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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4988・89号】人ひととき(4面)

2022年12月31日
音楽の力で人々を繋ぐ 坂部 宏子さん  坂部宏子さんは北海道・帯広の出身。得意の音楽を生かし教会と地域とに奉仕する。  父親は帯広で小学校教員として勤めていたが、オペラ歌手の夢を追い上京。教壇に立ちつつ週末にアマチュア歌手として活躍したが、戦時の栄養失調がたたり声が出なくなる。この父の無念さが坂部さんの音楽の原動力ともなった。  坂部さんは戦後、高校生の時に地元のメノナイト教会で受洗。その後8人家族のうち5人が同じ教会や日本基督教団で信仰に導かれた。  関西でキリスト教を学んだ後に全国の教会を巡り、40代で北海道に戻る。幼稚園の教諭、園長も15年間務めた。  08年、夫婦・娘3人家族の健康のため「気候の温暖な」仙台平野に移住。10年に教団・名取教会に家族で転入会した矢先、東日本大震災に見舞われた。新たな地での信仰の友が津波の犠牲となり、教会は被災した。しかし坂部さんはここでめげ……

【4988・89号】▼WCC第11総会オンライン報告会 ▼(4面)

ユース枠代表議員、スチュワードから報告を聞く  11月22日、日本基督教団主催でWCC(世界教会協議会)のオンライン報告会が行われた。WCC総会は今年の8月31日から9月8日にかけてドイツのカールスルーエで開催されている。  西之園路子WCC代表議員はWCC成立の歴史や本総会全体の概略について報告、伊勢希ユース枠代表議員はプレユースでの世界のユースたちとの出会いとその出会いを通し与えられた気づきや恵みについて報告、スチュワードとして参加した内田幸四郎神学生(東京神学大学)は、WCCにおけるスチュワードの働きについて報告した。写真を多用しつつ、それぞれの異なる視点からの臨場感溢れる報告となった。  WCCスチュワードは、世界中の諸教会から集った18〜30歳のユースで構成されている。彼らはプレ集会に先んじて現地入りし、WCC総会に向けての諸準備を行い、また一ユースとしてプレユース集会に参……

【4988・89号】伝道のともしび -伝道報告-(4面)

「きらきら・わくわく・のびのび」と 横浜本牧教会牧師・横浜本牧教会附属早苗幼稚園園長 宮川 周子  横浜本牧教会は、アメリカのメソジスト・プロテスタント教会の信仰を受け継いで創設されました。その歴史は、ミス・ガスリーとミス・ブリテンによる日本伝道から始まります。教育を通して宣教をするために、1880年ブリテン女学校(1886年に横浜英和女学校と改称)が創立されました。その後、同教会からクライン牧師が日本に派遣され、1886年7月11日に「横浜第一美普教会(横浜本牧教会)」が誕生します。最初は12名から始まった教会でしたが、その頃教会を支えたのが、英和女学校校長ミス・ハジスや、英和女学校の人々でした。創立当初から英和女学校と横浜本牧教会は、一つの集団と言えるほどつながりがとても強かったのです。  1908年横浜英和女学校附属早苗幼稚園は本牧上台に幼稚園を移し、寄付金を託してくださった……

【4988・89号】事務局報、お詫び・訂正(3面)

正教師登録 山田原野 (2022・11・13受按) 加藤秀久、髙橋優美子 (2022・11・18受按) 大島庄吾、野澤幸宏、稲益久仁子、佐藤彰子 (2022・11・26受按) 金 園播、藤本百合子、村越ちはる (2022・11・27受按)  教師異動 勝田台 辞(主)水谷 勤  〃  就(代)澤﨑弘美 飯田馬場町 就(代)丸大 勝 高槻向山 辞(主)館山英夫 共愛学園前橋国際大学 辞(教)野村 誠 十二使徒 辞(代)丸山澄夫   〃  就(代)久世そらち 桜ヶ丘 就(代)山本修一 隠退より復帰 山本修一 お詫び・訂正  新報4986号3面「常議員プロフィール」欄、遠矢良男氏の受洗日、「2月25日」を「12月25日」に、お詫びして訂正いたします。……

【4988・89号】「兵庫県南部大地震記念の日」追悼礼拝(3面)

「ボランティアお断り」 山本光一さん(隠退教師・元北海教区幹事) ◎日時・場所  2023年1月17日(火)午後6時  日本基督教団 神戸聖愛教会 ◎主催・問合せ  日本基督教団 兵庫教区 (℡078-856-4127) ◎オンライン・ライブ映像配信 式次第用URL https://hyogokyouku.web.fc2.com/  ※式次第は1月11日頃更新予定です 礼拝ライブ配信用URL(YouTube) https://youtu.be/fHcOsURKR1c……

【4988・89号】出版局 正職員(経験者)募集(3面)

◎職  種 定期刊行物(信徒の友、こころの友、教師の友など)編集業務 ◎勤  務 月曜日〜金曜日 9:00〜17:00(休憩12:00〜13:00) ◎待  遇 当局規定による 社会保険完備、交通費全支給、各種手当、休日=土日祝日他 ◎入社予定 2023年4月以降(応相談) ◎試用期間 3か月 ◎応募資格 編集実務経験者で年齢40歳位まで、教会生活を送っている方。DTP経験者歓迎。 ◎応募方法 履歴書(自筆・写真貼付)を郵送ください。書類選考後、面接日を通知します。応募書類は返却いたしません(秘密厳守)。 ◎入社試験 あり(適性、作文、英語等) ◎募集期間 2023年2月末 ◎お問い合わせ・応募先  〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18  日本キリスト教団出版局 総務課宛  ℡ 03-3204-0421(月〜金 9:30〜17:00)……

【4988・89号】ウクライナ救援募金期間延長のお知らせ(3面)

 主の聖名を賛美いたします。  日本基督教団では、一日も早く、ウクライナに平和と、人々の命が守られることを祈り、社会委員会を通して人道的支援のための募金を行っています。  2022年11月25日現在46,704,808円の募金がささげられました。募金額28,987,107円をACT(Action by Churches Together)Allianceに、3,000,000円を日本YMCA同盟に送金いたしました。  つきましては、募金期間を2023年3月末まで延長いたします。ご協力をお願いいたします。  2022年12月12日  日本基督教団社会委員長 森下 耕 ◎送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会 郵便振替 00150−2−593699 (通信欄に「ウクライナ救援募金」とお書きください。)……

【4988・89号】▼EMS総会報告▲(3面)

ユースや女性の活躍目立つ  11月15〜18日に南西ドイツのシュミッテンで、EMS(福音連帯宣教会)の総会が開催され、教団からは西之園路子がEMS総会議員として出席した。  2年ごとに開催されるこの総会には、南西ドイツの教会関係者の他、アジア(インド、インドネシア、韓国、日本等)、中東(ヨルダン)、アフリカ(ガーナ、南アフリカ共和国)のEMS加盟教会の代表者たち、70名ほどが参加。今年9月に行われたProPro委員会で協議されたEMSの支援先と支援金額もこの総会で可決された。本総会において、インドとインドネシアから各1教会を新たにEMSのメンバーに迎えることが承認された。また、議長団やMission Councilメンバーの選出も行われ、西之園議員はsubstitute(補欠委員)として選出された。教団とPROK(韓国基督教長老会)は、6年任期の委員を3年ずつ交代で担い、現在はPROK……

【4988・89号】教区議長コラム(3面)

関東教区はカントウ賞! 関東教区 熊江秀一  関東教区は新潟・群馬・茨城・栃木・埼玉の各県を5地区とする140の教会・伝道所からなる。日本海から太平洋に至る広大な面積は北海教区に次ぎ、教区内の人口は17教区最大の1620万人に及ぶ。また過疎地から首都圏、工業地帯や農業地帯、漁業地帯、豪雪地帯や島の教会もあり、教派的伝統も様々である。また小規模教会も多い。その中でそれぞれが覚え合い、支え合い、連帯して宣教に仕えている。  その連帯の柱がナルドの壺献金運動である。一人の女性信徒の提案で始まった運動は今年36年目となる。1日10円の自由献金として捧げられ、ほぼ毎年、目標額が満たされていることは教区の連帯の証しである。今年も1200万円を目標に献金運動に取り組んでいる。この献金は謝儀互助(2022年度は13教会・伝道所)を始め、緊急互助(教師やその家族の急病や様々な緊急支援)、教団年金互助(……

【4988・89号】▼日本YMCA同盟ウクライナ避難者支援プロジェクト ▼(3面)

YMCAだからこそのウクライナ避難者支援  2022年3月よりウクライナから日本に避難してくる人々お一人おひとりに伴走する支援を行ってきました。現在、関係省庁や東京都との連携もあり、761人(11月30日)への伴走支援を実践する国内最大規模の支援団体となりました。支援の内容と形態は時間の経過とともに次のような変化を遂げています。 【第1フェーズ 避難支援】  2022年3〜4月ごろ  ヨーロッパYMCAと連携し、ウクライナ出国から来日までの支援、空港出迎えや国内移動の補助、ホテルでの隔離、住宅への案内などという一連の支援を継続しています。支援開始時に、一人ひとりに寄り添い伴走していく、というYMCAの姿勢として、「避難民」ではなく「避難者」と呼ぶことにしました。 【第2フェーズ 生活支援】2022年5〜6月ごろ  住居手配から保育園探し、日本語学習の機会提供など日本での生活をス……
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