主が油を注がれた人キュロスについて
主はこう言われる。
わたしは彼の右の手を固く取り
国々を彼に従わせ、王たちの武装を解かせる。
扉は彼の前に開かれ
どの城門も閉ざされることはない。
わたしはあなたの前を行き、山々を平らにし
青銅の扉を破り、鉄のかんぬきを折り
暗闇に置かれた宝、隠された富をあなたに与える。
あなたは知るようになる
わたしは主、あなたの名を呼ぶ者
イスラエルの神である、と。
わたしの僕ヤコブのために
わたしの選んだイスラエルのために
わたしはあなたの名を呼び、称号を与えたが
あなたは知らなかった。
わたしが主、ほかにはいない。
わたしをおいて神はない。
わたしはあなたに力を与えたが
あなたは知らなかった。
日の昇るところから日の沈むところまで
人々は知るようになる
わたしのほかは、むなしいものだ、と。
わたしが主、ほかにはいない……
イスラエルの王である主
イスラエルを贖う万軍の主は、こう言われる。
わたしは初めであり、終わりである。
わたしをおいて神はない。
だれか、わたしに並ぶ者がいるなら
声をあげ、発言し、わたしと競ってみよ。
わたしがとこしえの民としるしを定めた日から
来るべきことにいたるまでを告げてみよ。
恐れるな、おびえるな。
既にわたしはあなたに聞かせ
告げてきたではないか。
あなたたちはわたしの証人ではないか。
わたしをおいて神があろうか、岩があろうか。
わたしはそれを知らない。
偶像を形づくる者は皆、無力で
彼らが慕うものも役に立たない。
彼ら自身が証人だ。
見ることも、知ることもなく、恥を受ける。
無力な神を造り
役に立たない偶像を鋳る者はすべて
その仲間と共に恥を受ける。
職人も皆、人間にすぎず
皆集まって立ち、恐れ、恥を受ける。
鉄工は金槌と炭火……
さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。 イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。 祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。 イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や知人の間を捜し回ったが、 見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。 三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。 聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。 両親はイエスを見て驚き、母が言った。「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」 すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知……
そして今、わたしの僕ヤコブよ
わたしの選んだイスラエルよ、聞け。
あなたを造り、母の胎内に形づくり
あなたを助ける主は、こう言われる。
恐れるな、わたしの僕ヤコブよ。
わたしの選んだエシュルンよ。
わたしは乾いている地に水を注ぎ
乾いた土地に流れを与える。
あなたの子孫にわたしの霊を注ぎ
あなたの末にわたしの祝福を与える。
彼らは草の生い茂る中に芽生え
水のほとりの柳のように育つ。
ある者は「わたしは主のもの」と言い
ある者はヤコブの名を名乗り
またある者は手に「主のもの」と記し
「イスラエル」をその名とする。……
わたしはこの民をわたしのために造った。
彼らはわたしの栄誉を語らねばならない。
しかし、ヤコブよ、あなたはわたしを呼ばず
イスラエルよ、あなたはわたしを重荷とした。
あなたは羊をわたしへの焼き尽くす献げ物とせず
いけにえをもってわたしを敬おうとしなかった。
わたしは穀物の献げ物のために
あなたを苦しめたことはない。
乳香のために重荷を負わせたこともない。
あなたは香水萱をわたしのために買おうと
銀を量ることもせず
いけにえの脂肪をもって
わたしを飽き足らせようともしなかった。
むしろ、あなたの罪のためにわたしを苦しめ
あなたの悪のために、わたしに重荷を負わせた。
わたし、このわたしは、わたし自身のために
あなたの背きの罪をぬぐい
あなたの罪を思い出さないことにする。
わたしに思い出させるならば
共に裁きに臨まなければならない。
申し立てて、自分の正し……
引き出せ、目があっても、見えぬ民を
耳があっても、聞こえぬ民を。
国々を一堂に集わせ、すべての民を集めよ。
彼らの中に、このことを告げ
初めからのことを聞かせる者があろうか。
自分たちの証人を立て、正しさを示し
聞く者に、そのとおりだ、と
言わせうる者があろうか。
わたしの証人はあなたたち
わたしが選んだわたしの僕だ、と主は言われる。
あなたたちはわたしを知り、信じ
理解するであろう
わたしこそ主、わたしの前に神は造られず
わたしの後にも存在しないことを。
わたし、わたしが主である。
わたしのほかに救い主はない。
わたしはあらかじめ告げ、そして救いを与え
あなたたちに、ほかに神はないことを知らせた。
あなたたちがわたしの証人である、と
主は言われる。
わたしは神
今より後も、わたしこそ主。
わたしの手から救い出せる者はない。
わたしが事を起こせ……
あなたたちはこれらのわたしの言葉を心に留め、魂に刻み、これをしるしとして手に結び、覚えとして額に付け、 子供たちにもそれを教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、語り聞かせ、 あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。 こうして、主が先祖に与えると誓われた土地にあって、あなたたちとあなたたちの子孫の日数は天が地を覆う日数と同様、いつまでも続くであろう。……
あなたを贖う方、イスラエルの聖なる神
主は言われる。
恐れるな、虫けらのようなヤコブよ
イスラエルの人々よ、わたしはあなたを助ける。
見よ、わたしはあなたを打穀機とする
新しく、鋭く、多くの刃をつけた打穀機と。
あなたは山々を踏み砕き、丘をもみ殻とする。
あなたがそれをあおると、風が巻き上げ
嵐がそれを散らす。
あなたは主によって喜び躍り
イスラエルの聖なる神によって誇る。
苦しむ人、貧しい人は水を求めても得ず
渇きに舌は干上がる。
主であるわたしが彼らに答えよう。
イスラエルの神であるわたしは彼らを見捨てない。
わたしは不毛の高原に大河を開き
谷あいの野に泉を湧き出させる。
荒れ野を湖とし
乾いた地を水の源とする。
荒れ野に杉やアカシヤを
ミルトスやオリーブの木を植え
荒れ地に糸杉、樅、つげの木を共に茂らせる。
彼らはこれを見て、悟り
互……
島々よ、わたしのもとに来て静まれ。
国々の民よ、力を新たにせよ。
進み出て語れ。
互いに近づいて裁きを行おう。
東からふさわしい人を奮い立たせ、足もとに招き
国々を彼に渡して、王たちを従わせたのは誰か。
この人の剣は彼らを塵のように
弓は彼らをわらのように散らす。
彼は敵を追い、安全に道を進み
彼の足をとどめるものはない。
この事を起こし、成し遂げたのは誰か。
それは、主なるわたし。
初めから代々の人を呼び出すもの
初めであり、後の代と共にいるもの。
島々は畏れをもって仰ぎ
地の果てはおののき、共に近づいて来る。
彼らは助け合い、互いに励ましの声をかける。
職人は金工を励まし
大鎚を振るう者は小鎚を使う者を励ます。
ひとりが据え付けて、良しと言うと
ひとりは釘を打って動かないようにする。
わたしの僕イスラエルよ。
わたしの選んだヤコブ……
イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」 これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。 王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。 彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、
お前はユダの指導者たちの中で
決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、
わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」
そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。 そして、「行って、その子のことを詳しく……