等学校で開催される全国キリスト教学校人権教育セミナーに宮本委員長を派遣する。②RAIK(在日韓国人問題研究所)所長の佐藤信行氏が退職、7月13日に感謝会が行われる。感謝会への出席については宮本委員長に一任する。  委員会終了後、横浜市南区中村町にあるNPO法人在日外国人教育生活相談センター「信愛塾」を訪問した。大石文雄理事、福島周理事、竹川真理子センター長より信……

【4886・87号】人ひととき 尾崎 七郎さん 神は万事を益として下さる

 20代に入ってすぐに肺結核を患い、結核療養所に入った。2年間の療養中に看護師として働いていた夫人との出会いが与えられ、アドバイスによって片肺の一部を切除、死を直感させられるような症状から回復し、数か月後に無事退院した。  療養所内に野百合会という聖書研究会があり、そこに顔を出していたが、近永教会員である婦人の熱心な誘いによって教会へ通うようになった。会堂ができたのを機に洗礼を受け、以後近永教会の信徒として過ごす。結婚式も新会堂第1号であった。  大病を患いながら、妻も仕事も家も信仰その他、全てが与えられた。神に従う者には万事を益としてくださる、そのことを共に喜びたい。  病からの回復後、町役場に勤めた。仕事に夢中で礼拝がおろそかになった時期もあったが、「神が私の味方であって、誰が私に敵対できようか」(ローマ8・31)を信念に、正しいことのためには嫌われ役も引き受け、誠実……
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