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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

日毎の糧,未分類:一覧

フィリピの信徒への手紙1・12~30

2012年10月14日
1:12 兄弟たち、わたしの身に起こったことが、かえって福音の前進に役立ったと知ってほしい。 1:13 つまり、わたしが監禁されているのはキリストのためであると、兵営全体、その他のすべての人々に知れ渡り、 1:14 主に結ばれた兄弟たちの中で多くの者が、わたしの捕らわれているのを見て確信を得、恐れることなくますます勇敢に、御言葉を語るようになったのです。 1:15 キリストを宣べ伝えるのに、ねたみと争いの念にかられてする者もいれば、善意でする者もいます。 1:16 一方は、わたしが福音を弁明するために捕らわれているのを知って、愛の動機からそうするのですが、 1:17 他方は、自分の利益を求めて、獄中のわたしをいっそう苦しめようという不純な動機からキリストを告げ知らせているのです。 1:18 だが、それがなんであろう。口実であれ、真実であれ、とにかく、キリストが告げ知らされている……

コヘレトの言葉6・1~12

2012年10月13日
6:1 太陽の下に、次のような不幸があって、人間を大きく支配しているのをわたしは見た。 6:2 ある人に神は富、財宝、名誉を与え、この人の望むところは何ひとつ欠けていなかった。しかし神は、彼がそれを自ら享受することを許されなかったので、他人がそれを得ることになった。これまた空しく、大いに不幸なことだ。 6:3 人が百人の子を持ち、長寿を全うしたとする。しかし、長生きしながら、財産に満足もせず/死んで葬儀もしてもらえなかったなら/流産の子の方が好運だとわたしは言おう。 6:4 その子は空しく生まれ、闇の中に去り/その名は闇に隠される。 6:5 太陽の光を見ることも知ることもない。しかし、その子の方が安らかだ。 6:6 たとえ、千年の長寿を二度繰り返したとしても、幸福でなかったなら、何になろう。すべてのものは同じひとつの所に行くのだから。 6:7 人の労苦はすべて口のためだが/それ……

コヘレトの言葉5・1~16

2012年10月12日
5:1 焦って口を開き、心せいて/神の前に言葉を出そうとするな。神は天にいまし、あなたは地上にいる。言葉数を少なくせよ。 5:2 夢を見るのは悩みごとが多いから。愚者の声と知れるのは口数が多いから。 5:3 神に願をかけたら/誓いを果たすのを遅らせてはならない。愚か者は神に喜ばれない。願をかけたら、誓いを果たせ。 5:4 願をかけておきながら誓いを果たさないなら/願をかけないほうがよい。 5:5 口が身を滅ぼすことにならないように。使者に「あれは間違いでした」などと言うな。神はその声を聞いて怒り/あなたの手の業を滅ぼされるであろう。 5:6 夢や空想が多いと饒舌になる。神を畏れ敬え。 5:7 貧しい人が虐げられていることや、不正な裁き、正義の欠如などがこの国にあるのを見ても、驚くな。なぜなら/身分の高い者が、身分の高い者をかばい/更に身分の高い者が両者をかばうのだから。 5:……

コヘレトの言葉4・1~12

2012年10月11日
4:1 わたしは改めて、太陽の下に行われる虐げのすべてを見た。見よ、虐げられる人の涙を。彼らを慰める者はない。見よ、虐げる者の手にある力を。彼らを慰める者はない。 4:2 既に死んだ人を、幸いだと言おう。更に生きて行かなければならない人よりは幸いだ。 4:3 いや、その両者よりも幸福なのは、生まれて来なかった者だ。太陽の下に起こる悪い業を見ていないのだから。 4:4 人間が才知を尽くして労苦するのは、仲間に対して競争心を燃やしているからだということも分かった。これまた空しく、風を追うようなことだ。 4:5 愚か者は手をつかねてその身を食いつぶす。 4:6 片手を満たして、憩いを得るのは/両手を満たして、なお労苦するよりも良い。それは風を追うようなことだ。 4:7 わたしは改めて/太陽の下に空しいことがあるのを見た。 4:8 ひとりの男があった。友も息子も兄弟もない。際限もなく……

コヘレトの言葉3・1~15

2012年10月10日
3:1 何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある。 3:2 生まれる時、死ぬ時/植える時、植えたものを抜く時 3:3 殺す時、癒す時/破壊する時、建てる時 3:4 泣く時、笑う時/嘆く時、踊る時 3:5 石を放つ時、石を集める時/抱擁の時、抱擁を遠ざける時 3:6 求める時、失う時/保つ時、放つ時 3:7 裂く時、縫う時/黙する時、語る時 3:8 愛する時、憎む時/戦いの時、平和の時。 3:9 人が労苦してみたところで何になろう。 3:10 わたしは、神が人の子らにお与えになった務めを見極めた。 3:11 神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていない。 3:12 わたしは知った/人間にとって最も幸福なのは/喜び楽しんで一生を送ることだ、と 3:13……

コヘレトの言葉2・12~26

2012年10月9日
2:12 また、わたしは顧みて/知恵を、狂気と愚かさを見極めようとした。王の後を継いだ人が/既になされた事を繰り返すのみなら何になろうか。 2:13 わたしの見たところでは/光が闇にまさるように、知恵は愚かさにまさる。 2:14 賢者の目はその頭に、愚者の歩みは闇に。しかしわたしは知っている/両者に同じことが起こるのだということを。 2:15 わたしはこうつぶやいた。「愚者に起こることは、わたしにも起こる。より賢くなろうとするのは無駄だ。」これまた空しい、とわたしは思った。 2:16 賢者も愚者も、永遠に記憶されることはない。やがて来る日には、すべて忘れられてしまう。賢者も愚者も等しく死ぬとは何ということか。 2:17 わたしは生きることをいとう。太陽の下に起こることは、何もかもわたしを苦しめる。どれもみな空しく、風を追うようなことだ。 2:18 太陽の下でしたこの労苦の結果を……

コヘレトの言葉1・1~18

2012年10月8日
1:1 エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉。 1:2 コヘレトは言う。なんという空しさ/なんという空しさ、すべては空しい。 1:3 太陽の下、人は労苦するが/すべての労苦も何になろう。 1:4 一代過ぎればまた一代が起こり/永遠に耐えるのは大地。 1:5 日は昇り、日は沈み/あえぎ戻り、また昇る。 1:6 風は南に向かい北へ巡り、めぐり巡って吹き/風はただ巡りつつ、吹き続ける。 1:7 川はみな海に注ぐが海は満ちることなく/どの川も、繰り返しその道程を流れる。 1:8 何もかも、もの憂い。語り尽くすこともできず/目は見飽きることなく/耳は聞いても満たされない。 1:9 かつてあったことは、これからもあり/かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない。 1:10 見よ、これこそ新しい、と言ってみても/それもまた、永遠の昔からあり/この時……

コリントの信徒への手紙二5・1~10

2012年10月7日
5:1 わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。 5:2 わたしたちは、天から与えられる住みかを上に着たいと切に願って、この地上の幕屋にあって苦しみもだえています。 5:3 それを脱いでも、わたしたちは裸のままではおりません。 5:4 この幕屋に住むわたしたちは重荷を負ってうめいておりますが、それは、地上の住みかを脱ぎ捨てたいからではありません。死ぬはずのものが命に飲み込まれてしまうために、天から与えられる住みかを上に着たいからです。 5:5 わたしたちを、このようになるのにふさわしい者としてくださったのは、神です。神は、その保証として“霊”を与えてくださったのです。 5:6 それで、わたしたちはいつも心強いのですが、体を住みかとしているかぎり、主から離れて……

ヨブ記42・1~16

2012年10月6日
42:1 ヨブは主に答えて言った。 42:2 あなたは全能であり/御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。 42:3 「これは何者か。知識もないのに/神の経綸を隠そうとするとは。」そのとおりです。わたしには理解できず、わたしの知識を超えた/驚くべき御業をあげつらっておりました。 42:4 「聞け、わたしが話す。お前に尋ねる、わたしに答えてみよ。」 42:5 あなたのことを、耳にしてはおりました。しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます。 42:6 それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し/自分を退け、悔い改めます。 42:7 主はこのようにヨブに語ってから、テマン人エリファズに仰せになった。「わたしはお前とお前の二人の友人に対して怒っている。お前たちは、わたしについてわたしの僕ヨブのように正しく語らなかったからだ。 42:8 しかし今、雄牛と雄羊を七頭ずつわたしの僕ヨブのところに……

ヨブ記41・1~26

2012年10月5日
41:1 勝ち目があると思っても、落胆するだけだ。見ただけでも打ちのめされるほどなのだから。 41:2 彼を挑発するほど勇猛な者はいまい。いるなら、わたしの前に立て。 41:3 あえてわたしの前に立つ者があれば/その者には褒美を与えよう。天の下にあるすべてのものはわたしのものだ。 41:4 彼のからだの各部について/わたしは黙ってはいられない。力のこもった背と見事な体格について。 41:5 誰が彼の身ごしらえを正面から解き/上下の顎の間に押し入ることができようか。 41:6 誰がその顔の扉を開くことができようか。歯の周りには殺気がある。 41:7 背中は盾の列/封印され、固く閉ざされている。 41:8 その盾は次々と連なって/風の吹き込む透き間もない。 41:9 一つの盾はその仲間に結びつき/つながりあって、決して離れない。 41:10 彼がくしゃみをすれば、両眼は/曙の……
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