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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4995・96号】150回神奈川教区総会報告(2面)

2023年4月22日

安保関連3文書の閣議決定に抗議

 第150回神奈川教区定期総会は2月25日、新型コロナウイルスの感染防止対策を行いながら清水ヶ丘教会において開催された。
 議事に先立ち、生野隆彦牧師の司式により開会礼拝が行われた。組織会において、議員数232名中148名の出席により定足数77名を満たし総会は成立した。
 「補教師の准允執行に関する件」「正教師の按手礼執行に関する件」が可決され、1名の准允式と2名の按手礼式が執行された。その際、議決の前に教区が行っている「志願者が合格した教師検定試験が神奈川教区から見て不当であるとまでは言えない」という採決に対して、多くの議論がなされた。
 2023年度教区活動基本方策案および活動計画案、教区予算案および各教会負担金割り当て案等が審議され、各議案とも可決承認された。
 また「ひの木教会の解散申請に関する件」が審議された。60余年の間、ひの木教会の尊い宣教の働きを担った牧師、信徒、そして主の委託とその働きに感謝を覚え、また主の新たな導きを願いつつ、ひの木教会の解散申請を承認した。
 それから「安保関連3文書の閣議決定に抗議し、防衛費増強、敵基地攻撃能力保有に対する反対声明に関する件」が審議された。審議において反対声明文の修正案が提案されたが、原案通り可決され、神奈川教区として反対声明文を岸田文雄内閣総理大臣に提出することが承認された。
 教区三役と常置委員の選挙が行われ、議長には古谷正仁(蒔田)、副議長には佐野匡(横浜本郷台)が再選され、書記に宮川忠大(横浜本牧)が再選任された。
 最後に、佐野副議長から会場教会の清水ヶ丘教会へ感謝の言葉が述べられ、閉会祈祷をもって本総会は終了した。

 常置委員選挙結果
【教職】秋間文子(茅ヶ崎南湖)、金子信一(湯河原)、平良愛香(川和)、難波信義(大船)、藤掛順一(横浜指路)、三宅宣幸(元住吉)
【信徒】荒木美智子(鎌倉雪ノ下)、大西誠(横浜指路)、岡安博(鶴見)、斉藤圭美(高座渋谷)、堀木一男(六ツ川)、世安正明(衣笠病院)

(宮川忠大報)

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