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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

新型コロナウイルス感染拡大の渦中で,教団新報:一覧

【4952号】コロナ禍における教団総会の開催について(櫻井圀郎見解要約)

2021年6月26日
コロナ禍における教団総会の開催について(櫻井圀郎見解要約) 教団総会の開催について、教団から櫻井圀郎氏(宗教法および宗教経営研究所所長教授)に意見を求め、文書による回答を得た。 ⑴書面決裁(書面決議)について 書面決裁とは、「書面における議決権の行使または書面による提案とそれに対する同意によって決議に替える『決議の省略』である」が原則となる。教団総会は、これまで議員が物理的に一堂に会することを前提としてきており、書面決裁の前例はない。 株式会社その他一般の法人の場合、会社法(310条1項)や一般法人法(50条1項)において、「委任状(代理権を証明する書面)の提出または電磁的方法(電子委任状)による提出」によって会議が成立し、議決することが可能となっている。法律上は「決議の省略」という。 教団総会に右記の定めを類推適用するのは、教規に定めていない限り不可である。しかし、“非常事態”……

【教団新報4950・51】宣教師たちの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年5月29日
困難の中に豊かに働かれる神 アメリカ 《ウェスレー合同メソジスト教会》 米国カリフォルニア州では昨年3月、新型コロナウイルスの集団感染を避けるための厳しい規制が出され、全ての教会が建物内での礼拝を禁止されました。 それでも何とか礼拝を続けるため、私たちの教会ではインターネットを用いたライブ動画配信と共に、シニアの方々にはDVDの発送や、簡単な操作で礼拝にアクセスできる端末機の貸し出し、またそのサポートを行う「タブレットミニストリー」を開始しました。結果、思いもかけず、外部との接触を絶たれた施設の方々や、同じ米国内の日本語礼拝を守れない教会の方々とも、共に礼拝を守れるようになりました。その方々の喜びの声を聞く時に、私たちの「礼拝への飢え渇き」を主が顧みてくださり「霊と真実に満ちた礼拝」へと導いてくださっていることを覚えます。 家賃が全米一高額なここシリコンバレーでは、狭い家に数家族が……

【4946・47号】教務教師の声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年3月27日
「間」がある「協育」が「未来」を育む 木村 良己 《同志社中学校・高等学校》 「明石家さんまはテレビに出ずっぱりだけど、今の子どもには『さんま』がない」と言われて久しい。勉強勉強!で「時間」がない、遊びたくっても「空間」がない、競争競争!で「仲間」がいない。そんな「時間・空間・仲間」という「さんま(三間)」に「手間」を加え、「未来」を生きる生徒たちが勝手に育つ環境を整えておくことが教育者の使命であると考え、十字架の元に力を合わせる「協育(きょういく)」に携わってきた。「間」が抜けていない触れあい、集い、楽しみ、学びに制限が加えられ、「距離」という規範が生じて、フィジカルディスタンスに配慮しながらの現実に直面している。 思えば一年前、学年末試験のさなか急遽休校となり、オンライン授業の日々が続いた。生徒全員がi-Padを備えていたとはいえ、チョークと黒板での対面授業をメインにしてきた者に……

【4942・43号】寄せ場からの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年1月30日
「コロナ対策班」を設置して 釜ヶ崎 《大阪》 釜ヶ崎では、2020年12月28日から2021年1月3日にかけて、第51回目になる釜ヶ崎越冬闘争が、第51回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会によって行われました。連日に渡って、パトロールや炊き出し、団結もちつき大会(1月2日)等が行われ、泊まる所のない労働者のためには、寝場所が設置されました。今回の越冬闘争は、新型コロナウイルスの感染が続く中で行われるということもあって、新たに「コロナ対策班」が設置され、越冬闘争中に出会った、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱者や体調不良者に出来るだけの対応を取れるようにしました。 一昨年4月24日に閉鎖されたあいりん総合センター(以下、センターと略す)周辺では、常時、30名程の労働者が、ダンボール等で寝泊まりを続けています。このセンター前でも、釜ヶ崎センター開放行動によって、2020年12月29日から2021……

【4940・41号】医療専門家たちの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2020年12月26日
ウィズコロナの宣教 大友  宣 《老蘇会・静明館診療医/日本聖公会・札幌聖ミカエル教会員》 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。(ヨハネによる福音書20章19節) 今こそ、わたしたちは教会から平和を携えてでかけていく時期です。新型コロナウイルス感染症の影響が社会の至るところに出ています。病院や施設では家族と会うことは出来ません。社会では仕事がなく、補償もなく戸惑っている人たちがいます。家庭内暴力、孤独、貧困の問題が大きくなります。分断と格差の拡大があります。イエスはこのような時代にこそ生きています。それなのに、教会は今、機能を十分発揮することができていません。 弟子たちはユダヤ人が怖くて部屋に鍵をかけてじっと家に閉じこもっていました。現在の……

【4934・35号】海外教会の取り組みにきく-ブラジル・インド
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2020年9月26日
暗黒の中で「解放する神」を信じて ブラジル 《ブラジル合同長老教会 ヴァレリオ・シルヴァ合同長老教会》 ブラジルのコロナ感染は拡大し続け、今やアマゾン州で一日の感染拡大率が最も高くなってしまった。先住民族はパンデミック以前から現政府の経済開発政策に乗じた違法な火災や伐採による森林破壊、族長の非道な暗殺に苦しんでいたのだが、更にいのちの危険にさらされている。ウイルスは多様な人間に平等に襲ってくるのではない。実際は感染以前の社会的不平等、差別、周縁化が厳然と感染状況や医療整備に現れる。 こうした社会状況のもとでブラジルのキリスト教会は二分している。一方に、聖書の言葉を熱狂的に説いて民衆を生活苦から救い出すように見え、実際は神の名を使って「商売する」ファンダメンタル教会がある。エキュメニズムを拒絶し、現政府に「牧師」まで送り込んで加担しているこの手の教会は、実際、私たちを困惑させ、多くの難……

【4934・35号】海外教会の取り組みにきく-韓国・台湾
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

自由の意味を問い、「いのち」のための試行錯誤を 韓国 《大韓イエス教長老会 セムナン教会》 去る8月14日、ソウル市から重大な行政命令が出されました。市内の全宗教施設に対する集合制限命令です(後に集合禁止命令へ変更)。首都圏にある複数の教会で新型コロナウイルスの集団感染が発生したのでした。 市から出されたのは要請ではなく法に基づく行政命令です。そのため、市内の全教会は2週間にわたり、対面式の諸集会が開けなくなりました。 私が協力牧師として仕えるセムナン教会からも、翌土曜朝には「対面式の日本語礼拝休止」の連絡が来ました。礼拝休止の通達はこれで4回目。 韓国教会では行政主導による諸集会の休止と再開が繰り返されているのです。 教会の防疫対策も行政指針に沿って進められています。社会的距離の確保をはじめ、教会施設内でのマスク着用、入場時の検温、本人確認(QR認証等)、名前・電話番号・入場……

【4928・29号】新型コロナウイルス感染拡大に伴う『緊急事態宣言』の解除にあたって(第四信)

2020年6月27日
「緊急事態宣言」の解除が出されました。未だ油断することは出来ませんが、新型コロナウイルスによる感染拡大が一時的に収まりつつあることに感謝をささげます。 この2ヶ月近くの間、諸教会・伝道所、関係団体・学校の教師と信徒および教職員の方々におかれては、本当に厳しい日々を送られたことと思います。 わたしたちプロテスタント教会の命である『礼拝』を守るために、この期間、祈りと力と知恵を尽くし続けました。ある教会は「苦渋の決断の中で、礼拝を休止しました」。ある人は「神の愛の業として、感染者にならないために、礼拝へ出席することを控えました」。 一つひとつの教会・伝道所が、学校・団体が、そして、そこに生きる一人ひとりが、神への信仰の決断の下、様々な選択をされたことと思います。そのすべてにおいて、主の豊かなる顧みがありますようにと祈ります。 教団としては、4月10日付で『新型コロナウイルス感染拡大防止……

【4928・29号】神学者たちの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大に伴う 「緊急事態宣言」の渦中で

時代と他者に出会い直して行く教会 柳下 明子 《日本聖書神学校教授/歴史神学》 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、「不要不急」の外出の自粛要請が始まると、地域によっては主日礼拝を会堂で行わない、または教職のみで礼拝を献げる、ということが起こりました。 カトリック教会では感染拡大を防止するのは愛の業であるとの判断で、2月末には東京大司教区では信徒の「ミサの免除」が宣言され、公開のミサは中止となりました。日本聖公会でも教区によっては「公祷」の休止を決定しました。東京教区ではその決定の後、主教の司式する聖餐式の配信を教区が始めています。これらの教派においては各個教会の個別の礼拝の状況に関わらず、司教の献げるミサや、主教の献げる聖餐式を通して教会の公同性は保たれることになります。ルター派の教会ではルターの著作から、主日礼拝は律法的に特定の場所や時間に拘束されるものではない、という共通理解……

【4928・29号】教区議長会議報告 新型コロナウイルスへの対応、教団総会の開催について意見交換

インターネット会議開催 新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、多くの教会はイースターやペンテコステを含む3〜5月の礼拝や集会に、集うことを制限せざるを得ない状況になった。このような状況下で、教会はどのように過ごし、キリストの体にふさわしい交わりを保ってきたか、教区の情報を交換し合い、また当面の課題を明確にし合うために、インターネット会議が6月12日に開かれた。 参加者は教団三役、沖縄教区を除く全国16教区の議長(2教区は副議長)、予算決算委員長、総幹事、幹事。教団会議室では石橋秀雄議長と秋山徹総幹事、その他の幹事が、参加者の顔が映し出されたスクリーンを前にし、各参加者はそれぞれのパソコンから参加した。 中心的な議題は、⑴各教区の教会がコロナ危機の下でどのように対応しているか、また教区総会についての報告と、そこから生じる意見や要望、⑵今年秋の教団総会の開催をどうするかについての……
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