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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

日毎の糧:一覧

雅歌8・5〜7

2021年10月23日
荒れ野から上って来るおとめは誰か/恋人の腕に寄りかかって。 りんごの木の下で/わたしはあなたを呼びさましましょう。あなたの母もここであなたをみごもりました。あなたを産んだ方も/ここであなたをみごもりました。 わたしを刻みつけてください/あなたの心に、印章として/あなたの腕に、印章として。 愛は死のように強く/熱情は陰府のように酷い。火花を散らして燃える炎。 大水も愛を消すことはできない/洪水もそれを押し流すことはできない。愛を支配しようと/財宝などを差し出す人があれば/その人は必ずさげすまれる。 ……

雅歌7・10b〜8・4

2021年10月22日
それはわたしの恋しい人へ滑らかに流れ/眠っているあの人の唇に滴ります。わたしは恋しい人のもの/あの人はわたしを求めている。恋しい人よ、来てください。野に出ましょう/コフェルの花房のもとで夜を過ごしましょう。朝になったらぶどう畑に急ぎ/見ましょう、ぶどうの花は咲いたか、花盛りか/ざくろのつぼみも開いたか。それから、あなたにわたしの愛をささげます。恋なすは香り/そのみごとな実が戸口に並んでいます。新しい実も、古い実も/恋しい人よ、あなたのために取っておきました。あなたが、わたしの母の乳房を吸った/本当の兄だと思う人なら/わたしをとがめたりはしないでしょう/外であなたにお会いして/くちづけするわたしを見ても。わたしを育ててくれた母の家に/あなたをお連れして/香り高いぶどう酒を/ざくろの飲み物を差し上げます。あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ/右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに。エルサレ……

雅歌5・2〜6・3

2021年10月21日
眠っていても/わたしの心は目覚めていました。恋しい人の声がする、戸をたたいています。「わたしの妹、恋人よ、開けておくれ。わたしの鳩、清らかなおとめよ。わたしの頭は露に/髪は夜の露にぬれてしまった。」衣を脱いでしまったのに/どうしてまた着られましょう。足を洗ってしまったのに/どうしてまた汚せましょう。恋しい人は透き間から手を差し伸べ/わたしの胸は高鳴りました。恋しい人に戸を開こうと起き上がりました。わたしの両手はミルラを滴らせ/ミルラの滴は指から取っ手にこぼれ落ちました。戸を開いたときには、恋しい人は去った後でした。恋しい人の言葉を追って/わたしの魂は出て行きます。求めても、あの人は見つかりません。呼び求めても、答えてくれません。街をめぐる夜警にわたしは見つかり/打たれて傷を負いました。城壁の見張りは、わたしの衣をはぎ取りました。エルサレムのおとめたちよ、誓ってください/もしわたしの恋しい……

雅歌3・1〜11

2021年10月20日
夜ごと、ふしどに恋い慕う人を求めても/求めても、見つかりません。起き出して町をめぐり/通りや広場をめぐって/恋い慕う人を求めよう。求めても、あの人は見つかりません。わたしが町をめぐる夜警に見つかりました。「わたしの恋い慕う人を見かけましたか。」彼らに別れるとすぐに/恋い慕う人が見つかりました。つかまえました、もう離しません。母の家に/わたしを産んだ母の部屋にお連れします。エルサレムのおとめたちよ/野のかもしか、雌鹿にかけて誓ってください/愛がそれを望むまでは/愛を呼びさまさないと。荒れ野から上って来るおとめは誰か。煙の柱が近づいて来るかのよう。それは隊商のもたらすさまざまな香料/ミルラや乳香をたく煙。見よ、ソロモンの輿を。輿をになう六十人の勇士、イスラエルの精鋭。すべて、剣に秀でた戦士。夜襲に備えて、腰に剣。ソロモン王は天蓋を造らせた。レバノン杉を柱とし、銀の台座に金の玉座/エルサレムの……

雅歌2・8〜17

2021年10月19日
恋しい人の声が聞こえます。山を越え、丘を跳んでやって来ます。恋しい人はかもしかのよう/若い雄鹿のようです。ごらんなさい、もう家の外に立って/窓からうかがい/格子の外からのぞいています。恋しい人は言います。「恋人よ、美しいひとよ/さあ、立って出ておいで。ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。この里にも山鳩の声が聞こえる。いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。恋人よ、美しいひとよ/さあ、立って出ておいで。岩の裂け目、崖の穴にひそむわたしの鳩よ/姿を見せ、声を聞かせておくれ。お前の声は快く、お前の姿は愛らしい。」狐たちをつかまえてください/ぶどう畑を荒らす小狐を。わたしたちのぶどう畑は花盛りですから。恋しいあの人はわたしのもの/わたしはあの人のもの/ゆりの中で群れを飼っている人のもの。夕べの風が騒ぎ、影が闇にまぎれる前に/恋しい人よ、どうか/かもしかのよう……

雅歌1・9〜2・7

2021年10月18日
恋人よ、あなたをたとえよう/ファラオの車をひく馬に。房飾りのゆれる頬も/玉飾りをかけた首も愛らしい。あなたに作ってあげよう/銀を散らした金の飾りを。王様を宴の座にいざなうほど/わたしのナルドは香りました。恋しい方はミルラの匂い袋/わたしの乳房のあいだで夜を過ごします。恋しい方は香り高いコフェルの花房/エン・ゲディのぶどう畑に咲いています。恋人よ、あなたは美しい。あなたは美しく、その目は鳩のよう。恋しい人、美しいのはあなた/わたしの喜び。わたしたちの寝床は緑の茂み。レバノン杉が家の梁、糸杉が垂木。わたしはシャロンのばら、野のゆり。おとめたちの中にいるわたしの恋人は/茨の中に咲きいでたゆりの花。若者たちの中にいるわたしの恋しい人は/森の中に立つりんごの木。わたしはその木陰を慕って座り/甘い実を口にふくみました。その人はわたしを宴の家に伴い/わたしの上に愛の旗を掲げてくれました。ぶどうのお菓子……

ヨハネの黙示録7・9〜17

2021年10月17日
この後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民の中から集まった、だれにも数えきれないほどの大群衆が、白い衣を身に着け、手になつめやしの枝を持ち、玉座の前と小羊の前に立って、大声でこう叫んだ。「救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と、/小羊とのものである。」また、天使たちは皆、玉座、長老たち、そして四つの生き物を囲んで立っていたが、玉座の前にひれ伏し、神を礼拝して、こう言った。「アーメン。賛美、栄光、知恵、感謝、/誉れ、力、威力が、/世々限りなくわたしたちの神にありますように、/アーメン。」すると、長老の一人がわたしに問いかけた。「この白い衣を着た者たちは、だれか。また、どこから来たのか。」そこで、わたしが、「わたしの主よ、それはあなたの方がご存じです」と答えると、長老はまた、わたしに言った。「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くし……

エステル記8・1〜17

2021年10月16日
その日クセルクセス王は、ユダヤ人の敵ハマンの家を王妃エステルに与えた。エステルはモルデカイとの間柄を知らせたので、モルデカイは王の前に出た。王はハマンから取り返した指輪をモルデカイに与え、エステルは彼をハマンの家の管理人とした。エステルは、再び王の前に申し出て、その足もとにひれ伏し、涙を流し、憐れみを乞い、アガグ人ハマンの悪事、すなわち、ユダヤ人に対して彼がたくらんだことを無効にしていただくことを願った。王が金の笏を差し伸べたので、エステルは身を起こし、王の前に立って、言った。「もしお心に適い、特別の御配慮をいただき、また王にも適切なことと思われ、私にも御目をかけていただけますなら、アガグ人ハメダタの子ハマンの考え出した文書の取り消しを書かせていただきとうございます。ハマンは国中のユダヤ人を皆殺しにしようとしてあの文書を作りました。私は自分の民族にふりかかる不幸を見るに忍びず、また同族の……

エステル記6・1〜7・10

2021年10月15日
その夜、王は眠れないので、宮廷日誌を持って来させ、読み上げさせた。そこには、王の私室の番人である二人の宦官、ビグタンとテレシュが王を倒そうと謀り、これをモルデカイが知らせたという記録があった。そこで王は言った。「このために、どのような栄誉と称賛をモルデカイは受けたのか。」そばに仕える侍従たちは答えた。「何も受けませんでした。」王は言った。「庭に誰がいるのか。」ハマンが王宮の外庭に来ていた。準備した柱にモルデカイをつるすことを、王に進言するためである。侍従たちが、「ハマンが庭に来ています」と言うと、王は、「ここへ通せ」と言った。ハマンが進み出ると、王は、「王が栄誉を与えることを望む者には、何をすればよいのだろうか」と尋ねた。ハマンは、王が栄誉を与えることを望む者は自分以外にあるまいと心に思ったので、王にこう言った。「王が栄誉を与えることをお望みでしたら、王のお召しになる服を持って来させ、お……

エステル記4・4〜5・14

2021年10月14日
女官と宦官が来て、このことを王妃エステルに告げたので、彼女は非常に驚き、粗布を脱がせようとしてモルデカイに衣服を届けた。しかし、モルデカイはそれを受け取ろうとしなかった。そこでエステルはハタクを呼んでモルデカイのもとに遣わし、何事があったのか、なぜこのようなことをするのかを知ろうとした。ハタクは王に仕える宦官で、王妃のもとに遣わされて彼女に仕えていた。ハタクは王宮の門の前の広場にいるモルデカイのもとに行った。モルデカイは事の一部始終、すなわちユダヤ人を絶滅して銀貨を国庫に払い込む、とハマンが言ったことについて詳しく語った。彼はスサで公示されたユダヤ人絶滅の触れ書きの写しを託し、これをエステルに見せて説明するように頼んだ。同時に、彼女自身が王のもとに行って、自分の民族のために寛大な処置を求め、嘆願するように伝言させた。ハタクは戻ってモルデカイの言葉をエステルに伝えた。エステルはまたモルデカ……
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