主はこう言われる。
モアブの三つの罪、四つの罪のゆえに
わたしは決して赦さない。
彼らがエドムの王の骨を焼き、灰にしたからだ。
わたしはモアブに火を放つ。
火はケリヨトの城郭をなめ尽くす。
鬨の声があがり、角笛が鳴り響く中で
混乱のうちにモアブは死ぬ。
わたしは治める者をそこから絶ち
その高官たちも皆殺しにすると
主は言われる。
主はこう言われる。
ユダの三つの罪、四つの罪のゆえに
わたしは決して赦さない。
彼らが主の教えを拒み
その掟を守らず
先祖も後を追った偽りの神によって
惑わされたからだ。
わたしはユダに火を放つ。
火はエルサレムの城郭をなめ尽くす。……
テコアの牧者の一人であったアモスの言葉。それは、ユダの王ウジヤとイスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムの時代、あの地震の二年前に、イスラエルについて示されたものである。
彼は言った。
主はシオンからほえたけり
エルサレムから声をとどろかされる。
羊飼いの牧草地は乾き
カルメルの頂は枯れる。
主はこう言われる。
ダマスコの三つの罪、四つの罪のゆえに
わたしは決して赦さない。
彼らが鉄の打穀板を用い
ギレアドを踏みにじったからだ。
わたしはハザエルの宮殿に火を放つ。
火はベン・ハダドの城郭をなめ尽くす。
わたしはダマスコ城門のかんぬきを砕き
ビクアト・アベン(悪の谷)から支配者を
ベト・エデン(快楽の家)から
王笏を持つ者を断つ。
アラムの民はキルの地に捕らえられて行くと
主は言われる。……
民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。そこで、ヨハネは皆に向かって言った。「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、その方の履物のひもを解く値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」ヨハネは、ほかにもさまざまな勧めをして、民衆に福音を告げ知らせた。ところで、領主ヘロデは、自分の兄弟の妻ヘロディアとのことについて、また、自分の行ったあらゆる悪事について、ヨハネに責められたので、ヨハネを牢に閉じ込めた。こうしてヘロデは、それまでの悪事にもう一つの悪事を加えた。
民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のよ……
主はこう言われる。
天はわたしの王座、地はわが足台。
あなたたちはどこに
わたしのために神殿を建てうるか。
何がわたしの安息の場となりうるか。
これらはすべて、わたしの手が造り
これらはすべて、それゆえに存在すると
主は言われる。
わたしが顧みるのは
苦しむ人、霊の砕かれた人
わたしの言葉におののく人。
わたしに尋ねようとしない者にも
わたしは、尋ね出される者となり
わたしを求めようとしない者にも
見いだされる者となった。
わたしの名を呼ばない民にも
わたしはここにいる、ここにいると言った。
反逆の民、思いのままに良くない道を歩く民に
絶えることなく手を差し伸べてきた。
この民は常にわたしを怒らせ、わたしに逆らう。
園でいけにえをささげ、屋根の上で香をたき
墓場に座り、隠れた所で夜を過ごし
豚の肉を食べ、汚れた肉の汁を器に入れながら
「遠ざかっているがよい、わたしに近づくな
わたしはお前にとってあまりに清い」と言う。
これらの者は、わたしに怒りの煙を吐かせ
絶えることなく火を燃え上がらせる。
見よ、わたしの前にそれは書き記されている。
わたしは黙すことなく、必ず報いる。
彼らのふところに報いる。
彼らの悪も先祖の悪も共に、と主は言われる。
彼らは……
わたしたちは皆、汚れた者となり
正しい業もすべて汚れた着物のようになった。
わたしたちは皆、枯れ葉のようになり
わたしたちの悪は風のように
わたしたちを運び去った。
あなたの御名を呼ぶ者はなくなり
奮い立ってあなたにすがろうとする者もない。
あなたはわたしたちから御顔を隠し
わたしたちの悪のゆえに、力を奪われた。
しかし、主よ、あなたは我らの父。
わたしたちは粘土、あなたは陶工
わたしたちは皆、あなたの御手の業。
どうか主が、激しく怒られることなく
いつまでも悪に心を留められることなく
あなたの民であるわたしたちすべてに
目を留めてくださるように。
あなたの聖なる町々は荒れ野となった。
シオンは荒れ野となり、エルサレムは荒廃し
わたしたちの輝き、わたしたちの聖所
先祖があなたを賛美した所は、火に焼かれ
わたしたちの慕うものは廃虚となった。
それでも……
どうか、天から見下ろし
輝かしく聖なる宮から御覧ください。
どこにあるのですか
あなたの熱情と力強い御業は。
あなたのたぎる思いと憐れみは
抑えられていて、わたしに示されません。
あなたはわたしたちの父です。
アブラハムがわたしたちを見知らず
イスラエルがわたしたちを認めなくても
主よ、あなたはわたしたちの父です。
「わたしたちの贖い主」
これは永遠の昔からあなたの御名です。
なにゆえ主よ、あなたはわたしたちを
あなたの道から迷い出させ
わたしたちの心をかたくなにして
あなたを畏れないようにされるのですか。
立ち帰ってください、あなたの僕たちのために
あなたの嗣業である部族のために。
あなたの聖なる民が
継ぐべき土地を持ったのはわずかの間です。
間もなく敵はあなたの聖所を踏みにじりました。
あなたの統治を受けられなくなってから
あなたの御名で呼ば……
わたしは心に留める、主の慈しみと主の栄誉を
主がわたしたちに賜ったすべてのことを
主がイスラエルの家に賜った多くの恵み
憐れみと豊かな慈しみを。
主は言われた
彼らはわたしの民、偽りのない子らである、と。
そして主は彼らの救い主となられた。
彼らの苦難を常に御自分の苦難とし
御前に仕える御使いによって彼らを救い
愛と憐れみをもって彼らを贖い
昔から常に
彼らを負い、彼らを担ってくださった。
しかし、彼らは背き、主の聖なる霊を苦しめた。
主はひるがえって敵となり、戦いを挑まれた。
そのとき、主の民は思い起こした
昔の日々を、モーセを。
どこにおられるのか
その群れを飼う者を海から導き出された方は。
どこにおられるのか
聖なる霊を彼のうちにおかれた方は。
主は輝く御腕をモーセの右に伴わせ
民の前で海を二つに分け
とこしえの名声を得られた。
主は……
「エドムから来るのは誰か。
ボツラから赤い衣をまとって来るのは。
その装いは威光に輝き
勢い余って身を倒しているのは。」
「わたしは勝利を告げ
大いなる救いをもたらすもの。」
「なぜ、あなたの装いは赤く染まり
衣は酒ぶねを踏む者のようなのか。」
「わたしはただひとりで酒ぶねを踏んだ。
諸国の民はだれひとりわたしに伴わなかった。
わたしは怒りをもって彼らを踏みつけ
憤りをもって彼らを踏み砕いた。
それゆえ、わたしの衣は血を浴び
わたしは着物を汚した。」
わたしが心に定めた報復の日
わたしの贖いの年が来たので
わたしは見回したが、助ける者はなく
驚くほど、支える者はいなかった。
わたしの救いはわたしの腕により
わたしを支えたのはわたしの憤りだ。
わたしは怒りをもって諸国の民を踏みにじり
わたしの憤りをもって彼らを酔わせ
彼らの血を大地に流れさせた。……
八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。
さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。
そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。シメオンが“霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。シメ……