【5024号】♦在日大韓基督教会との宣教協約締結40周年記念集会♦ (2面)
【5024号】第12回「農村伝道」に関する協議会開催(3面)
【5024号】♦第8回ミッション21アジア部総会♦ (4面)
「…にもかかわらず」喜び、笑い、歩む
「『…にもかかわらず』喜び、笑い、歩む−いのち・平和・人権」(8月16〜18日、於・頌栄短期大学)に、全国から約70名が集った。政治と人権、ハンセン病、部落、ジェンダーなど様々なプログラムがあるが、「姫路平和資料館」フィールドワークと「外国にルーツを持つ子どもたちに思いをはせる すべての子どもが輝くために〜外国につながる子どもたちの未来を拓くために」に限って報告する。
姫路市にある平和資料館には、広島・長崎・沖縄はもとより日本全土に渡る市民の空爆死没者を悼む慰霊碑が在る。軍人軍属には様々な国の施策が及ぶ中、「一般」死没者・戦災被害者は放置されていた1963年、剣を地上に突き立てて平和を誓うシンボルが完成した。この剣を抜くことはもう二度としないという誓いである。日本においては戦後79年と言われる今、世界にあふれる戦禍を見逃してはいけないと改めて思う。
公立高校の教職経験者である講師から、外国にルーツを持つ子どもたちの現状報告を聞いた。「在日外国人と聞くと朝鮮・韓国を思い起こすかもしれないが、近年、日本の移民政策変化により来日者は増え続け、2023年大阪府の高校で日本語以外の継承語(母語)を持つ生徒は、中国語・ネパール語・フィリピン語・ベトナム語・ウルドゥー語が上位を占めている。この子どもたちに多文化・多言語教育がなく、進学時の手続きや在留資格に関して、必要かつ有益な情報が得られなければ孤立や不利益のループに陥ってしまいかねない。日本語試験なく入学可能な特別枠をもっと増やしていかなければならない」と熱く語った。
また、講師はキリスト教や教会と特段の関わりを持っていないが、「キリスト教学校にはこの子どもたちを受け入れる素地がある」と述べた。大きな希望を持って語られた言葉にキリスト教界が誠実に向き合えるようになりたい。(鈴木 祈報)
教師逝去
小関康之(無任所教師)
23年1月11日逝去、87歳。山形県生まれ。61年東京神学大学大学院修了、同年より79年まで長崎基督教友愛館に務める。遺族は妻・小関節子さん。
酒井哲雄(無任所教師)
24年8月4日逝去、98歳。大阪府生まれ。50年同志社大学神学部卒業、51年より弓町本郷、岡本、弓町本郷、膳所教会(05年まで)を牧会。遺族は娘・川口妙子さん。
鈴木 敏(隠退教師)
24年8月28日逝去、94歳。福島県生まれ。54年農村伝道神学校卒業、同年より馬見労祷、塩釜、中川、行田教会、荒木伝道所、島村、小出教会を牧会し、98年隠退。遺族は妻・鈴木せ子さん。
河野アサ(生駒伝道所主任担任教師)
24年9月7日逝去、91歳。兵庫県生まれ。97年受允、98年より生駒伝道所を牧会。遺族は弟・河野賢太郎さん。
手束信吾(水海道教会主任担任教師)
24年9月27日逝去、53歳。兵庫県生まれ。97年関西学院大学大学院修了、同年より髙砂、栃尾、水海道教会を牧会。遺族は妻・手束奈保さん。
松山與志雄(隠退教師)
24年9月9日逝去、92歳。神奈川県生まれ。57年東京神学大学大学院修了、同年より品川、東中野教会牧会し、鶴川学院農村伝道神学校に務め、大島シオン伝道所(90年に教会)を経て07年隠退。遺族は娘・國井美歌さん。
教師異動
栗山 辞(主)森 宏士
〃 就(代)韓 守賢
めじろ台辞(代)横山 望
〃 就(主)横山 望
東京府中辞(主)北村智史
〃 就(代)原 牧人
福岡警固辞(代)西八條敬洪
〃 就(主)北村智史
鳥取 就(代)葛井義顕
甲和北 辞(主)安藤博子
新島 就(代)髙橋 潤
大宮共立辞(代)桑原睦彦
〃 就(主)森 宏士
浜北 辞(主)深瀬 務
吉祥寺辞(担)加藤眞衣子
高の原辞(主)竹ヶ原政輝
〃 就(代)森田喜基
梅花中学・高校 辞(教)南 豊
教師隠退
藤田房二、守屋彰夫、小林則義
教会通信先変更
妙高高原 〒036−0336 黒石市桜木町9 小友聡方
私を用いてください
小林 英子さん
夫の牧師隠退に伴い、54年ぶりに牧師館ではない住居での生活が始まっている。
中高一貫のキリスト教主義学校に入学したのが教会との出会い。中1で近所の教団の教会に通い始め、ほどなくして先輩の勧めもありバプテスト系の教会にて本格的に教会生活を始める。中3で洗礼を受けることになるが、教会を知らない家族には反対された。家族の中では逆異邦人状態だったと表現する。
洗礼を受けるときに、どうすれば生涯信仰を全うできるかを考えたが、牧師になればよいのだと思いつくも、教会の雰囲気としては、女性が牧師になることが歓迎されていないと感じ、それなら牧師の連れ合いだとの結論にたどり着く。神は、中3女子の願いを成就してくださった。
「筑豊の子どもを守る会」という短大サークルの活動で夫と出会い、夫の初任地派遣直前の22歳で結婚。初任地の袋井教会、尾張一宮教会、遠州教会、岩槻教会で教会生活を送る。二人の息子は信仰告白をし、そこで親の務めは終了。自身の洗礼に反対していた家族も、母、父、弟の順でそれぞれ信仰が与えられ洗礼を受けクリスチャンになり、信仰者として皆天に召されていった。感謝である。
この度、母が洗礼を受けた教会で、新しい教会生活も始まった。不思議なお導きだ。
牧師館での54年間、与えられた時間を自由に用いるという感覚は薄く、教会や夫の予定に合わせて自分の時間割を決めていた。それが今、与えられた時間を自由に用いることができるという感覚になり、最近高齢者施設での傾聴ボランティアを始めた。体が動く限り地域貢献のようなことができればと思う。何のとりえもない自分を教会で用いてくださった神さまが、次は教会外でも用いてくださるはずと、楽しみは尽きない。
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