島々よ、わたしのもとに来て静まれ。
国々の民よ、力を新たにせよ。
進み出て語れ。
互いに近づいて裁きを行おう。
東からふさわしい人を奮い立たせ、足もとに招き
国々を彼に渡して、王たちを従わせたのは誰か。
この人の剣は彼らを塵のように
弓は彼らをわらのように散らす。
彼は敵を追い、安全に道を進み
彼の足をとどめるものはない。
この事を起こし、成し遂げたのは誰か。
それは、主なるわたし。
初めから代々の人を呼び出すもの
初めであり、後の代と共にいるもの。
島々は畏れをもって仰ぎ
地の果てはおののき、共に近づいて来る。
彼らは助け合い、互いに励ましの声をかける。
職人は金工を励まし
大鎚を振るう者は小鎚を使う者を励ます。
ひとりが据え付けて、良しと言うと
ひとりは釘を打って動かないようにする。
わたしの僕イスラエルよ。
わたしの選んだヤコブ……
イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」 これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。 王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。 彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、
お前はユダの指導者たちの中で
決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、
わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」
そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。 そして、「行って、その子のことを詳しく……
手のひらにすくって海を量り
手の幅をもって天を測る者があろうか。
地の塵を升で量り尽くし
山々を秤にかけ
丘を天秤にかける者があろうか。
主の霊を測りうる者があろうか。
主の企てを知らされる者があろうか。
主に助言し、理解させ、裁きの道を教え
知識を与え、英知の道を知らせうる者があろうか。
見よ、国々は革袋からこぼれる一滴のしずく
天秤の上の塵と見なされる。
島々は埃ほどの重さも持ちえない。
レバノンの森も薪に足りず
その獣もいけにえに値しない。
主の御前に、国々はすべて無に等しく
むなしくうつろなものと見なされる。
お前たちは、神を誰に似せ
どのような像に仕立てようというのか。
職人は偶像を鋳て造り
金箔を作ってかぶせ、銀の鎖を付ける。
献げ物にする桑の木、えり抜きの朽ちない木を
巧みな職人は捜し出し、像を造り、据え付ける。
お前たちは……
慰めよ、わたしの民を慰めよと
あなたたちの神は言われる。
エルサレムの心に語りかけ
彼女に呼びかけよ
苦役の時は今や満ち、彼女の咎は償われた、と。
罪のすべてに倍する報いを
主の御手から受けた、と。
呼びかける声がある。
主のために、荒れ野に道を備え
わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。
谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。
険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。
主の栄光がこうして現れるのを
肉なる者は共に見る。
主の口がこう宣言される。
呼びかけよ、と声は言う。
わたしは言う、何と呼びかけたらよいのか、と。
肉なる者は皆、草に等しい。
永らえても、すべては野の花のようなもの。
草は枯れ、花はしぼむ。
主の風が吹きつけたのだ。
この民は草に等しい。
草は枯れ、花はしぼむが
わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。
……
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 この言は、初めに神と共にあった。 万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。 5光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。 彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。 彼は光ではなく、光について証しをするために来た。 その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。 言は世にあった。世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。 言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。 しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。 この人々は、血によってではなく、肉の欲に……
奮い立て、奮い立て
力をまとえ、シオンよ。
輝く衣をまとえ、聖なる都、エルサレムよ。
無割礼の汚れた者が
あなたの中に攻め込むことは再び起こらない。
立ち上がって塵を払え、捕らわれのエルサレム。
首の縄目を解け、捕らわれの娘シオンよ。
主はこう言われる。
「ただ同然で売られたあなたたちは
銀によらずに買い戻される」と。
主なる神はこう言われる。初め、わたしの民はエジプトに下り、そこに宿った。また、アッシリア人は故なくこの民を搾取した。 5そして今、ここで起こっていることは何か、と主は言われる。わたしの民はただ同然で奪い去られ、支配者たちはわめき、わたしの名は常に、そして絶え間なく侮られている、と主は言われる。 6それゆえ、わたしの民はわたしの名を知るであろう。それゆえその日には、わたしが神であることを、「見よ、ここにいる」と言う者であることを知るようになる。
いか……
荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ
砂漠よ、喜び、花を咲かせよ
野ばらの花を一面に咲かせよ。
花を咲かせ
大いに喜んで、声をあげよ。
砂漠はレバノンの栄光を与えられ
カルメルとシャロンの輝きに飾られる。
人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。
弱った手に力を込め
よろめく膝を強くせよ。
心おののく人々に言え。
「雄々しくあれ、恐れるな。
見よ、あなたたちの神を。
敵を打ち、悪に報いる神が来られる。
神は来て、あなたたちを救われる。」
そのとき、見えない人の目が開き
聞こえない人の耳が開く。
そのとき
歩けなかった人が鹿のように躍り上がる。
口の利けなかった人が喜び歌う。
荒れ野に水が湧きいで
荒れ地に川が流れる。
熱した砂地は湖となり
乾いた地は水の湧くところとなる。
山犬がうずくまるところは
葦やパピルスの茂るところとなる。
そこに大……
見よ、正義によって
一人の王が統治し
高官たちは、公平をもって支配する。
彼らはそれぞれ
風を遮り、雨を避ける所のように
また、水のない地を流れる水路のように
乾ききった地の大きな岩陰のようになる。
見る者の目は曇らされず
聞く者の耳は良く聞き分ける。
軽率な心も知ることを学び
どもる舌も速やかに語る。
もはや、愚かな者が高貴な人とは呼ばれず
ならず者が貴い人と言われることもない。
愚かな者は愚かなことを語り
その心は災いをたくらむ。
神を無視し、主について迷わすことを語り
飢えている者をむなしく去らせ
渇いている者の水を奪う。
ならず者の手管は災いをもたらす。
彼は謀をめぐらし
貧しい者が正当な申し立てをしても
乏しい者を偽りの言葉で破滅に落とす。
高貴な人は高貴なことをはかり
高貴なことを擁護する。
ハンナは祈って言った。
「主にあってわたしの心は喜び
主にあってわたしは角を高く上げる。
わたしは敵に対して口を大きく開き
御救いを喜び祝う。
聖なる方は主のみ。
あなたと並ぶ者はだれもいない。
岩と頼むのはわたしたちの神のみ。
驕り高ぶるな、高ぶって語るな。
思い上がった言葉を口にしてはならない。
主は何事も知っておられる神
人の行いが正されずに済むであろうか。
勇士の弓は折られるが
よろめく者は力を帯びる。
食べ飽きている者はパンのために雇われ
飢えている者は再び飢えることがない。
子のない女は七人の子を産み
多くの子をもつ女は衰える。
主は命を絶ち、また命を与え
陰府に下し、また引き上げてくださる。
主は貧しくし、また富ませ
低くし、また高めてくださる。
弱い者を塵の中から立ち上がらせ
貧しい者を芥の中から高く上げ
高貴な……
主は言われた。
「この民は、口でわたしに近づき
唇でわたしを敬うが
心はわたしから遠く離れている。
彼らがわたしを畏れ敬うとしても
それは人間の戒めを覚え込んだからだ。
それゆえ、見よ、わたしは再び
驚くべき業を重ねて、この民を驚かす。
賢者の知恵は滅び
聡明な者の分別は隠される。」
災いだ、主を避けてその謀を深く隠す者は。
彼らの業は闇の中にある。
彼らは言う。
「誰が我らを見るものか
誰が我らに気づくものか」と。
お前たちはなんとゆがんでいることか。
陶工が粘土と同じに見なされうるのか。
造られた者が、造った者に言いうるのか
「彼がわたしを造ったのではない」と。
陶器が、陶工に言いうるのか
「彼には分別がない」と。
なおしばらくの時がたてば
レバノンは再び園となり
園は森林としても数えられる。
その日には、耳の聞こえない者が
書物に……