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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

日毎の糧:一覧

マルコによる福音書4・35〜41

2019年5月16日
4:35その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。 4:36そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。 4:37激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。 4:38しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。 4:39イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。 4:40イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」 4:41弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。

マルコによる福音書4・21〜34

2019年5月15日
4:21また、イエスは言われた。「ともし火を持って来るのは、升の下や寝台の下に置くためだろうか。燭台の上に置くためではないか。 4:22隠れているもので、あらわにならないものはなく、秘められたもので、公にならないものはない。 4:23聞く耳のある者は聞きなさい。」 4:24また、彼らに言われた。「何を聞いているかに注意しなさい。あなたがたは自分の量る秤で量り与えられ、更にたくさん与えられる。 4:25持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。」 4:26また、イエスは言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、 4:27夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。 4:28土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊か……

マルコによる福音書4・1〜20

2019年5月14日
4:1イエスは、再び湖のほとりで教え始められた。おびただしい群衆が、そばに集まって来た。そこで、イエスは舟に乗って腰を下ろし、湖の上におられたが、群衆は皆、湖畔にいた。 4:2イエスはたとえでいろいろと教えられ、その中で次のように言われた。 4:3「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。 4:4蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。 4:5ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。 4:6しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。 4:7ほかの種は茨の中に落ちた。すると茨が伸びて覆いふさいだので、実を結ばなかった。 4:8また、ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍にもなった。」 4:9そして、「聞く耳……

マルコによる福音書3・31〜35

2019年5月13日
3:31イエスはまた会堂にお入りになった。そこに片手の萎えた人がいた。 3:32人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた。 3:33イエスは手の萎えた人に、「真ん中に立ちなさい」と言われた。 3:34そして人々にこう言われた。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」彼らは黙っていた。 3:35そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。

ヨハネによる福音書6・34〜40

2019年5月12日
6:34そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、 6:35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。 6:36しかし、前にも言ったように、あなたがたはわたしを見ているのに、信じない。 6:37父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人を、わたしは決して追い出さない。 6:38わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。 6:39わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。 6:40わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わり……

マルコによる福音書3・20〜30

2019年5月11日
3:20イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。 3:21身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。 3:22エルサレムから下って来た律法学者たちも、「あの男はベルゼブルに取りつかれている」と言い、また、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言っていた。 3:23そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、たとえを用いて語られた。「どうして、サタンがサタンを追い出せよう。 3:24国が内輪で争えば、その国は成り立たない。 3:25家が内輪で争えば、その家は成り立たない。 3:26同じように、サタンが内輪もめして争えば、立ち行かず、滅びてしまう。 3:27また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはで……

マルコによる福音書3・7〜19

2019年5月10日
3:7イエスは弟子たちと共に湖の方へ立ち去られた。ガリラヤから来たおびただしい群衆が従った。また、ユダヤ、 3:8エルサレム、イドマヤ、ヨルダン川の向こう側、ティルスやシドンの辺りからもおびただしい群衆が、イエスのしておられることを残らず聞いて、そばに集まって来た。 3:9そこで、イエスは弟子たちに小舟を用意してほしいと言われた。群衆に押しつぶされないためである。 3:10イエスが多くの病人をいやされたので、病気に悩む人たちが皆、イエスに触れようとして、そばに押し寄せたからであった。 3:11汚れた霊どもは、イエスを見るとひれ伏して、「あなたは神の子だ」と叫んだ。 3:12イエスは、自分のことを言いふらさないようにと霊どもを厳しく戒められた。 3:13イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た。 3:14そこで、……

マルコによる福音書3・1〜6

2019年5月9日
3:1イエスはまた会堂にお入りになった。そこに片手の萎えた人がいた。 3:2人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた。 3:3イエスは手の萎えた人に、「真ん中に立ちなさい」と言われた。 3:4そして人々にこう言われた。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」彼らは黙っていた。 3:5そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。 3:6ファリサイ派の人々は出て行き、早速、ヘロデ派の人々と一緒に、どのようにしてイエスを殺そうかと相談し始めた。

マルコによる福音書2・23〜28

2019年5月8日
2:23ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは歩きながら麦の穂を摘み始めた。 2:24ファリサイ派の人々がイエスに、「御覧なさい。なぜ、彼らは安息日にしてはならないことをするのか」と言った。 2:25イエスは言われた。「ダビデが、自分も供の者たちも、食べ物がなくて空腹だったときに何をしたか、一度も読んだことがないのか。 2:26アビアタルが大祭司であったとき、ダビデは神の家に入り、祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを食べ、一緒にいた者たちにも与えたではないか。」 2:27そして更に言われた。「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。 2:28だから、人の子は安息日の主でもある。」

マルコによる福音書2・18〜22

2019年5月7日
2:18ヨハネの弟子たちとファリサイ派の人々は、断食していた。そこで、人々はイエスのところに来て言った。「ヨハネの弟子たちとファリサイ派の弟子たちは断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」 2:19イエスは言われた。「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客は断食できるだろうか。花婿が一緒にいるかぎり、断食はできない。 2:20しかし、花婿が奪い取られる時が来る。その日には、彼らは断食することになる。 2:21だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい布切れが古い服を引き裂き、破れはいっそうひどくなる。 2:22また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、ぶどう酒は革袋を破り、ぶどう酒も革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」
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