2022年10月21日
日本基督教団 総幹事 秋山 徹
聖なる御名を賛美いたします。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大により延期されていたWCC(世界教会会議)の総会が9年ぶりに、8月31日~9月8日に日程で、ドイツ・カールスルーエで開催されました。主題は「キリストの愛は世界を和解と一致に動かす」です。ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとして、世界情勢が再び不穏な空気に覆われている中での開催は時宜にかなった総会でした。
教団からは代表議員として西之園路子世界宣教委員会委員長と伊勢希宣教師(青年枠)を派遣しました。その後、スチュワードとして、教団派遣とは別に、内田幸四郎神学生(東京神学大学:横浜磯子教会)が参加となりました。
WCC総会は8年に一度開催します。日本でWCCに加盟している教会は、日本基督教団、日本聖公会、在日大韓基督教会、日本正教会の4教会です……
声 明
内閣総理大臣 岸田文雄殿
法務大臣 古川禎久殿
死刑執行を繰り返さないよう要望します
私たちは、7月26日に法務大臣が氏名を公表し、東京拘置所の加藤智大氏の死刑を執行したことに抗議し、死刑執行を繰り返さないよう強く要望いたします。
日本基督教団は、1982年第22回総会において、死刑執行の中止を求める声明を採択し、死刑制度の見直しを願い、死刑執行の都度には抗議声明を出し、繰り返すことがないように要請してまいりました。しかし、死刑執行がなされました。まことに遺憾です。
人命を損なう非人道的行為は、犯罪によるものはもちろん、たとい法の執行によるといえども許されるべきではありません。犯罪による被害者やそのご家族のやり場のない深い悲しみや怒りまた恐怖に、心から同情し、共感いたします。それ故にこそ、加害者の命を死刑によって奪うことでは真の解決にはならず、悔い改め……
第42回日本基督教団総会速報No.3(PDF)……
第42回日本基督教団総会 速報No.1(PDF)……
8月25日、事務局より全国教会・伝道所へ発送した「教師委員会献金報告」の「過去5年間の献金実績」2018年度 2,992,188円を2,292,188円にお詫びして訂正いたします。
教団新報4980・81号の発行日が9月3日から9月10日に変更となりました。
ご了承ください。
主の聖名を賛美いたします。
日本基督教団では、一日も早く、ウクライナに平和と、人々の命が守られることを祈り、社会委員会を通して人道的支援のための募金を行っています。
2022年7月末現在、32,749,107円の募金がささげられました。2022年6月末までの募金額、28,993,107円を、支援活動を始めている※ACT(Action by Churches Together)Allianceに送金いたしました。
アクトアライアンスについては こちら をご覧ください。
また、日本への避難者支援を行っている日本YMCA同盟の呼びかけにも応えることにいたしました。
つきましては、募金期間を2022年12月末まで延長いたします。
ご協力をお願いいたします。
2022年8月23日
日本基督教団社会委員長 森下 耕
記
募金期間:2022年12月末
目 標 額:特に定めず
送 ……
日本基督教団カルト問題連絡会へのご相談は、基本的にはメール(cult☆uccj.org)で対応していますが、2022年8月18日から電話対応(03-3207-8794)も開始しました。
ご相談の際は下記の①〜⑤の内容についてお知らせください。
なおメールが可能な方は、原則メール相談のご利用をお願いします。
①相談者の名前
②相談者の連絡先
・メールアドレス
・電話番号
③相談者の住所(市区町村まで)
*最寄りの相談担当者を紹介するためです
④相談者に連絡して良い曜日や時間
⑤相談の内容
・本人の脱会か、家族の救出か、自主脱会者もしくは信者2世のカウンセリングか?
・当該団体や教祖の名前
・団体の特徴(キリスト教系、自己啓発系、スピリチュアル系など)
・相談に至るまでの経緯
《メール相談窓口》
アドレス:cult☆uccj.org ※☆を@マークにかえてく……
8月15日は1945年に帝国主義下にあった日本がポツダム宣言を受領し、第二次世界大戦が終結するに至った日です。私どもは、この日に多くの国会議員が靖国神社に参拝することを憂慮し、反対します。
靖国神社にはこの侵略戦争を指導し、A級戦犯とされた人々が祀られています。彼ら指導者たちは大東亜共栄圏構想の下、韓国を武力によって支配し、満州国に対して傀儡し、そこの人々の自由を奪い、人権を蹂躙してきました。また、国内においても思想信条の自由を奪い、将来ある若者たちを戦場に駆り立て、尊い命が犠牲になることを強いてまいりました。とりわけ沖縄においては、生きて恥を晒すなとの思想を強いて、多くの市民を自死に追い込むカルト的なものでもありました。私どもはそのような指導者たちの姿を到底受け入れることができず、また国家の指導的な人々がそれらに崇敬の念を抱くことは断じて受け入れられません。そのようなことは世界に誇……
安倍晋三元首相の「国葬」が行われることを憂慮し、撤回を求める声明
去る 7 月 22 日、岸田内閣が安倍元首相の「国葬」を閣議決定したことに、わたしたちは強い懸念と憂慮を示し、再考し撤回されることを求めます。
岸田内閣の閣議の恣意的判断によって国葬とされる儀式に国費を支出することは、国の財政権限を国会決議に基づかせる憲法第83条違反となります。また国葬となれば、全国の都道府県や教育機関への弔旗・記帳台設置などが指示され、国民の弔意が事実上、権力によって強いられることとなり、言論が封じられ、人間の思想・良心の自由を保障する憲法第19条の重大な違反ともなりましょう。
安倍元首相の在任期間に、平和憲法の精神を逸脱した様々な施策(集団自衛権の閣議決定、安保法制[2015年9月]、特定秘密保護法[2013年12月]、共謀罪法[2017年6月]の制定)を顧みるならば、「国葬」の閣議決定は、……