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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4890・91号】▼社会委員会▲ 止揚学園を訪問

2018年10月27日

 第6回社会委員会が9月25~26日、開催された。

 一日目、止揚学園を訪ね、施設見学。職員や利用者と交わりを持った。その後、伊藤信彦委員による開会礼拝。そして福井生(いくる)園長より話してもらった。「1962年、当初は知能に重い障がいを持つ子どもと共に歩む施設として、止揚学園は開所した。しかしその歩みが続けられる中で『最後まで』共に家族として歩んで行きたいという願いから、成人施設に変わっていった。今の社会の中で、知能に障がいを持つ方が生きるためには『祈り』が必要であると痛感している。今の社会は、その人に『生産性』が有るか無いかで、その価値を決めてしまう。その様な考えを乗り越えるために、神様に祈らなければならない。また今日『唯一の自分が大切』と言われる。しかしそう言いながら『他者と向き合わない』ということが正当化されている部分があるのではないか。自分とは違うものとして、知能に障がいを持つ方に無関心な社会となってしまっている。その思いを『もう一歩踏み越えて』、障がいを持つ方への関心を持つ社会になって欲しい。この方たちは、神様の照らして下さる光の将来に向かって生きている。熱い『祈り』によって、その希望とつながりながら生きている。止揚学園において、多くの人にそのことを知って欲しい」。このように印象深く、熱く語った。

 二日目、洛北教会を会場として協議。⑴「社会委員会通信」第50号発行に関して。全国社会委員長会議での講演・発題、および大嘗祭に関する戒能信生教師の講演を、予定の紙面に加えて掲載する。そのため、発行を1月に変更。⑵「社会福祉施設援助金への推薦」の依頼文を検討し承認。その他、「西日本豪雨緊急救援募金」の用い方について、確認・検討をした。

 森下耕委員長より各委員への感謝が述べられ、今総会期最後の委員会を終えた。 (石井佑二報)

 東中国教区は、岡山・鳥取2県、6地区、47教会・伝道所からなっています。その内15教会・伝道所が兼務、代務教会となっています。一人の牧師を招聘することが困難になっている教会が多くなっているのが現状です。

 これまで東中国教区では「教会強化特別資金」制度を設けて各教会へのサポートを行ってきました。この制度を支える資金は各教会・伝道所からの献金並びに経常会計および特別会計からの繰入金です。各教会・伝道所は厳しい財政状況の中にあるので、捧げられる献金は少なくなっています。けれども「教会強化特別資金」を申請する教会が増えているのが現状です。

 この問題についてこれまでも協議してきたのですが、具体的な計画を実施するには至りませんでした。2018年度の教区総会ではこの問題を含む、教区の「宣教強化の実質化」を進めるため、議論を深めていくことが決議されました。この決議をもとに9月13日に6地区の代表の方々と議長により「宣教構想懇談会」が持たれました。教区機構の見直し、地区の役割、地区構成の見直しなど今後の東中国教区にとって有益な意見、提案が出されました。さらに祈りながら語り合いながら、宣教強化の実質化を目指したいと考えています。

 7月上旬の豪雨により東中国教区の倉敷市真備地区、岡山市東区平島地区を中心に甚大な被害が出ました。多くの方々の祈りと支えに励まされ希望が与えられてきました。現在、東中国教区は「YMCAせとうち」、超教派の教会で構成されている「岡山キリスト災害支援室」、「日本基督教団」と共に災害支援に取り組んでいます。3ヶ月が経過しこれまでの活動の見直しも行われています。今後とも祈りに覚えていただければ幸いです。 (東中国教区議長)

 10月1~2日にかけて、戸山サンライズを会場に、第6回「障がい」を考える全国交流会「牧会者ならびにその家族の精神的なケアを考える」が実施された後、第2回「牧会者とその家族のための相談室委員会」が教団会議室で行われた。

 主な協議事項として、相談員の任職について、相談室委員会の業務内容について、電話設置について、相談室としての相談員に向けてのガイダンスミーティングのプログラムについて、教団相談室倫理綱領(案)の内容について、相談室の教団諸教会へのアピールについて話し合われた。

 本相談室は、10年の歳月をかけて協議を重ね、立ち上がった委員会である。日本基督教団として、牧会者とその家族に対する魂の配慮と精神的ケアなどの実際的問題に取り組むことを目的としている。宣教委員会のもとに置かれ、本委員会の働きを通して、牧会者とその家族への魂の配慮と精神的なケアを行うことで、教団諸教会への伝道の力になることを願っている。

 電話の設置は、2019年に実施予定である。相談員へのガイダンスや電話設置及び相談員への転送方法についての準備が整い、教団諸教会へのアピールを行うことによって、電話相談が実施される予定である。

 相談室による電話相談と、2年に一度の全国交流会を通して、牧会者とその家族が、福音の喜びに生かされ、神の国が広がっていく働きに仕えていきたい。

 本委員会の働きを覚えて祈って頂きたい。(吉澤 永報)

船本弘毅氏(隠退教師)
 18年8月20日逝去、83歳。静岡県生まれ。59年関西学院大学大学院卒業。大阪城北教会を牧会し、関西学院、関西学院大学に務め、高槻教会を経て東京女子大学、東洋英和女学院に務め、08年隠退。
 遺族は妻・船本恵さん。

 

木下忠司氏(春日井教会主任担任教師)
 18年9月4日逝去、57歳。神奈川県生まれ。97年日本聖書神学校卒業。坂下、田瀬、春日井教会を牧会。
 遺族は妻・木下久美子さん。

 

髙見敏弘氏(アジア学院教務教師)
 18年9月6日逝去、91歳。満州・撫順生まれ。60年エール大学神学院卒業。61年扇町教会を牧会した後、鶴川学院、アジア学院に務める。
 遺族は妻・髙見信子さん。

 

土田聖彦氏(無任所教師)
 18年9月13日逝去、71歳。新潟県生まれ。76年青山学院大学卒業。80年下関彦島、角田、堀切教会を牧会。
 遺族は妻・土田直枝さん。

 

藤﨑三牧氏(代々木教会主任担任教師)
 18年9月16日逝去、64歳。東京都生まれ。89年日本聖書神学校卒業。小石川白山、横浜磯子、代々木教会を牧会。
 遺族は妻・藤﨑くみ子さん。

 

吉田トシ氏(隠退教師)
 18年9月20日逝去、96歳。北海道生まれ。43年日本基督教女子神学専門学校卒業。47年龍川、函館千歳教会を牧会し、共愛学園に務め、松沢、銀座、草苑学園、松沢、浪江教会を経て87年隠退。

 1884年2月、新島襄が種を蒔き設立した安中教会から枝分かれする形で、甘楽教会の前身である甘楽第壱教会が生まれました。三度移転を繰り返し、134年この富岡の地で福音を宣べ伝えています。現在の会堂は、1954年3月に献堂した大谷石の会堂です。この会堂は、世界遺産になった富岡製糸場の裏手にあります。

 わたしが甘楽教会に赴任したのは、昨年の9月です。ですから、東日本大震災を富岡で体験していないので詳細に報告できないことをお許しいただければと思います。

 甘楽教会の会堂は大谷石で作られています。とても、素晴らしい会堂です。一方、大谷石で作られているため、専門知識が必要となります。東日本大震災では、会堂内部の壁のひび、外部においても大谷石のひび、目地割れがあり、専門家に見てもらうことが必要となりました。また、大谷石の補修になりますので、専門業者を教えてもらい、工事を行ってもらいました。会堂全体としては、大きな被害はなく補修工事を行うことで維持できることになりました。

 大谷石のひび、目地割れは、接着剤を注入し補修をしました。床下換気口は、四角の空間になっています。その部分が弱いので補修が必要となりました。鉄筋補強し、コンクリートでふさぎ、他の個所を丸く開け床下換気口を作るという補強工事が行われました。そして、最後に会堂の表面の大谷石には、表面強化剤を塗布しました。

 幼稚園の保護者の方で石屋さんがおり、会堂を見て、「大谷石は劣化しますが、この会堂の大谷石は良い石を選ばれたのでしょう。劣化があまり見られません。素晴らしいです」と話してくれました。今回の調査結果でもよい採掘所の大谷石を使ったと考えられます、とありました。

 この会堂は、声、歌もよく響きます。これからも大切に用いたいと思います。

 また、甘楽教会には、認定こども園甘楽幼稚園があります。幼稚園の園舎の瓦の外れが原因で雨漏りがあり補修工事を行いました。

 甘楽教会のクリスマス燭火礼拝は、約40名の聖歌隊が歌う音楽讃美礼拝になっています。クリスマスの2か月半前から練習を開始します。聖歌隊のメンバーは、教会員だけではなく、地域の方々、幼稚園のOB・OG、幼稚園の保護者の方々も参加してくれます。教会員という枠を超え、主の誕生を讃美できる喜びの時です。130年以上の歴史がある甘楽幼稚園だからそのような活動ができるのではないかと思います。甘楽教会に赴任するとき、招聘委員長が「甘く、楽な教会です」と述べました。それは、様々な人を受け入れることのできる教会であるとクリスマスを通して認識しました。これからも、地域の方々、幼稚園と共に歩み、福音の喜びをこの地域に宣べ伝えたいと思います。

 皆様の支え心より感謝いたします。これからも祈祷いただければ幸いです。

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