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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ヨブ記31・13~37

2026年9月26日
わたしが奴隷たちの言い分を聞かず
はしための権利を拒んだことは、決してない。
もしあるというなら
神が裁きに立たれるとき
わたしが何をなしえよう。
神が調べられるとき何と答えられよう。
わたしを胎内に造ってくださった方が
彼らをもお造りになり
我々は同じ方によって
母の胎に置かれたのだから。
わたしが貧しい人々を失望させ
やもめが目を泣きつぶしても顧みず
食べ物を独り占めにし
みなしごを飢えさせたことは、決してない。
いや、わたしは若いころから
父となって彼らを育て
母の胎を出たときから
やもめたちを導く者であった。
着る物もなく弱り果てている人や
からだを覆う物もない貧しい人を
わたしが見過ごしにしたことは、決してない。
彼らは常にわたしの羊の毛でからだを暖めて
感謝したのだ。
わたしが裁きの座で味方の多いのをいいことにして
みなしごに手を振り上げたことは、決してない。
もしあるというなら
わたしの腕は肩から抜け落ちてもよい。
肘が砕けてもよい。
神の下される災いをわたしは恐れる。
その怒りには堪えられない。
わたしが黄金を頼みとし
純金があれば安心だと思い
財宝の多いことを喜び
自分の力を強大だと思ったことは、決してない。
太陽の輝き、満ち欠ける月を仰いで
ひそかに心を迷わせ
口づけを投げたことは、決してない。
もしあるというなら
これもまた、裁かれるべき罪である。
天にいます神を否んだことになるのだから。
わたしを憎む者の不幸を喜び
彼が災いに遭うのを見て
わたしがはやしたてたことは、決してない。
呪いをかけて人の命を求めることによって
自分の口が罪を犯すのを許したことは
決してない。
わたしの天幕に住んでいた人々が
「彼が腹いっぱい肉をくれればよいのに」
と言ったことは決してない。
見知らぬ人さえ野宿させたことはない。
わが家の扉はいつも旅人に開かれていた。
わたしがアダムのように自分の罪を隠し
咎を胸の内に秘めていたことは、決してない。
もしあるというなら
群衆の前に震え、一族の侮りにおののき
黙して門の内にこもっていただろう。
どうか、わたしの言うことを聞いてください。
見よ、わたしはここに署名する。
全能者よ、答えてください。
わたしと争う者が書いた告訴状を
わたしはしかと肩に担い
冠のようにして頭に結び付けよう。
わたしの歩みの一歩一歩を彼に示し
君主のように彼と対決しよう。

教師逝去

相見一朗(無任所教師)

 26年5月3日逝去、91歳。静岡県生まれ。69年同志社大学大学院修了、70年より岡山、霊化教会(75年に教団離脱)を牧会。

 遺族は、妻・相見基子さん。

長川 操(隠退教師)

 26年7月15日逝去、93歳。山口県生まれ。94年農村伝道神学校卒業、同年より油木教会を牧会し05年隠退。

 遺族は、妻・長川ノブ子さん。

大野顯二(隠退教師)

 26年8月3日逝去、78歳。福島県生まれ。72年日本聖書神学校卒業、同年より神戸栄光、小野、境港教会、成松伝道所を牧会し、22年隠退。

 遺族は、妻・大野節子さん。

鈴木武仁(隠退教師)

 26年8月4日逝去、77歳。埼玉県生まれ。76年日本聖書神学校卒業、79年より小石川白山、東京信愛教会を牧会し、22年隠退。

 遺族は、子・鈴木規裕さん。

山内常行(無任所教師)

 26年8月9日逝去、78歳。沖縄県生まれ。74年同志社大学卒業、92年より西条栄光、広島主城、糸満教会を牧会。

 遺族は、妻・山内友子さん。

中原眞澄(隠退教師)

 26年8月25日逝去、79歳。東京都生まれ。98年受允、00年受按、98年より碑文谷、まぶね、内丸、秋田飯島教会を牧会し、26年隠退。

 遺族は、妻・生嶌陽子さん。

斎藤一男(隠退教師)

 26年8月29日逝去、81歳。茨城県生まれ。74年青山学院大学大学院修了、77年より川崎戸手伝道所、西大井教会を牧会し、24年隠退。

 遺族は、子・金泉牧恵さん。


教師異動

下関  就(代)大澤 求

西原  辞(代)花城静子

 〃  就(代)上地 武


教師隠退

久保礼子、中原眞澄

 信徒伝道者異動

佐世保比良町

就 中牧宏之


お詫び・訂正

 教団新報5050号3面教師委員会報告「現地委員の内城愛長老」を「教団能登半島地震現地ガイドの内城愛長老」に、4面事務局報欄、消息・伊藤地塩隠退教師逝去日「7月25日」を「7月28日」に、教師異動・仙台松陵就(代)「多田玲一」を「多田裕志」に、お詫びして訂正いたします。

『信徒の友』『こころの友』後継誌創刊のお知らせ

 主の平和

 株式会社アイ・パブリッシングが、『信徒の友』『こころの友』を引き継ぐ新雑誌を2027年3月に創刊し、2027年度以降も刊行を続けることをお知らせいたします。

 2027年3月号(2/10発行)をもって『信徒の友』『こころの友』が休刊することを発表して以来、続刊を求める多くの声をいただきました。誠にありがとうございます。

 日本基督教団は、日本キリスト教団出版局の事業を継承する株式会社アイ・パブリッシングの決断を全面的に支援し、刊行継続に向けて今後も協力いたします。

 新媒体の詳細については、検討を進めていますが、現在決定していることをお伝えします。

『信徒の友』後継誌は

◎これまで同様、日本基督教団に属する教会員の信仰生活を豊かに支えます。「日毎の糧」による聖書日課解説、また日本基督教団と在日大韓基督教会に属する諸教会・伝道所を覚えての祈りの課題等の掲載を続けます。

◎雑誌のサイズ、ページ数、価格はそのままに読みやすさをさらに追求します。

◎日本基督教団に軸足を置きながら、プロテスタント、聖公会、カトリックなど他のキリスト教教派とも協力して誌面を作っていきます。

◎デジタル媒体との連携を深め、紙ではお届けできなかった情報へのアクセスを可能にします。

『こころの友』後継誌は

◎より手渡しやすくなるよう、紙に加え、電子版の販売を開始します。

 詳細を次号以降お伝えしてまいります。どうぞご期待ください。2027年度以降も、引き続きご購読いただけますよう、よろしくお願いいたします。

 2026年9月

宗教法人日本基督教団 代表役員・総会議長 雲然俊美

株式会社アイ・パブリッシング 代表取締役 佐治一路

各教区の財政状況厳しく

全国財務委員長会議

 第2回全国財務委員長会議が、8月24日と25日の両日、教団会議室(オンライン併用)で行われた。一日目は、網中彰子総幹事の挨拶の後、西東京教区、沖縄教区を除く15教区(オンライン出席9教区)の財務委員長より各教区の財務状況が順次報告された。また、西東京教区、沖縄教区からは報告書の提出があった。

 各教区からの報告を通して、現住陪餐会員の減少に伴う財政状況の悪化が示された。また、コロナ期間に減額された教区負担金を以前の水準に戻せないため、不足分を特別会計積立金から繰り入れなければ新年度の予算が立てられない教区、社会保険料の未納教会の保険料を補填している教区もあった。さらに、小規模教会は、牧師招聘が困難になっており、今後どのように対応するべきか苦慮している教区も散見された。これらの報告後、北海教区から提出された「教区の負担金」の算定ルールについての「質問書」について協議の時を持った。

 二日目は、前日の各教区からの報告に続き、丸山和則財務幹事より2025年度の決算報告、道家紀一総務幹事より2024年度と2025年度の教勢統計の比較報告があった。この中で、教会・伝道所数は25年度は、24年度と比較しほぼ変化なし。1644の教会・伝道所に対し、教師数は1796名で、150名以上の教師が担任する教会がないことになる。現住陪餐会員数は、25年度は、24年度と比較し1557名の減少となるも、受洗者数は、25年度は、713名と24年度と比較し121名の増加となったとの報告が行われた。続いて、宇田真予算決算委員長より2027年度の負担金に関する説明、2027年度経常会計予算案、収益事業会計予算案に関する説明、年金局と出版局、部落解放センターから2025年度の事業報告ならびに決算報告があった。(田村毅朗報)

予算決算委員会

 第9回予算決算委員会が監査委員会と合同で、8月24日と25日の両日、全国財務委員長会議を挟んで、教団4階会議室で開催された。

 今回の主な議題は以下3点。まず、2027年度の教団経常会計・収益事業会計予算案を審議した。2027年度は複数の退職者が予定されており、事業活動支出8款「事務費」1項「人件費」に4500万円を計上。一方、事業活動収入については、特に1款「負担金」が対前年98パーセントの2億7110万円の見通し。よって、事業活動収支差額は約2634万円の赤字予算案となった。依然として教団の財政は厳しい状況ではあるが、委員会は2027年度教団経常会計、収益事業会計予算案を承認し、常議員会へ提案することとした。しかし、新たに未払い印税の存在が判明し、早期に補正予算を組む必要性を確認した。

 次に、2027年度負担金算出を承認した。負担金は経常支出をベースに、現住陪餐会員との割合で算出されるものであり、控除内容については各教区(教区財務部)の判断に委ねることを改めて確認した。

 また、日本キリスト教会館管理組合からの借入依頼に関する件を審議した。会館ビル東側外壁漏水対策工事と南側ピロティ土間修復工事費用561万円について、管理組合は教団を通して会堂共済組合より借り入れたいとの提案があり、委員会は全会一致で承認した。尚、工事は2026年10月から11月を予定している。(川村尚弘報)

人間に与えられた祈りの恵み

加納たたえさん

 加納たたえさんは子どもの頃、特別生き物に関心があったわけではない。きっかけは小学5年生のときだった。お姉さんがネコを連れてきた。いざ家で飼い始めてみると、そのネコが好きになり、ひいては色々な生き物が好きになっていった。

 専門学校で学び、地元兵庫の「神戸どうぶつ王国」に就職し、念願の仕事であった飼育員として毎日楽しく働いている。大きなものではコビトカバ、小さなものでは手に乗るような鳥まで、さまざまな生き物の世話をしている。世話をしていれば、動物たちも気に掛けてくれる。写真のレッサーパンダもそれまでは寝ていたのに、加納さんが来たら一目散に近寄ってきていた。

 動物と共に日々を過ごしている加納さんに、キリスト教信仰と関わって何か思うことがあるか尋ねたところ、「人間でよかった」と答えられた。それはなぜかと聞いたら、「祈ることができるから」と言われた。

 野生動物たちは、弱さを見せない。病気になっても元気なふりをしていなければ、すぐに天敵に狙われてしまうからだ。たとえ施設に入ったとしても、性分は変わらない。弱った生き物がいたなら飼育員がいち早く気付いて、すぐに手当てをしなければいけない。特に小さな動物など、あっという間に命を落とすことになりかねない。

 けれども、人間は祈ることができる。体や心が少し傷ついただけでも、神さまを頼りにできる。それはなんと幸せなことか。生き物たちに触れ合うからこそ、人間に与えられている祈りの恵みを実感しているそうだ。

 そしてまた加納さんは、この施設の生き物たちのために、毎日祈っている。元気でいられるように、命が守られるように、と。

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