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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

新型コロナウイルス感染拡大の渦中で:一覧

【4959号】2021年夏、教区のプログラム コロナ禍2年目の夏、それぞれの課題と取り組む

2021年10月9日
《京都教区》 「教会と社会」特設委員会主催 「社会セミナー2021」 日本学術会議の任命問題は、どこが問題?−教会が考えなければいけない大切なことー 8月8日に京都教区「教会と社会」特設委員会主催で開かれた「社会セミナー2021」(於・室町教会)において、関西学院大学神学部の芦名定道教授(元京都大学大学院文学研究科教授)を招いて、上記の表題の集会を開き、「現代史のなかの日本キリスト教−日本学術会議問題と憲法」という題の講演を聞いた。当日は、京都にコロナ感染急拡大のために、会場に参集することは中止せざるを得ず、急遽すべてをズームミーティングで行う集会へと変更した。はじめてのことばかりだったので戸惑いもあったが、これからの集会の持ち方を模索していく上では有益な集会となった。 芦名教授の講演の骨子は、日本学術会議の任命問題の本質はどこにあるのかということであった。この問題は単純ではなく、「……

【4954・55】社会での奉仕者の声に聞く-社会委員会が支援した活動の中から
新型コロナウイルス 感染拡大の渦中で

2021年7月31日
日本経済を支えている外国人を支援 カトリック札幌司教区難民移住移動者委員会 《北海道》 日本のカトリック教会は、外国人宣教者が多く活動しており、外国人が母語で、あるいは日本語でミサに集うことから司牧面だけではなく、日本社会での課題にも関わる機会が多い。 私が所属する「難民移住移動者委員会」は、今から20年前に「国際協力委員会」から改称され、宗教を問わず、日本にいる外国人の支援を目的として活動している。近年では日本国内で増加しているベトナム人技能実習生に関わる課題にも取り組んでおり、コロナ禍で妊娠・解雇の相談が増えている。北海道でも広い大地に点在するベトナム人の状況を知るきっかけは、主日のミサに集う教会であり、高齢化した教会にベトナムの若い人々が活気を与えてくれている。 札幌では、委員会室で日本語教室を開いている。学習者は様々で、母語も違えば、学ぶ目的も違い、日本語レベルも違うという……

【4953号】社会事業従事者の声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年7月17日
イエスに倣い、苦難に寄り添う 小羊学園 《静岡県》 私の勤める小羊学園は重い知的ハンディをもった方たちを対象として創業した福祉施設である。50余年を経て、幼児から高齢の者までを対象に入所施設やグループホーム、通園施設、通所施設が与えられ、短期入所や相談支援での関わりを含めると利用者は千人を超えるのではないだろうか。 利用者のすべてということではないが、多くの方たちは新型コロナウイルス感染のリスクを理解することができない。さらにその方の特性として日常生活で様々な変化に適応するのが苦手な人も少なくない。職員たちが良かれと思ってする介護・支援が拒否されることはしばしばで、なかには頑固に拒否して不穏になる方もおられる。新型コロナウイルス対策の基本とされるマスク着用も入念な手洗いも思うように徹底できない。それでも逃げ出すことなく、利用者を直接支援する職員たちは日常的な濃厚接触を避けることはでき……

【4952号】社会での奉仕者の声に聞く-社会委員会が支援した活動の中から
新型コロナウイルス 感染拡大の渦中で

2021年6月26日
他人事が我が事に 京都の夜回り 《京都府》 京都の夜回りは週に2回、夜10時頃から京都駅周辺や市内の繁華街周辺を回ります。お茶と紙コップ、毛布、カイロ、下着や防寒具、時にはおにぎりや非常食を持って野宿している人に会いに行きます。新型コロナウイルス感染防止のため、マスクなしでは立ち入れない場所もあり、必要な方にはマスクも配布しています。 そこで野宿している人の生活の様子や体の具合を聞くのですが、聞くためにはそれなりの覚悟が必要で、例えば具合が悪いと聞けば「ではどうするのか」が問われます。相手が話してくれたことに応えようとする時に、他人事が我が事になるのだと思います。 体の具合を聞いて、場合によっては救急車を呼ぶこともありますが、私たちはひとり一人の要望に応じて病院に付き添ったり、施設の入所や生活保護の申請のために福祉事務所に行ったりします。入院すればお見舞いに、施設に入所したと聞けば……

【4952号】コロナ禍における教団総会の開催について(櫻井圀郎見解要約)

コロナ禍における教団総会の開催について(櫻井圀郎見解要約) 教団総会の開催について、教団から櫻井圀郎氏(宗教法および宗教経営研究所所長教授)に意見を求め、文書による回答を得た。 ⑴書面決裁(書面決議)について 書面決裁とは、「書面における議決権の行使または書面による提案とそれに対する同意によって決議に替える『決議の省略』である」が原則となる。教団総会は、これまで議員が物理的に一堂に会することを前提としてきており、書面決裁の前例はない。 株式会社その他一般の法人の場合、会社法(310条1項)や一般法人法(50条1項)において、「委任状(代理権を証明する書面)の提出または電磁的方法(電子委任状)による提出」によって会議が成立し、議決することが可能となっている。法律上は「決議の省略」という。 教団総会に右記の定めを類推適用するのは、教規に定めていない限り不可である。しかし、“非常事態”……

【教団新報4950・51】宣教師たちの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年5月29日
困難の中に豊かに働かれる神 アメリカ 《ウェスレー合同メソジスト教会》 米国カリフォルニア州では昨年3月、新型コロナウイルスの集団感染を避けるための厳しい規制が出され、全ての教会が建物内での礼拝を禁止されました。 それでも何とか礼拝を続けるため、私たちの教会ではインターネットを用いたライブ動画配信と共に、シニアの方々にはDVDの発送や、簡単な操作で礼拝にアクセスできる端末機の貸し出し、またそのサポートを行う「タブレットミニストリー」を開始しました。結果、思いもかけず、外部との接触を絶たれた施設の方々や、同じ米国内の日本語礼拝を守れない教会の方々とも、共に礼拝を守れるようになりました。その方々の喜びの声を聞く時に、私たちの「礼拝への飢え渇き」を主が顧みてくださり「霊と真実に満ちた礼拝」へと導いてくださっていることを覚えます。 家賃が全米一高額なここシリコンバレーでは、狭い家に数家族が……

【4946・47号】教務教師の声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年3月27日
「間」がある「協育」が「未来」を育む 木村 良己 《同志社中学校・高等学校》 「明石家さんまはテレビに出ずっぱりだけど、今の子どもには『さんま』がない」と言われて久しい。勉強勉強!で「時間」がない、遊びたくっても「空間」がない、競争競争!で「仲間」がいない。そんな「時間・空間・仲間」という「さんま(三間)」に「手間」を加え、「未来」を生きる生徒たちが勝手に育つ環境を整えておくことが教育者の使命であると考え、十字架の元に力を合わせる「協育(きょういく)」に携わってきた。「間」が抜けていない触れあい、集い、楽しみ、学びに制限が加えられ、「距離」という規範が生じて、フィジカルディスタンスに配慮しながらの現実に直面している。 思えば一年前、学年末試験のさなか急遽休校となり、オンライン授業の日々が続いた。生徒全員がi-Padを備えていたとはいえ、チョークと黒板での対面授業をメインにしてきた者に……

【4942・43号】寄せ場からの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2021年1月30日
「コロナ対策班」を設置して 釜ヶ崎 《大阪》 釜ヶ崎では、2020年12月28日から2021年1月3日にかけて、第51回目になる釜ヶ崎越冬闘争が、第51回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会によって行われました。連日に渡って、パトロールや炊き出し、団結もちつき大会(1月2日)等が行われ、泊まる所のない労働者のためには、寝場所が設置されました。今回の越冬闘争は、新型コロナウイルスの感染が続く中で行われるということもあって、新たに「コロナ対策班」が設置され、越冬闘争中に出会った、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱者や体調不良者に出来るだけの対応を取れるようにしました。 一昨年4月24日に閉鎖されたあいりん総合センター(以下、センターと略す)周辺では、常時、30名程の労働者が、ダンボール等で寝泊まりを続けています。このセンター前でも、釜ヶ崎センター開放行動によって、2020年12月29日から2021……

【4940・41号】医療専門家たちの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2020年12月26日
ウィズコロナの宣教 大友  宣 《老蘇会・静明館診療医/日本聖公会・札幌聖ミカエル教会員》 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。(ヨハネによる福音書20章19節) 今こそ、わたしたちは教会から平和を携えてでかけていく時期です。新型コロナウイルス感染症の影響が社会の至るところに出ています。病院や施設では家族と会うことは出来ません。社会では仕事がなく、補償もなく戸惑っている人たちがいます。家庭内暴力、孤独、貧困の問題が大きくなります。分断と格差の拡大があります。イエスはこのような時代にこそ生きています。それなのに、教会は今、機能を十分発揮することができていません。 弟子たちはユダヤ人が怖くて部屋に鍵をかけてじっと家に閉じこもっていました。現在の……

【4934・35号】海外教会の取り組みにきく-ブラジル・インド
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

2020年9月26日
暗黒の中で「解放する神」を信じて ブラジル 《ブラジル合同長老教会 ヴァレリオ・シルヴァ合同長老教会》 ブラジルのコロナ感染は拡大し続け、今やアマゾン州で一日の感染拡大率が最も高くなってしまった。先住民族はパンデミック以前から現政府の経済開発政策に乗じた違法な火災や伐採による森林破壊、族長の非道な暗殺に苦しんでいたのだが、更にいのちの危険にさらされている。ウイルスは多様な人間に平等に襲ってくるのではない。実際は感染以前の社会的不平等、差別、周縁化が厳然と感染状況や医療整備に現れる。 こうした社会状況のもとでブラジルのキリスト教会は二分している。一方に、聖書の言葉を熱狂的に説いて民衆を生活苦から救い出すように見え、実際は神の名を使って「商売する」ファンダメンタル教会がある。エキュメニズムを拒絶し、現政府に「牧師」まで送り込んで加担しているこの手の教会は、実際、私たちを困惑させ、多くの難……
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