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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

日毎の糧:一覧

ルカによる福音書8・4~15

2023年2月5日
 大勢の群衆が集まり、方々の町から人々がそばに来たので、イエスはたとえを用いてお話しになった。 「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。   弟子たちは、このたとえはどんな意味かと尋ねた。イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密を悟ることが許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。それは、 『彼らが見ても見えず、 聞いても理解できない』 ようになるためである。」 「このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。……

ミカ書6・1~8

2023年2月4日
聞け、主の言われることを。 立って、告発せよ、山々の前で。 峰々にお前の声を聞かせよ。 聞け、山々よ、主の告発を。 とこしえの地の基よ。 主は御自分の民を告発し イスラエルと争われる。 「わが民よ。 わたしはお前に何をしたというのか。 何をもってお前を疲れさせたのか。 わたしに答えよ。 わたしはお前をエジプトの国から導き上り 奴隷の家から贖った。 また、モーセとアロンとミリアムを お前の前に遣わした。 わが民よ、思い起こすがよい。 モアブの王バラクが何をたくらみ ベオルの子バラムがそれに何と答えたかを。 シティムからギルガルまでのことを思い起こし 主の恵みの御業をわきまえるがよい。」 何をもって、わたしは主の御前に出で いと高き神にぬかずくべきか。 焼き尽くす献げ物として 当歳の子牛をもって御前に出るべきか。 主は喜ばれるだろうか 幾千……

ミカ書4・8~5・1

2023年2月3日
羊の群れを見張る塔よ、娘シオンの砦よ かつてあった主権が、娘エルサレムの王権が お前のもとに再び返って来る。 今、なぜお前は泣き叫ぶのか。 王はお前の中から絶たれ 参議たちも滅び去ったのか。 お前は子を産む女のように 陣痛に取りつかれているのか。 娘シオンよ 子を産む女のように、もだえて押し出せ。 今、お前は町を出て、野に宿らねばならない。 だが、バビロンにたどりつけば そこで救われる。 その地で、主がお前を敵の手から贖われる。 今、多くの国々の民がお前に敵対して集まり 「シオンを汚し、この目で眺めよう」と 言っている。 だが、彼らは主の思いを知らず その謀を悟らない。 主が彼らを麦束のように 打ち場に集められたことを。 娘シオンよ、立って、脱穀せよ。 わたしはお前の角を鉄とし お前のひづめを銅として 多くの国々を打ち砕かせる。 お……

ミカ書4 ・1~5

2023年2月2日
終わりの日に 主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち どの峰よりも高くそびえる。 もろもろの民は大河のようにそこに向かい 多くの国々が来て言う。 「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。 主はわたしたちに道を示される。 わたしたちはその道を歩もう」と。 主の教えはシオンから 御言葉はエルサレムから出る。 主は多くの民の争いを裁き はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。 彼らは剣を打ち直して鋤とし 槍を打ち直して鎌とする。 国は国に向かって剣を上げず もはや戦うことを学ばない。 人はそれぞれ自分のぶどうの木の下 いちじくの木の下に座り 脅かすものは何もないと 万軍の主の口が語られた。 どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む。 我々は、とこしえに 我らの神、主の御名によって歩む。……

ミカ書3 ・1~12

2023年2月1日
わたしは言った。 聞け、ヤコブの頭たち イスラエルの家の指導者たちよ。 正義を知ることが、お前たちの務めではないのか。 善を憎み、悪を愛する者 人々の皮をはぎ、骨から肉をそぎ取る者らよ。 彼らはわが民の肉を食らい 皮をはぎ取り、骨を解体して 鍋の中身のように、釜の中の肉のように砕く。 今や、彼らが主に助けを叫び求めても 主は答えられない。 そのとき、主は御顔を隠される 彼らの行いが悪いからである。 わが民を迷わす預言者たちに対して 主はこう言われる。 彼らは歯で何かをかんでいる間は 平和を告げるが その口に何も与えない人には 戦争を宣言する。 それゆえ、お前たちには夜が臨んでも 幻はなく 暗闇が臨んでも、託宣は与えられない。 預言者たちには、太陽が沈んで昼も暗くなる。 先見者はうろたえ 託宣を告げる者は恥をかき 皆、口ひげを覆う。 神……

ミカ書2・1~4、12~13

2023年1月31日
災いだ、寝床の上で悪をたくらみ 悪事を謀る者は。 夜明けとともに、彼らはそれを行う。 力をその手に持っているからだ。 彼らは貪欲に畑を奪い、家々を取り上げる。 住人から家を、人々から嗣業を強奪する。 それゆえ、主はこう言われる。 「見よ、わたしもこの輩に災いをたくらむ。 お前たちは自分の首をそこから放しえず もはや頭を高く上げて歩くことはできない。 これはまさに災いのときである。」 その日、人々はお前たちに向かって 嘲りの歌をうたい 苦い嘆きの歌をうたって言う。 「我らは打ちのめされた。 主はわが民の土地を人手に渡される。 どうして、それはわたしから取り去られ 我々の畑が背く者に分けられるのか。」 ヤコブよ、わたしはお前たちすべてを集め イスラエルの残りの者を呼び寄せる。 わたしは彼らを羊のように囲いの中に 群れのように、牧場に導いてひとつにす……

ミカ書1・1~9

2023年1月30日
 ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に、モレシェトの人ミカに臨んだ主の言葉。それは、彼がサマリアとエルサレムについて幻に見たものである。 諸国の民よ、皆聞け。 大地とそれを満たすもの、耳を傾けよ。 主なる神はお前たちに対する証人となられる。 主は、その聖なる神殿から来られる。 見よ、主はその住まいを出て、降り 地の聖なる高台を踏まれる。 山々はその足もとに溶け、平地は裂ける 火の前の蝋のように 斜面を流れ下る水のように。 これらすべてのことは ヤコブの罪のゆえに スラエルの咎のゆえに起こる。 ヤコブの罪とは何か サマリアではないか。 ユダの聖なる高台とは何か エルサレムではないか。 わたしはサマリアを野原の瓦礫の山とし ぶどうを植える所とする。 その石垣を谷へ投げ落とし その土台をむき出しにする。 サマリアの彫像はすべて砕かれ 淫行の報酬……

ルカによる福音書21・1~9

2023年1月29日
 イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。  そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」  ある人たちが、神殿が見事な石と奉納物で飾られていることを話していると、イエスは言われた。「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」  そこで、彼らはイエスに尋ねた。「先生、では、そのことはいつ起こるのですか。また、そのことが起こるときには、どんな徴があるのですか。」イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、つい……

ホセア書14・2~10

2023年1月28日
イスラエルよ、立ち帰れ あなたの神、主のもとへ。 あなたは咎につまずき、悪の中にいる。 誓いの言葉を携え 主に立ち帰って言え。 「すべての悪を取り去り 恵みをお与えください。 この唇をもって誓ったことを果たします。 アッシリアはわたしたちの救いではありません。 わたしたちはもはや軍馬に乗りません。 自分の手が造ったものを 再びわたしたちの神とは呼びません。 親を失った者は あなたにこそ憐れみを見いだします。」 わたしは背く彼らをいやし 喜んで彼らを愛する。 まことに、わたしの怒りは彼らを離れ去った。 露のようにわたしはイスラエルに臨み 彼はゆりのように花咲き レバノンの杉のように根を張る。 その若枝は広がり オリーブのように美しく レバノンの杉のように香る。 その陰に宿る人々は再び 麦のように育ち ぶどうのように花咲く。 彼はレバノン……

ホセア書11・1~9

2023年1月27日
まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した。 エジプトから彼を呼び出し、わが子とした。 わたしが彼らを呼び出したのに 彼らはわたしから去って行き バアルに犠牲をささげ 偶像に香をたいた。 エフライムの腕を支えて 歩くことを教えたのは、わたしだ。 しかし、わたしが彼らをいやしたことを 彼らは知らなかった。 わたしは人間の綱、愛のきずなで彼らを導き 彼らの顎から軛を取り去り 身をかがめて食べさせた。 彼らはエジプトの地に帰ることもできず アッシリアが彼らの王となる。 彼らが立ち帰ることを拒んだからだ。 剣は町々で荒れ狂い、たわ言を言う者を断ち たくらみのゆえに滅ぼす。 わが民はかたくなにわたしに背いている。 たとえ彼らが天に向かって叫んでも 助け起こされることは決してない。 ああ、エフライムよ お前を見捨てることができようか。 イスラエルよ ……
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