四国教区
第70回四国教区総会は4月30日~5月1日、高知教会を会場として開催された。
開会時出席正議員は155名中125名。
開会礼拝では矢野敬太牧師(愛南)が説教、廣澤幹夫牧師(川上)の司式により聖餐式が執り行われた。
第1日目冒頭では、昨年度からの東日本大震災救援・支援への取り組みの継続、教区規則文言の整理等について、「議長メッセージ」が語られた。
その後、諸報告を扱い、教団総会議員選挙が行われた。夕食の時間中には各分区の近況報告、新任教師紹介があり、互いの教会の一年の歩みを覚え合うひとときとなった。
夜には、「東日本大震災支援」と題し協議会を開催。森分望伝道師(八幡浜)より宮古教会・被災地への支援活動報告、広瀬満和牧師(三津)より「エマオへの道・四国」(東日本大震災ボランティアを送る会)活動報告がなされた。
更にボランティア活動に参加した教師から「被災地へ行ってみ……
第37回総会期第3回宣教委員会は10月3日(月)~4日(火)、早稲田奉仕園セミナーハウスにて開催された。加藤幹夫委員司式による開会礼拝で開始。
教師委員会、教師検定委員会、信仰職制委員会の委員長と書記をメンバー構成とする、教団教師養成制度の検討開始が報告された。 台風12号被災地である和歌山地区を覚え、総幹事名で大阪教区へ教団から50万円の見舞金が届けられた。
統一原理問題全国連絡会から、統一協会の会員が「まじめで熱心なボランティア」として受け入れられていることへの警告、「統一原理問題」に関する大韓イエス教長老会(統合)との、より緊密な情報交換をはかるための提案については、張田眞委員長、大三島義孝幹事が窓口となることが報告された。
伝道方策検討委員会から、教団の現状データに基づく分析と、教団内において具体的に伝道に取り組んでいる団体についての、調査を進めていることが報告された。
そ……
Members of Association of Japanese Churches on Unification Association Issues visited the Vatican, Feb. 21 -26, to exchange information and opinions on the Unification Association and other religious cults.
There were 12 members of the delegation, including Kito Masaki, a lawyer working with the National Council of Lawyers Against the “Spiritual Sell” Scam. Also included was one representative ea……
大韓イエス教長老会(PCK)と日本基督教団による「第96回韓日連合異端対策セミナー」が6月23日、韓国の大田儒成(デジョン・ユソン)教会を会場に開かれた。
韓国側からPCK異端似而非対策委員会関係者や弁護士等50名余、日本側から教団宣教委員会委員長、宣教幹事、統一協会問題全国連絡会関係者および統一協会問題キリスト教連絡会関係者、全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士など20名余が参加し、講演や活発な意見交換が行われた。
最後にPCK側より合同祝福で韓国に渡った日本人女性救出のため日本側の連絡窓口設置の要請があり、宣教委員会委員長より「日本に持ち帰って前向きに検討する」旨の返答がなされた。
セミナー冒頭、PCKのユ・ハンギィ牧師(異端対策委員長)より東日本大震災で苦しみの中にある日本国民と日本基督教団およびキリスト教関係者に対し慰めと励ましの言葉が述べられた。
第一講演「韓国キリスト教……
2010年度の統一原理問題全国連絡会は6月17日(木)と18日(金)の両日、佐賀県唐津市で開催された。韓国から30名の方々をお迎えし、自主参加者を含め100名の参加者を得て開催された。
1日目は、まず代表世話人の小出望宣教委員長から挨拶と日本での統一協会の動き、この連絡会の歩みについての話で始められた。
次いで、釜山長神大学校の卓志一教授による「統一教-最近の動向及び日本国内の主要韓国異端の現況」、大神周一弁護士による「日本における統一協会に対する闘いと課題」、岩崎一宏日本バプテスト連盟枝光教会牧師による、渡韓している救出対象者への取り組みの講演がなされた。
卓教授は、最近の統一協会が、過去のキリスト教異端という否定的イメージを克服すべく、自らを「キリスト教でない新しい宗教」と主張し始めていること、教祖文鮮明からの世代交代の進行状況など、韓国からならで……
神のみ業が現れるために 田中 文宏 (真駒内教会牧師)
ヨハネによる福音書9章には、生まれつき目の見えない人が主イエスによって癒された物語が記されています。特に、「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。」(3節)という主のみ言葉は、私の伝道者としての召命を支え、牧師としての働きを導いてきたといっても過言ではありません。
私は、兵庫県の北部の湯村温泉という山間の町に、農家の5人兄弟の末っ子として生まれました。中学生の時に読んだ下村湖人の「論語物語」に感動し、キリスト教に出会うまでは孔子の教えを人生の指針として歩みました。私の家の近くには教会はなく、隣町に小さな教会がありましたが、牧師は公立中学の教師を兼務していました。
高校卒業後、盲学校の教師になることを志して東京教育大学に入りました。受験勉……
9月7日(月)、九州キリスト教会館4階で、「九州・西東京・東京三教区合同統一原理問題研修会」が開かれた。
これまでも若者、主婦、高齢者がカルトの主な被害者だったが、最近また大学での被害が広がっていることもあり、出席者47名のうち8名が大学関係者だった。
まず「今日の統一協会の現状について」大神周一弁護士から、これまで統一協会に対して起こされた訴訟や、刑事事件として立件された事件を検証しながら、統一協会側の主張の変化やこれまでの対応についての説明があった。
次に大学でのカルト問題について、アンケート調査の結果が紹介され、主にA大学のカルト対策と具体的な事例が報告された。今春脱会したBさんは、自身の経験に基づいて大学におけるカープ(大学生の原理研究会)の働きについて語った。それによると、祝福二世(所謂合同結婚で生まれた夫婦の)と信仰二世(夫婦での入信者の)が各大学で中心となって活動してい……
本日、警視庁は世界基督教統一神霊協会(統一協会)信者が運営する有限会社新世のいわゆる霊感商法の手口による物品販売等の活動について、同社代表取締役田中尚樹をはじめとする統一協会信者らの逮捕及び統一協会渋谷教会など関連施設数か所に強制捜査を行った。
有限会社新世の物品販売等の活動は、教祖文鮮明の毎月いくら、さらにいつまでにいくら送金するようにという指示を実現するために、全国各地でなされている活動の氷山の一角にすぎない。その手口の計画性、組織性、悪質性及び被害金額が莫大であることは、他の悪質商法に例を見ないものである。今回の強制捜査は、沖縄・長野・新潟・大阪・福岡の各県における強制捜査につづくものであり、長年に亘る統一協会の悪質な資金集めの実態を解明し抑止するうえで高く評価できる。
上記強制捜査を踏まえ、統一協会の経済活動を担う幹部らをはじめ事……
統一原理問題東京地区学習会を開催
統一原理問題東京地区(東京教区、西東京教区)連絡会学習会が二〇〇九年一月三〇日(金)、教団会議室に於いて開催された。今回は、東京地区だけでなく他教区他教派にも呼び掛けたため、東北教区、カトリック中央協議会、聖公会、日本ルーテル教会、日本バプテスト連盟からの参加者も得て、出席者二九名を数え盛会であった。
最初に吉田好里牧師(世話人代表)より挨拶と集会の趣旨説明が以下のようにあった。連絡会による二ヶ月に一度の定期的な相談活動も既に二〇数年が経過したが、その間、相談者が来なかった日は一度もなく、むしろ最近は増加傾向にあり、カルトの被害は終息せず、益々深刻になっている現状である。その間、連絡会構成メンバーの高齢化もあり、改めて、今日の統一協会の活動による被害状況を多くの人に知ってもらい、救出の取り組みと相談者の裾野を広げていきたいというのが今連絡会の趣旨で……
私たちの相談活動も既に20数年経ちましたが、一向にカルト宗教の被害は終息せず、ますます深刻になってきています。そこで、改めて、今日の統一協会の活動による被害状況についてご理解をいただき、取り組みの輪を広げたいと願い、下記のような学習会及び一日相談体験会を開催することとなりました。教職、特に若い先生 方、関心のある方々のご参加をお願いします。
◎日時 2009年1月30日(金)午前9時45分~午後3時
◎場所 日本キリスト教会館4階会議室(新宿区西早稲田2-3-18)
◎プログラム
第一部 午前9時45分?12時
『統一協会の現状--霊感商法の実体』 山口 広弁護士(全国霊感商法対策弁連事務局長)
『被害救済の具体的取組から』 荻上守生弁護士(全国霊感商法対策弁連)
『統一原理問題の相談に関わって』 佐原光児 牧師(霊南坂教会)
『カウンセリングの秘訣』 ……