主はまたモーセに言われた。「このアバリム山に登り、わたしがイスラエルの人々に与えた土地を見渡しなさい。 それを見た後、あなたもまた兄弟アロンと同じように、先祖の列に加えられるであろう。 ツィンの荒れ野で共同体が争ったとき、あなたたちはわたしの命令に背き、あの水によって彼らの前にわたしの聖なることを示そうとしなかったからだ。」このことはツィンの荒れ野にあるカデシュのメリバの水のことを指している。
モーセは主に言った。 「主よ、すべての肉なるものに霊を与えられる神よ、どうかこの共同体を指揮する人を任命し、 彼らを率いて出陣し、彼らを率いて凱旋し、進ませ、また連れ戻す者とし、主の共同体を飼う者のいない羊の群れのようにしないでください。」
主はモーセに言われた。「霊に満たされた人、ヌンの子ヨシュアを選んで、手を彼の上に置き、 祭司エルアザルと共同体全体の前に立たせて、彼らの見ている前で職に任じなさい。 あなたの権威を彼に分け与え、イスラエルの人々の共同体全体を彼に従わせなさい。 彼は祭司エルアザルの前に立ち、エルアザルは彼のために、主の御前でウリムによる判断を求めねばならない。ヨシュアとイスラエルのすべての人々、つまり共同体全体は、エルアザルの命令に従って出陣し、また引き揚げねばならない。」
モーセは、主が命じられたとおりに、ヨシュアを選んで祭司エルアザルと共同体全体の前に立たせ、 手を彼の上に置いて、主がモーセを通して命じられたとおりに、彼を職に任じた。
五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、 この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。 人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。 どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。 わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、 フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、 ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」
【4997・98号】ペンテコステメッセージ(1面)
【4997・98号】お知らせ・お詫び・訂正(1面・3面・4面)
【4997・98号】教師検定員会、宣教研究所委員会(2面)
【4997・98号】東北地方地震被災教会会堂等再建支援委員会(2面)
【4997・98号】教師養成制度検討委員会・宣教委員会(2面・3面)
【4997・98号】教区議長コラム(3面)
【4997・98号】事務局報(3面)
【4997・98号】事務局報(3面・4面)
【4997・98号】伝道のともしび(4面)
【4997・98号】教師継続研修会のご案内(4面)
【4997・98号】聖書に『新しく』聞く恵み(4面)
高知教会では、金曜日に聖書研究祈祷会があり、4月にエレミヤ書を読み終えた。読み始めたのは、2020年5月で、コロナ対応の厳しい状況の中、エレミヤ書を読み続けてきた。この時期に、困難な現実の中の希望を語るエレミヤ書を読む機会が与えられたことは、神の導きと言う以外ないと思う。
エレミヤ書を読み終えたので、いつもそうするように、次の聖書箇所をどうするか、出席者の希望を聞いた。様々な意見があったが、その中に、「サムエル記を」との希望があった。言われたのが、96歳の教会員で、この方はほぼ毎週、聖書研究祈祷会に出席されておられる。
希望をお伝えくださる時に、「ダビデ物語を新しく受け止めたい」と言われた。「新しく」という言葉が、深く心に残った。信仰の歩みも既に70年近くになり、恐らく何度もサムエル記を読まれたと思う。それでも、新しい示しを求めておられる姿に、自分が牧師として何をすべきか、明確に示されたように思った。その方と共に、聖書の言葉に聞き直し、新しい恵みに出会わせていただくしかない。
5月よりその方と共に、祈祷会で「サムエル記」を読み始めた。神がサムエル記を通して、どのような恵みの御言葉をお聞かせくださるのか、大きな期待を持って、毎週丁寧に読み進めていきたいと願っている。
(教団総会書記 黒田若雄)
◎日時 2023年8月1日(火)13:30〜16:00
◎主題 「“カルト”−今私たちに問われていること」
◎講師 川島堅二(東北学院大学文学部教授)
◎対象 教団の教師
◎開催方法 オンライン(Zoom)
◎申込方法 以下のURLから、事前登録してください。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZElfumhrT0sEtxlBAHlBbNHXvnT7RGzxndm#/registration
※定員100名
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