2022年4月〜2023年3月末現在
2022年度も「東北地方地震被災教会会堂牧師館等再建募金」にご協力くださり感謝いたします。
2021年2月13日に「福島県沖地震」同年3月20日に「宮城県沖地震」2022年3月16日に再び「福島県沖地震」と続けて震度6の地震が起こりました。これまでに東北教区の10教会、関東教区の2教会伝道所に総額17,656,250円を支援しましたが、募金総額が14,364,770円(2021年度と2022年度)と、諸経費を差し引きますと350万円程不足です。
引き続きご献金くださいますようお願いいたします。
……
謝儀互助制度に関する協議会を開催【西中国】
西中国教区第72回定期教会は5月23日、24日に広島流川教会にて、議員数111名中78名の出席により開催。今年度は新型コロナウイルス対策を行いながら対面総会となった。
開会礼拝では、塩見和樹教師がコロナ後の世界を見据えて「『 わざわざ』の業」と題して説教、皆で賛美をする喜びを味わえた。議案審議は法定議案のみとなり、すべて可決、コロナ禍の影響により選挙なしの総会となった。
「按手礼・准允式に関する件」が承認され参集した関係者と総会議員、そして神の祝福を受け上内恵教師(広島観音町教会)の准允式と金清洛教師(広島女学院中高)の按手礼が執行された。
小畑太作議長は総括で、2015年より議長を担っていることに関して、健全な組織体であるためには、今期を最後と考えて欲しいとのべた。
「教職謝儀互助制度の維持と拡充」を図るために「教職謝儀互助……
多くの教区がコロナ以前に近い形で開催
四国・兵庫・京都・東北・大阪・九州・中部・奥羽・西中国・北海
軍事力に頼らない平和に向けて議案を可決 【九州】
第73回九州教区総会が5月2〜4日、福岡中部教会にて開催された。2020年度、2021年度は書面による総会、2022年度は集合し一日のみとなる総会であったが、今回はコロナ禍前と同じく2泊3日での総会となった。議員数は235名中、開会時の出席議員は140名であった。
一日目、開会礼拝に続き、今年度より新たに着任した4名の教師の紹介がなされた。午後には、日下部遣志議長によって記された12頁に渡る報告書に基づき、丁寧な議長報告がなされた。
夕方からの議員研修会は例年、講師を立てて行われてきたが、今回は、全体を10グループに分け、九州教区の宣教の課題について、それぞれの教会、伝道所、宣教の現場のことについてグループごと……
多くの教区がコロナ以前に近い形で開催
四国・兵庫・京都・東北・大阪・九州・中部・奥羽・西中国・北海
米国合同教会と宣教協力【京都】
京都教区定期総会を5月19〜20日に洛陽教会で開催した。開会時に議員141名中84名出席、二日目冒頭62名出席で総会成立。前年同様にコロナ禍での時間短縮と食事・茶菓なしの対面総会を行った。
三役・常置委員選挙は、コロナ禍による任期のずれを戻すために前回選出者の任期1年短縮を決議してから行った。議長・副議長が共に3期目当選。書記は前任者の辞退を受けて新人選出。常置委員は、教師は若干の変化で、信徒は新人が大きく増えた。
議案16号「一般財団法人クラッパードイン設立を契機に、アメリカン・ボード京都宣教150周年を記念して米国合同教会と宣教協力を行う件」を可決した。これは米国合同教会(UCC)のWCM(ワイダー・チャーチ・ミニストリーズ)が京都……
シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉が使われるようになって久しい。AIの発達が臨界点に達し、人間の知性を超える時点のことだ。それを境にAIは、加速度的に進化を遂げるとの予測もあり、「問題」視もされている。既に、「AIの発達により無くなる職種」をテーマとした言説を、しばしば見聞きする。▼最近開発されたAIは、聖書箇所を示し説教の作成を指示すると、膨大なデータから言葉を繋ぎ合わせ、無難な説教例のようなものを提示する。今、自らが担っている働きが、遠くない将来、取って代わられるかもしれないとの思いがよぎる。▼福音宣教の務めは、単なる知識の伝達ではなく、キリストのからだを立てることであり、赦された罪人として愛に生かされ、人々と共に歩むことだ。それは「愚か者」となることであり、およそAIが担える分野ではない。▼パウロは、自身が主に仕えることで愚か者となっていることを告げ、キリストを信じることで……
多くの教区がコロナ以前に近い形で開催
四国・兵庫・京都・東北・大阪・九州・中部・奥羽・西中国・北海
互助規則変更、申請要件を緩和【四国】
第81回四国教区総会が4月28〜29日、松山教会を会場に正議員142名中100名の出席を確認して開催された。
開会礼拝を捧げ、組織会を経て一日目は、三役と常置委員(教職)の選挙を行いながら、2022年度諸報告を中心に議事が進められた。
常置委員会報告のうちから「四国教区教会互助規則及び互助細則変更に関する取り組み」、「ハラスメント事案に関する取り組み」、「関西学院大学神学生研修に係る活動報告」等が年度内の特別な事柄として告げられた。続いて各部と分区報告がなされ、これらの質疑は二日目に行われた。報告に続いて教団問安使の藤盛勇紀副議長より挨拶を受け、この質疑も二日目に行われることとなった。
一日目の議事の後には協議会が行われ「信徒が展望す……
【4997・98号】ペンテコステメッセージ(1面)
【4997・98号】お知らせ・お詫び・訂正(1面・3面・4面)
【4997・98号】教師検定員会、宣教研究所委員会(2面)
【4997・98号】東北地方地震被災教会会堂等再建支援委員会(2面)
【4997・98号】教師養成制度検討委員会・宣教委員会(2面・3面)
【4997・98号】教区議長コラム(3面)
【4997・98号】事務局報(3面)
【4997・98号】事務局報(3面・4面)
【4997・98号】伝道のともしび(4面)
【4997・98号】教師継続研修会のご案内(4面)
【4997・98号】聖書に『新しく』聞く恵み(4面)
……
高知教会では、金曜日に聖書研究祈祷会があり、4月にエレミヤ書を読み終えた。読み始めたのは、2020年5月で、コロナ対応の厳しい状況の中、エレミヤ書を読み続けてきた。この時期に、困難な現実の中の希望を語るエレミヤ書を読む機会が与えられたことは、神の導きと言う以外ないと思う。
エレミヤ書を読み終えたので、いつもそうするように、次の聖書箇所をどうするか、出席者の希望を聞いた。様々な意見があったが、その中に、「サムエル記を」との希望があった。言われたのが、96歳の教会員で、この方はほぼ毎週、聖書研究祈祷会に出席されておられる。
希望をお伝えくださる時に、「ダビデ物語を新しく受け止めたい」と言われた。「新しく」という言葉が、深く心に残った。信仰の歩みも既に70年近くになり、恐らく何度もサムエル記を読まれたと思う。それでも、新しい示しを求めておられる姿に、自分が牧師として何をすべきか、明確に……
◎日時 2023年8月1日(火)13:30〜16:00
◎主題 「“カルト”−今私たちに問われていること」
◎講師 川島堅二(東北学院大学文学部教授)
◎対象 教団の教師
◎開催方法 オンライン(Zoom)
◎申込方法 以下のURLから、事前登録してください。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZElfumhrT0sEtxlBAHlBbNHXvnT7RGzxndm#/registration
※定員100名……
地域に奉仕する業として
三田こばと保育園園長
辰巳 晶子
1875年7月に創立された摂津三田教会。その附属保育園として、1957年9月より三田こばと保育園としてこの地での歩みを進めてきました。教会員の「地域社会への伝道と奉仕のため」という思いと社会からの強い要請があっての創設だと聞いています。2023年度には創立66年を迎えます。今手元に[創立五〇周年記念誌]があり懐かしく見返しています。懐かしい以前に私が生まれる前、保育園が開園した当時のことが書いてある文章が目に留まりました。『こばと保育園の設立にあたっては難題が山積していました。今のような保育園のニーズがない時代で、資金もなく(中略)。土蔵を大きく立ち上げたような薄暗い礼拝堂を遊戯室にするために窓と窓の間に同じ様な窓を作り明るい部屋にしたり、中略)。色々な問題を解決して手作りで温かい保育園の開園のめどがつき感謝でした』、『当時……