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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

日毎の糧:一覧

アモス書2・6~16

2023年1月11日
主はこう言われる。 イスラエルの三つの罪、四つの罪のゆえに わたしは決して赦さない。 彼らが正しい者を金で 貧しい者を靴一足の値で売ったからだ。 彼らは弱い者の頭を地の塵に踏みつけ 悩む者の道を曲げている。 父も子も同じ女のもとに通い わたしの聖なる名を汚している。 祭壇のあるところではどこでも その傍らに質にとった衣を広げ 科料として取り立てたぶどう酒を 神殿の中で飲んでいる。 その行く手から アモリ人を滅ぼしたのはわたしだ。 彼らはレバノン杉の木のように高く 樫の木のように強かったが わたしは、上は梢の実から 下はその根に至るまで滅ぼした。 お前たちをエジプトの地から上らせ 四十年の間、導いて荒れ野を行かせ アモリ人の地を得させたのはわたしだ。 わたしはお前たちの中から預言者を 若者の中からナジル人を起こした。 イスラエルの人々よ、そうで……

アモス書2・1~5

2023年1月10日
主はこう言われる。 モアブの三つの罪、四つの罪のゆえに わたしは決して赦さない。 彼らがエドムの王の骨を焼き、灰にしたからだ。 わたしはモアブに火を放つ。 火はケリヨトの城郭をなめ尽くす。 鬨の声があがり、角笛が鳴り響く中で 混乱のうちにモアブは死ぬ。 わたしは治める者をそこから絶ち その高官たちも皆殺しにすると 主は言われる。 主はこう言われる。 ユダの三つの罪、四つの罪のゆえに わたしは決して赦さない。 彼らが主の教えを拒み その掟を守らず 先祖も後を追った偽りの神によって 惑わされたからだ。 わたしはユダに火を放つ。 火はエルサレムの城郭をなめ尽くす。……

アモス書1・1~5

2023年1月9日
 テコアの牧者の一人であったアモスの言葉。それは、ユダの王ウジヤとイスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムの時代、あの地震の二年前に、イスラエルについて示されたものである。 彼は言った。 主はシオンからほえたけり エルサレムから声をとどろかされる。 羊飼いの牧草地は乾き カルメルの頂は枯れる。 主はこう言われる。 ダマスコの三つの罪、四つの罪のゆえに わたしは決して赦さない。 彼らが鉄の打穀板を用い ギレアドを踏みにじったからだ。 わたしはハザエルの宮殿に火を放つ。 火はベン・ハダドの城郭をなめ尽くす。 わたしはダマスコ城門のかんぬきを砕き ビクアト・アベン(悪の谷)から支配者を ベト・エデン(快楽の家)から 王笏を持つ者を断つ。 アラムの民はキルの地に捕らえられて行くと 主は言われる。……

ルカによる福音書3・15~22

2023年1月8日
  民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。そこで、ヨハネは皆に向かって言った。「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、その方の履物のひもを解く値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」ヨハネは、ほかにもさまざまな勧めをして、民衆に福音を告げ知らせた。ところで、領主ヘロデは、自分の兄弟の妻ヘロディアとのことについて、また、自分の行ったあらゆる悪事について、ヨハネに責められたので、ヨハネを牢に閉じ込めた。こうしてヘロデは、それまでの悪事にもう一つの悪事を加えた。   民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のよ……

イザヤ書66・1~2

2023年1月7日
主はこう言われる。 天はわたしの王座、地はわが足台。 あなたたちはどこに わたしのために神殿を建てうるか。 何がわたしの安息の場となりうるか。 これらはすべて、わたしの手が造り これらはすべて、それゆえに存在すると 主は言われる。 わたしが顧みるのは 苦しむ人、霊の砕かれた人 わたしの言葉におののく人。

イザヤ書65・1~16

2023年1月6日
わたしに尋ねようとしない者にも わたしは、尋ね出される者となり わたしを求めようとしない者にも 見いだされる者となった。 わたしの名を呼ばない民にも わたしはここにいる、ここにいると言った。 反逆の民、思いのままに良くない道を歩く民に 絶えることなく手を差し伸べてきた。 この民は常にわたしを怒らせ、わたしに逆らう。 園でいけにえをささげ、屋根の上で香をたき 墓場に座り、隠れた所で夜を過ごし 豚の肉を食べ、汚れた肉の汁を器に入れながら 「遠ざかっているがよい、わたしに近づくな わたしはお前にとってあまりに清い」と言う。 これらの者は、わたしに怒りの煙を吐かせ 絶えることなく火を燃え上がらせる。 見よ、わたしの前にそれは書き記されている。 わたしは黙すことなく、必ず報いる。 彼らのふところに報いる。 彼らの悪も先祖の悪も共に、と主は言われる。 彼らは……

イザヤ書64・5~11

2023年1月5日
わたしたちは皆、汚れた者となり 正しい業もすべて汚れた着物のようになった。 わたしたちは皆、枯れ葉のようになり わたしたちの悪は風のように わたしたちを運び去った。 あなたの御名を呼ぶ者はなくなり 奮い立ってあなたにすがろうとする者もない。 あなたはわたしたちから御顔を隠し わたしたちの悪のゆえに、力を奪われた。 しかし、主よ、あなたは我らの父。 わたしたちは粘土、あなたは陶工 わたしたちは皆、あなたの御手の業。 どうか主が、激しく怒られることなく いつまでも悪に心を留められることなく あなたの民であるわたしたちすべてに 目を留めてくださるように。 あなたの聖なる町々は荒れ野となった。 シオンは荒れ野となり、エルサレムは荒廃し わたしたちの輝き、わたしたちの聖所 先祖があなたを賛美した所は、火に焼かれ わたしたちの慕うものは廃虚となった。 それでも……

イザヤ書63・15~64・4

2023年1月4日
どうか、天から見下ろし 輝かしく聖なる宮から御覧ください。 どこにあるのですか あなたの熱情と力強い御業は。 あなたのたぎる思いと憐れみは 抑えられていて、わたしに示されません。 あなたはわたしたちの父です。 アブラハムがわたしたちを見知らず イスラエルがわたしたちを認めなくても 主よ、あなたはわたしたちの父です。 「わたしたちの贖い主」 これは永遠の昔からあなたの御名です。 なにゆえ主よ、あなたはわたしたちを あなたの道から迷い出させ わたしたちの心をかたくなにして あなたを畏れないようにされるのですか。 立ち帰ってください、あなたの僕たちのために あなたの嗣業である部族のために。 あなたの聖なる民が 継ぐべき土地を持ったのはわずかの間です。 間もなく敵はあなたの聖所を踏みにじりました。 あなたの統治を受けられなくなってから あなたの御名で呼ば……

イザヤ書63・7~14

2023年1月3日
わたしは心に留める、主の慈しみと主の栄誉を 主がわたしたちに賜ったすべてのことを 主がイスラエルの家に賜った多くの恵み 憐れみと豊かな慈しみを。 主は言われた 彼らはわたしの民、偽りのない子らである、と。 そして主は彼らの救い主となられた。 彼らの苦難を常に御自分の苦難とし 御前に仕える御使いによって彼らを救い 愛と憐れみをもって彼らを贖い 昔から常に 彼らを負い、彼らを担ってくださった。 しかし、彼らは背き、主の聖なる霊を苦しめた。 主はひるがえって敵となり、戦いを挑まれた。 そのとき、主の民は思い起こした 昔の日々を、モーセを。 どこにおられるのか その群れを飼う者を海から導き出された方は。 どこにおられるのか 聖なる霊を彼のうちにおかれた方は。 主は輝く御腕をモーセの右に伴わせ 民の前で海を二つに分け とこしえの名声を得られた。 主は……

イザヤ書63・1~6

2023年1月2日
「エドムから来るのは誰か。 ボツラから赤い衣をまとって来るのは。 その装いは威光に輝き 勢い余って身を倒しているのは。」 「わたしは勝利を告げ 大いなる救いをもたらすもの。」 「なぜ、あなたの装いは赤く染まり 衣は酒ぶねを踏む者のようなのか。」 「わたしはただひとりで酒ぶねを踏んだ。 諸国の民はだれひとりわたしに伴わなかった。 わたしは怒りをもって彼らを踏みつけ 憤りをもって彼らを踏み砕いた。 それゆえ、わたしの衣は血を浴び わたしは着物を汚した。」 わたしが心に定めた報復の日 わたしの贖いの年が来たので わたしは見回したが、助ける者はなく 驚くほど、支える者はいなかった。 わたしの救いはわたしの腕により わたしを支えたのはわたしの憤りだ。 わたしは怒りをもって諸国の民を踏みにじり わたしの憤りをもって彼らを酔わせ 彼らの血を大地に流れさせた。……
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