諸国を見渡し、目を留め
大いに驚くがよい。
お前たちの時代に一つのことが行われる。
それを告げられても、お前たちは信じまい。
見よ、わたしはカルデア人を起こす。
それは冷酷で剽悍な国民。
地上の広い領域に軍を進め
自分のものでない領土を占領する。
彼らは恐ろしく、すさまじい。
彼らから、裁きと支配が出る。
彼らの馬は豹よりも速く
夕暮れの狼よりも素早く
その騎兵は跳びはねる。
騎兵は遠くから来て
獲物に襲いかかる鷲のように飛ぶ。
彼らは来て、皆、暴虐を行う。
どの顔も前方に向き
砂を集めるようにとりこを集める。
彼らは王たちを嘲り
支配者たちを嘲笑う。
どんな砦をも嘲笑って
土を積み上げ、それを攻め取る。
彼らは風のように来て、過ぎ去る。
しかし、彼らは罪に定められる。
自分の力を神としたからだ。
預言者の嘆き
主よ、あなたは永遠の昔から……
災いだ、流血の町は。
町のすべては偽りに覆われ、略奪に満ち
人を餌食にすることをやめない。
鞭の音、車輪の響く音
突進する馬、跳び駆ける戦車。
騎兵は突撃し
剣はきらめき、槍はひらめく。
倒れる者はおびただしく
しかばねは山をなし、死体は数えきれない。
人々は味方の死体につまずく。
お前はテーベにまさっているか。
ナイルのほとりに座し、水に囲まれ
海を砦とし、水を城壁としていたあの町に。
クシュはその力
エジプトには限りない力があり
プト人とリビア人もテーベを助けていた。
彼女もまた捕らえられ
捕囚として連れ去られた。
乳飲み子すら、すべての街角で投げ捨てられ
貴族たちはくじで分けられ
大いなる者も皆、鎖につながれた。
お前もまた、酔いつぶれて我を失う。
お前もまた、敵を避けて逃げ場を求める。
お前の要塞はどれも
初なりの実をつけたい……
見よ、良い知らせを伝え
平和を告げる者の足は山の上を行く。
ユダよ、お前の祭りを祝い、誓願を果たせ。
二度と、よこしまな者が
お前の土地を侵すことはない。
彼らはすべて滅ぼされた。
主はヤコブの誇りを回復される
イスラエルの誇りも同じように。
略奪する者が彼らを略奪し
その枝を荒らしはしたが。
勇士の盾は赤く
戦士は緋色の服をまとう。
戦の備えをする日に
戦車の鋼鉄は火のように輝き
槍は揺れる。
戦車は通りを狂い走り、広場を突き進む。
その様は松明のように輝き
稲妻のように走る。
将軍たちは召集されるが、途上でつまずく。
人々は城壁へと急ぎ、防御車を据える。
流れに面した門は開かれ、宮殿は揺れ動く。
王妃は引き出され、衣をはがれて連れ去られた。
侍女たちは鳩のような声で嘆き、胸を打つ。
ニネベは、建てられたと……
ニネベについての託宣。
エルコシュの人ナホムの幻を記した書。
主は熱情の神、報復を行われる方。
主は報復し、激しく怒られる。
主は敵に報復し
仇に向かって怒りを抱かれる。
主は忍耐強く、その力は大きい。
主は決して罰せずにはおられない。
その道はつむじ風と嵐の中にあり
雲は御足の塵である。
主は海を叱って、乾かし
すべての川を干上がらせられる。
バシャンとカルメルは衰え
レバノンの花はしおれる。
山々は主の御前に震え
もろもろの丘は溶ける。
大地は主の御前に滅びる
世界とそこに住むすべての者も。
主の憤りの前に、誰が耐ええようか
誰が燃える御怒りに立ち向かいえようか。
主の憤りが火のように注がれると
岩も御前に打ち砕かれる。
主は恵み深く、苦しみの日には砦となり
主に身を寄せる者を御心に留められる。
みなぎる洪水で逆らう者を滅ぼし
仇を……
人々からでもなく、人を通してでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中から復活させた父である神とによって使徒とされたパウロ、ならびに、わたしと一緒にいる兄弟一同から、ガラテヤ地方の諸教会へ。わたしたちの父である神と、主イエス・キリストの恵みと平和が、あなたがたにあるように。キリストは、わたしたちの神であり父である方の御心に従い、この悪の世からわたしたちを救い出そうとして、御自身をわたしたちの罪のために献げてくださったのです。わたしたちの神であり父である方に世々限りなく栄光がありますように、アーメン。
キリストの恵みへ招いてくださった方から、あなたがたがこんなにも早く離れて、ほかの福音に乗り換えようとしていることに、わたしはあきれ果てています。ほかの福音といっても、もう一つ別の福音があるわけではなく、ある人々があなたがたを惑わし、キリストの福音を覆そうとしているにすぎないのです。しか……
諸国の民にこう呼ばわり、戦いを布告せよ。
勇士を奮い立たせ
兵士をことごとく集めて上らせよ。
お前たちの鋤を剣に、鎌を槍に打ち直せ。
弱い者も、わたしは勇士だと言え。
諸国の民は皆、周囲から集まり
急いで来るがよい。
――主よ、あなたの勇士を遣わしてください。
諸国の民が奮い立ち
ヨシャファトの谷に上って来ると
わたしはそこに座を設け
周囲のすべての民を裁く。
鎌を入れよ、刈り入れの時は熟した。
来て踏みつぶせ
酒ぶねは満ち、搾り場は溢れている。
彼らの悪は大きい。
裁きの谷には、おびただしい群衆がいる。
主の日が裁きの谷に近づく。
太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。
ユダの救い
主はシオンからほえたけり
エルサレムから声をとどろかされる。
天も地も震える。
しかし、主はその民の避け所
イスラエルの人々の砦である。
あなたたちは知る……
シオンの子らよ。
あなたたちの神なる主によって喜び躍れ。
主はあなたたちを救うために
秋の雨を与えて豊かに降らせてくださる。
元のように、秋の雨と春の雨をお与えになる。
麦打ち場は穀物に満ち
搾り場は新しい酒と油に溢れる。
わたしがお前たちに送った大軍
すなわち、かみ食らういなご
移住するいなご、若いいなご
食い荒らすいなごの
食い荒らした幾年もの損害をわたしは償う。
お前たちは豊かに食べて飽き足り
驚くべきことを
お前たちのために成し遂げられた主
お前たちの神なる主の御名を
ほめたたえるであろう。
わたしの民は、とこしえに恥を受けることはない。
イスラエルのうちにわたしがいることを
お前たちは知るようになる。
わたしはお前たちの神なる主、ほかに神はいない。
わたしの民は、とこしえに恥を受けることはない。
その後
わたしはすべての人にわ……
主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
断食し、泣き悲しんで。
衣を裂くのではなく
お前たちの心を引き裂け。」
あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。
あるいは、主が思い直され
その後に祝福を残し
あなたたちの神、主にささげる穀物とぶどう酒を
残してくださるかもしれない。
シオンで角笛を吹き
断食を布告し、聖会を召集せよ。
民を呼び集め、会衆を聖別し
長老を集合させよ。
幼子、乳飲み子を呼び集め
花婿を控えの間から
花嫁を祝いの部屋から呼び出せ。
祭司は神殿の入り口と祭壇の間で泣き
主に仕える者は言うがよい。
「主よ、あなたの民を憐れんでください。
あなたの嗣業である民を恥に落とさず
国々の嘲りの種としないでください。
『彼らの神はどこにいるのか……
シオンで角笛を吹き
わが聖なる山で鬨の声をあげよ。
この国に住む者は皆、おののけ。
主の日が来る、主の日が近づく。
それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。
強大で数多い民が
山々に広がる曙の光のように襲ってくる。
このようなことは、かつて起こったことがなく
これから後も、代々再び起こることはない。
彼らの行く手を、火が焼き尽くし
彼らの後ろには燃える炎が続く。
彼らの来る前、この国はエデンの園のようであった。
彼らの去った後には、滅びの荒れ野が残る。
何ものもこれを逃れえない。
その姿は馬のようで
軍馬のように駆ける。
戦車のような響きをたてて山の頂を駆け巡り
わらを焼く炎のような音をたてる。
これは戦いの備えをした強大な民の姿だ。
その前に、諸国の民はもだえ
どの顔も色を失う。
彼らは勇士のように走り
戦士のように城壁をよじ登る。
おのおの……
断食を布告し、聖会を召集し
長老をはじめこの国の民をすべて
あなたたちの神、主の神殿に集め
主に向かって嘆きの叫びをあげよ。
ああ、恐るべき日よ
主の日が近づく。
全能者による破滅の日が来る。
わたしたちの目の前から食べ物は断たれ
わたしたちの神の宮からは
喜びも踊ることもなくなったではないか。
種は乾いた土の下に干からび
穀物は枯れ尽くし
倉は荒れ、穀物倉は破壊された。
なんという呻きを家畜はすることか。
牛の群れがさまよい
羊の群れが苦しむのは
もはや、牧草がどこにもないからだ。
主よ、わたしはあなたを呼びます。
火が荒れ野の草地を焼き尽くし
炎が野の木をなめ尽くしたからです。
野の獣もあなたを求めます。
流れの水は涸れ
火が荒れ野の草地を焼き尽くしたからです。……