初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 この言は、初めに神と共にあった。 万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。 5光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。 彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。 彼は光ではなく、光について証しをするために来た。 その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。 言は世にあった。世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。 言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。 しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。 この人々は、血によってではなく、肉の欲に……
奮い立て、奮い立て
力をまとえ、シオンよ。
輝く衣をまとえ、聖なる都、エルサレムよ。
無割礼の汚れた者が
あなたの中に攻め込むことは再び起こらない。
立ち上がって塵を払え、捕らわれのエルサレム。
首の縄目を解け、捕らわれの娘シオンよ。
主はこう言われる。
「ただ同然で売られたあなたたちは
銀によらずに買い戻される」と。
主なる神はこう言われる。初め、わたしの民はエジプトに下り、そこに宿った。また、アッシリア人は故なくこの民を搾取した。 5そして今、ここで起こっていることは何か、と主は言われる。わたしの民はただ同然で奪い去られ、支配者たちはわめき、わたしの名は常に、そして絶え間なく侮られている、と主は言われる。 6それゆえ、わたしの民はわたしの名を知るであろう。それゆえその日には、わたしが神であることを、「見よ、ここにいる」と言う者であることを知るようになる。
いか……
荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ
砂漠よ、喜び、花を咲かせよ
野ばらの花を一面に咲かせよ。
花を咲かせ
大いに喜んで、声をあげよ。
砂漠はレバノンの栄光を与えられ
カルメルとシャロンの輝きに飾られる。
人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。
弱った手に力を込め
よろめく膝を強くせよ。
心おののく人々に言え。
「雄々しくあれ、恐れるな。
見よ、あなたたちの神を。
敵を打ち、悪に報いる神が来られる。
神は来て、あなたたちを救われる。」
そのとき、見えない人の目が開き
聞こえない人の耳が開く。
そのとき
歩けなかった人が鹿のように躍り上がる。
口の利けなかった人が喜び歌う。
荒れ野に水が湧きいで
荒れ地に川が流れる。
熱した砂地は湖となり
乾いた地は水の湧くところとなる。
山犬がうずくまるところは
葦やパピルスの茂るところとなる。
そこに大……
見よ、正義によって
一人の王が統治し
高官たちは、公平をもって支配する。
彼らはそれぞれ
風を遮り、雨を避ける所のように
また、水のない地を流れる水路のように
乾ききった地の大きな岩陰のようになる。
見る者の目は曇らされず
聞く者の耳は良く聞き分ける。
軽率な心も知ることを学び
どもる舌も速やかに語る。
もはや、愚かな者が高貴な人とは呼ばれず
ならず者が貴い人と言われることもない。
愚かな者は愚かなことを語り
その心は災いをたくらむ。
神を無視し、主について迷わすことを語り
飢えている者をむなしく去らせ
渇いている者の水を奪う。
ならず者の手管は災いをもたらす。
彼は謀をめぐらし
貧しい者が正当な申し立てをしても
乏しい者を偽りの言葉で破滅に落とす。
高貴な人は高貴なことをはかり
高貴なことを擁護する。
ハンナは祈って言った。
「主にあってわたしの心は喜び
主にあってわたしは角を高く上げる。
わたしは敵に対して口を大きく開き
御救いを喜び祝う。
聖なる方は主のみ。
あなたと並ぶ者はだれもいない。
岩と頼むのはわたしたちの神のみ。
驕り高ぶるな、高ぶって語るな。
思い上がった言葉を口にしてはならない。
主は何事も知っておられる神
人の行いが正されずに済むであろうか。
勇士の弓は折られるが
よろめく者は力を帯びる。
食べ飽きている者はパンのために雇われ
飢えている者は再び飢えることがない。
子のない女は七人の子を産み
多くの子をもつ女は衰える。
主は命を絶ち、また命を与え
陰府に下し、また引き上げてくださる。
主は貧しくし、また富ませ
低くし、また高めてくださる。
弱い者を塵の中から立ち上がらせ
貧しい者を芥の中から高く上げ
高貴な……
主は言われた。
「この民は、口でわたしに近づき
唇でわたしを敬うが
心はわたしから遠く離れている。
彼らがわたしを畏れ敬うとしても
それは人間の戒めを覚え込んだからだ。
それゆえ、見よ、わたしは再び
驚くべき業を重ねて、この民を驚かす。
賢者の知恵は滅び
聡明な者の分別は隠される。」
災いだ、主を避けてその謀を深く隠す者は。
彼らの業は闇の中にある。
彼らは言う。
「誰が我らを見るものか
誰が我らに気づくものか」と。
お前たちはなんとゆがんでいることか。
陶工が粘土と同じに見なされうるのか。
造られた者が、造った者に言いうるのか
「彼がわたしを造ったのではない」と。
陶器が、陶工に言いうるのか
「彼には分別がない」と。
なおしばらくの時がたてば
レバノンは再び園となり
園は森林としても数えられる。
その日には、耳の聞こえない者が
書物に……
嘲る者らよ、主の言葉を聞け
エルサレムでこの民を治める者らよ。
お前たちは言った。
「我々は死と契約を結び、陰府と協定している。
洪水がみなぎり溢れても、我々には及ばない。
我々は欺きを避け所とし、偽りを隠れがとする。」
それゆえ、主なる神はこう言われる。
「わたしは一つの石をシオンに据える。
これは試みを経た石
堅く据えられた礎の、貴い隅の石だ。
信ずる者は慌てることはない。
わたしは正義を測り縄とし
恵みの業を分銅とする。
雹は欺きという避け所を滅ぼし
水は隠れがを押し流す。
お前たちが死と結んだ契約は取り消され
陰府と定めた協定は実行されない。
洪水がみなぎり、溢れるとき
お前たちは、それに踏みにじられる。」
洪水は溢れる度にお前たちを捕らえる。
それは朝ごとに溢れ、昼も夜も溢れる。
この御告げを説き明かせば
ただ恐怖でしかない……
主は更にアハズに向かって言われた。 「主なるあなたの神に、しるしを求めよ。深く陰府の方に、あるいは高く天の方に。」
しかし、アハズは言った。
「わたしは求めない。
主を試すようなことはしない。」
イザヤは言った。
「ダビデの家よ聞け。
あなたたちは人間に
もどかしい思いをさせるだけでは足りず
わたしの神にも、もどかしい思いをさせるのか。
それゆえ、わたしの主が御自ら
あなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。
災いを退け、幸いを選ぶことを知るようになるまで
彼は凝乳と蜂蜜を食べ物とする。
その子が災いを退け、幸いを選ぶことを知る前に、あなたの恐れる二人の王の領土は必ず捨てられる。 主は、あなたとあなたの民と父祖の家の上に、エフライムがユダから分かれて以来、臨んだことのないような日々を臨ませる……
オバドヤはアハブに会って知らせたので、アハブはエリヤに会いに来た。 アハブはエリヤを見ると、「お前か、イスラエルを煩わす者よ」と言った。 エリヤは言った。「わたしではなく、主の戒めを捨て、バアルに従っているあなたとあなたの父の家こそ、イスラエルを煩わしている。 今イスラエルのすべての人々を、イゼベルの食卓に着く四百五十人のバアルの預言者、四百人のアシェラの預言者と共に、カルメル山に集め、わたしの前に出そろうように使いを送っていただきたい。」
アハブはイスラエルのすべての人々に使いを送り、預言者たちをカルメル山に集めた。 エリヤはすべての民に近づいて言った。「あなたたちは、いつまでどっちつかずに迷っているのか。もし主が神であるなら、主に従え。もしバアルが神であるなら、バアルに従え。」民はひと言も答えなかった。 エリヤは更に民に向かって言った。「わたしはただ一人、主の預言者として残った。……
多くの日を重ねて三年目のこと、主の言葉がエリヤに臨んだ。「行って、アハブの前に姿を現せ。わたしはこの地の面に雨を降らせる。」 エリヤはアハブの前に姿を現すために出かけた。
サマリアはひどい飢饉に襲われていた。 アハブは宮廷長オバドヤを呼び寄せた――オバドヤは心から主を畏れ敬う人で、 イゼベルが主の預言者を切り殺したとき、百人の預言者を救い出し、五十人ずつ洞穴にかくまい、パンと水をもって養った――。 アハブはオバドヤに言った。「この地のすべての泉、すべての川を見回ってくれ。馬やらばを生かしておく草が見つかり、家畜を殺さずに済むかもしれない。」 彼らは国を分けて巡ることにし、アハブは一人で一つの道を行き、オバドヤも一人でほかの道を行った。
オバドヤが道を歩いていると、エリヤが彼に会いに来た。オバドヤはそれがエリヤだと分かって、ひれ伏し、「あなたは、エリヤさまではありませんか」と言った。……