教師逝去
相見一朗(無任所教師)
26年5月3日逝去、91歳。静岡県生まれ。69年同志社大学大学院修了、70年より岡山、霊化教会(75年に教団離脱)を牧会。
遺族は、妻・相見基子さん。
長川 操(隠退教師)
26年7月15日逝去、93歳。山口県生まれ。94年農村伝道神学校卒業、同年より油木教会を牧会し05年隠退。
遺族は、妻・長川ノブ子さん。
大野顯二(隠退教師)
26年8月3日逝去、78歳。福島県生まれ。72年日本聖書神学校卒業、同年より神戸栄光、小野、境港教会、成松伝道所を牧会し、22年隠退。
遺族は、妻・大野節子さん。
鈴木武仁(隠退教師)
26年8月4日逝去、77歳。埼玉県生まれ。76年日本聖書神学校卒業、79年より小石川白山、東京信愛教会を牧会し、22年隠退。
遺族は、子・鈴木規裕さん。
山内常行(無任所教師)
26年8月9日逝去、78歳。沖縄県生まれ。74年同志社大学卒業、92年より西条栄光、広島主城、糸満教会を牧会。
遺族は、妻・山内友子さん。
中原眞澄(隠退教師)
26年8月25日逝去、79歳。東京都生まれ。98年受允、00年受按、98年より碑文谷、まぶね、内丸、秋田飯島教会を牧会し、26年隠退。
遺族は、妻・生嶌陽子さん。
斎藤一男(隠退教師)
26年8月29日逝去、81歳。茨城県生まれ。74年青山学院大学大学院修了、77年より川崎戸手伝道所、西大井教会を牧会し、24年隠退。
遺族は、子・金泉牧恵さん。
教師異動
下関 就(代)大澤 求
西原 辞(代)花城静子
〃 就(代)上地 武
教師隠退
久保礼子、中原眞澄
信徒伝道者異動
佐世保比良町
就 中牧宏之
お詫び・訂正
教団新報5050号3面教師委員会報告「現地委員の内城愛長老」を「教団能登半島地震現地ガイドの内城愛長老」に、4面事務局報欄、消息・伊藤地塩隠退教師逝去日「7月25日」を「7月28日」に、教師異動・仙台松陵就(代)「多田玲一」を「多田裕志」に、お詫びして訂正いたします。
悔い改めと新しい命の福音を伝える役割
日本基督教団教誨師会総会・教区代表者会・研修会が、7月13・14日に東中野教会を会場として開催された。
総会は2年ごとに開催され、24・25年度の事業報告および決算報告が承認されるとともに、26・27年度の事業計画および予算が可決された。運営委員には、会長・加藤幹夫、副会長・福田哲、書記・平松洋一、会計・塚本吉興、「ひとやの友」編集・横井伸夫、総務・原裕が選出された。監査には海老原佳奈子、岸本光子の2名が選出された。
教区代表者会では、各教区における教誨師の働きが報告された。特に、禁錮刑・懲役刑が拘禁刑へと改められ、被収容者の再犯防止がこれまで以上に重視される中、キリスト教教誨師には、悔い改めと新しい命に生かされる福音を伝える役割が一層求められている。教誨師は、会費や研修費などで高額の負担を求められることも少なくないため、各教区からの支援をお願いしたいとの要望が確認された。
研修会では、内科医の磯村毅先生より、「どう守る? デジタルネイティブの子どもたち」と題して講演をいただいた。磯村先生は依存症医療の専門家であり、刑務所においても「動機づけ面接」に携わっておられる。
講演では、特にスマホ依存の深刻な実態について語られた。脳の発達期である中学生頃までにスマホを長時間使用し続けることは脳の発達に深刻な影響を及ぼし、一度依存症になると一定の回復は見込めても、治療は極めて困難であるとの指摘があった。脳科学の視点から依存症をどのように理解し、どのように向き合うべきかを考えさせられる有意義な研修となった。(加藤幹夫報)
ミャンマー地震報告
アトゥトゥミャンマー〜食べる、学ぶ、生きるにつながろう〜
2025年3月28日発災の「ミャンマー中部大地震」の被害者支援として、日本基督教団社会委員会が呼びかけ、諸教会、団体から寄せられた献金1,000万円を、2026年1月21日にアトゥトゥミャンマーに託してくださいました。多額の支援金を祈りと共に積み上げ、ささげられたことに心より感謝します。
アトゥトゥミャンマーは、5年前の軍事クーデター直後から「顔と顔が見える小規模支援」にこだわり、物資の手渡しや個別支援を続けてきました。発災後は、シェルター建設、家屋再建、食糧支援、トラウマケア、医療従事者への後方支援に取り組みました。
地震前から続く弾圧により、国内外へ避難・移住する人々が増え、日本で暮らすミャンマー人も5年前から6倍に増加しています。こうした状況の中、アトゥトゥミャンマーは特に子どもたちへの教育支援を継続しています。
災害と武力弾圧によって住む場の変更を余儀なくされた人々は川を越えてタイ側へ多く移動しています。タイ、ターク県内にあるキリスト教会は、地域のバナナ畑、サトウキビ畑で農業労働者として雇われるミャンマーからの移民のための「サードプレイス(家庭、職場以外のもう一つの場所)」になっています。その礼拝堂を教室にし、教育センターを始めました。教える教員も皆、ミャンマーから逃げてきた若い教師たちです。
私は現場に赴き、そこで生きる人々と出会いました。人々の証言は、コロナも、地震も、そして武力弾圧も混ぜ合わされた「命の危機」を訴えるものでした。アトゥトゥミャンマーは、当初は全く想像すらしなかった形で、継続支援を決意しました。災害支援として、建物の再建、学校建設、道路整備、などがイメージされるかもしれません。しかし、アトゥトゥミャンマーの支援は、長期的なつながりで実施することとしました。災害時の空腹、暴力被害を受ける人々の傷、移住者の学びの機会の欠如に対し、食糧支援、心身のケア、そして決してあきらめない学習環境を提供し続けることにしました。
皆様の祈りと献金は着実に、次世代を担う子どもたちの腹を満たし、傷をいやし、学びを続けることのために用いさせていただいています。
*アトゥトゥランチ
週に1回、200食の給食を移民学校で提供しています。2026年8月3日に、第100回目を実施しました。またミャンマーの避難キャンプ内の学校ランチも実施しています。
*ヘルスケアアクセス
月20万円の積立基金を創設しました。国境をまたいで、医療アクセスができない避難者をタイ側の大病院へ移送し、手術を受け、リハビリを受けられる医療基金として機能しています。2026年8月までに2人の帝王切開による出産、腎臓病の治療、バイク事故による若者たちの手術、銃撃による負傷者の手術支援を行い、現在すべての患者が快方に向かっています。
*ヘブンゲート移民教育機関教員への支援
月10万円の活動資金を送金中です。小学1年生から中学3年生までの児童生徒、約180人がビルマ語、タイ語、英語、数学、理科、社会、聖書、音楽を学んでいます。
*「ミャンマーを覚える祈り会」
毎週金曜日夜9時〜9時40分、オンラインミーティング
(Zoom)ID:835 4339 0368、パスコード:540189(活動の報告、現状報告もこちらで行っています)。
(渡邊さゆり報/アトゥトゥミャンマー共同代表、フェリス女学院大学全学教養教育機構准教授)
I Love Taiwan Mission 2026年7月2〜16日
7月2〜16日、台湾基督長老教会(PCT)青年委員会主催の国際青年宣教プログラム「I Love Taiwan Mission(ILT)」が開催された。今年は、教団・台湾協約委員会から2名の青年が参加したほか、カナダ、ドイツ、インド、フィリピン、韓国、アメリカの諸教会から26名の青年が参加した。
今年のテーマは「粘り強い台湾(Resilient Taiwan)」。台風や地震などの自然災害や、取り巻く社会情勢にも向き合いながら歩む台湾の姿を知るとともに、台湾の教会や青年たちとの出会いを通して、共に信仰を分かち合う機会となるよう、との思いが込められている。
初めの三日間は台中レバノン宣教センターでオリエンテーションが行われ、その後10日間は台湾各地の教会へ派遣され、現地教会のサマーキャンプなどで奉仕した。
教団から参加した2名は、台北中会の東門教会と嘉義中会の祥和教会に派遣された。派遣後、再び新竹聖書学院に集まって三日間の報告会が行われた。
今年も台湾協約委員会でオンラインで事前準備会と報告会を行い、ILTでの出会いや学びを分かち合う時がもたれた。
【参加者の声】
★森湖都葉 《月寒教会》
嘉義にある祥和教会に派遣され、主に小学生向けのサマーキャンプのお手伝いをさせていただきました。普段はこれほど多くの子どもたちと関わる機会がないため、とても貴重な経験となりました。毎日朝から晩まで子どもたちと一緒に遊び、生活を共にするのは想像以上に大変でしたが、それ以上に楽しく、改めて子どもが好きだと感じました。子どもたちが「先生、一緒に遊ぼう!」と笑顔で駆け寄ってきてくれたことがとても嬉しく、疲れも忘れるほどでした。一人ひとりと関わる中で、多くの笑顔や純粋な心に触れ、私自身もたくさんの元気をもらいたくさんの元気をもらいました。
牧師先生や長老の方々をはじめ、多くの教会員の皆さんがとても親切にしてくださいました。食事にも何度も招いていただき、台湾ならではの火鍋をごちそうになるなど、温かいおもてなしを受けました。そのような中で、教会は一人ひとりの奉献と奉仕によって支えられていることを改めて実感しました。また、活動の合間に訪れた故宮博物院前庭のライトアップされた噴水ショーにも圧倒されました。
サマーキャンプにはクリスチャンホームではない子どもたちも多く参加していました。このような機会を通して神様のことを知り、教会に親しむことができるのは、とても素晴らしいことだと感じました。実際に「僕はイエス様を信じている」と話してくれた子もいて、とても嬉しく思いました。福音はこのような身近な出会いの中で少しずつ種がまかれ、やがて実を結んでいくのだと改めて感じました。私自身も、日々の生活の中で身近な人との関わりを大切にしながら、福音の種を蒔いていきたいと思います。この2週間を通して、多くの方々の愛と支え、そして何より神様の愛を深く感じることができました。この経験を忘れず、これからも神様に用いられる者として歩んでいきたいと思います。
★下園晴歌 《経堂緑岡教会》
今回のプログラムに参加する機会を与えてくださった神さま、そして日本基督教団の皆さまに心から感謝申し上げます。
私は、台北の都心に位置する台北東門教会に派遣されました。約100人の子どもたちが参加するサマーキャンプでは、教会員の方々のきめ細やかな準備と熱意、そして一人ひとりへの心配りに圧倒されました。特に印象に残っているのは、毎日の終わりに行われていた振り返りの時間です。特に配慮を必要とする子どもについても、その子をキャンプから排除するためではなく、どうすればその子自身にとっても、周りの子どもたちにとっても良い時間となるかを皆で考え、悩みを共有しながら翌日の関わりにつなげていました。そこには、神さまの溢れんばかりの愛が、教会員の方々を通して子どもたちに伝わっているように感じました。イエスが「神の国はこのような者たちのものである」と語った言葉を、実感する時となりました。
また、日曜日の礼拝で葉志達牧師がお話しされた言葉も心に残っています。「自分たちは制度や組織、伝統に固執していないだろうか。本当に必要なことは何か、時代の文脈に応じて問い続けているだろうか。世の中の理不尽に抗い、社会から弱くされた人々を決して切り捨てることなく、その人々の側に立ち続けたイエスの生き様にならって、熱意を持って行動することができているだろうか」。そう聴衆に問いかける葉牧師の力強い姿に、心を動かされました。
台湾の民主化運動や人権問題、社会運動にも深く関わってきた台湾基督長老教会の歩みを象徴するような説教だったように思います。「人権は神からの贈り物・賜物である」という信仰に立ち、キリスト教の教義と日々の生活を切り離さずに歩んできた長老派教会。その信仰を社会の中で実践していく情熱の一端に触れたように感じました。
台北東門教会、そして今回のプログラムで出会った一人ひとりから受け取った想いを、私も生活の中で具体的な行動に移し、隣人へと手渡していきたいです。
日独ユースミッション2026 2026年8月4〜14日
8月4〜14日、ベルリン・ブランデンブルク福音主義領邦教会ヴィットシュトック・ルピン教区より15〜20歳のユース8名とリーダーの牧師2名を日本に迎え、日独ユースミッションが開催された。2002年に始まったこのユースミッションも今年で13回目を迎える。
今年の主題は「あの人も私の隣人なのか−どうしたら私たちは同じテーブルに座れるだろうか」、主題聖句はコヘレトの言葉4章9節、そして参照聖句がルカ福音書10章の善きサマリア人のたとえ話だった。
今回は2024年に訪独した当時高校生だったユースたちがリーダーとして、諸プログラム、特にリトリートにおいて活躍し、支えてくれた。
5日は鎌倉雪ノ下教会見学と日本文化と宗教に触れる鎌倉観光、6日は横浜指路教会の藤掛順一牧師を講師に迎え、日本にプロテスタント教会の信仰をもたらした宣教師たちの働きについて学び、7日夜は銀座教会でリユニオンの会を開催。開会礼拝説教は廣石望世界宣教委員長が担当した。また5〜7日は神奈川のホストファミリーが、7〜10日は東京・千葉のホストファミリーがユースたちを暖かく迎えてくれた。10日は都内のドイツ語教会を訪問し、その後、東京大空襲・戦災資料センターにて平和について学び、11〜13日は清里の清泉寮自然学校にてリトリートを開催。14〜19歳の日本のユース10名が加わり、日独のユースたちが共に過ごし、主題について共に考え、語り合った。最終日は讃美・祈り・聖書劇の3グループに分かれて準備した閉会礼拝を捧げた。また夕食時に一緒になった東京教区東支区の中高生キャンプの皆さんと、短時間だったが互いに自己紹介をし、交わるひとときも与えられた。
今回のユースミッションの主催は有志団体であるが、日本基督教団世界宣教委員会(広報ならびにカナダ合同教会基金からの支援金)とウェスレー財団の協力を得ることができた。また蒔田教会の加山真路牧師、横浜英和学院中学高等学校の伊藤智牧師、ドイツユースを受け入れてくれた諸教会の牧師や信徒、これまでのユースミッションに関わられた様々な方々の協力も得つつ、必要は備えられ、無事2026年の日独ユースミッションを終えることができたことを主に感謝する。(西之園路子報)
あなたが立ちに直ったら−しくじりと失敗を糧に
8月17〜19日の日程で、「2026年度教師継続教育研修会」が開催された。主題は「あなたが立ち直ったら−しくじりと失敗を糧に」。伝道・牧会の現場に遣わされて10年未満の者を対象に行われた研修会。対象参加者9名は仕える教会や学校での悩みや戸惑いを抱えつつ、何か手がかりは得られないかという求めを抱いて集ってきた。
一日目の小泉健教師(成瀬が丘、東京神学大学)による講演では、実践神学の特に説教を指導してきた立場から、説教を巡って語られた。問題を抱えた人への関わり方が不十分だったこと、またその人たちを心にかけながら説教の言葉として語れなかった経験が伝えられた。また説教において自分を語るだけの傲慢と、自分を語らない怠慢があることも指摘された。またペトロやパウロのようにつまずいた者たちが、わたしたちを見なさいと語る者にまで変えられていることにも、しくじり・失敗の意味を考えさせられた。
二日目は小宮山剛教師(逗子)による講演。39年の伝道・牧会の経験から、失敗を重ねてきたことは数知れないが、その失敗をイエスさまが用いてくださると語られた。最初の任地であった輪島教会では、自分では何もできないように見えても神さまが働いてくださることを体験してきたことを具体的に語られた。人がことをなそうとするのではなく、神さまのお働きに仕えるのが牧師であり伝道者であると、経験に裏付けられた言葉として力強く語られた。自分に頼るのではないからこそ、失敗も絶望ではない。神さまの御手の中では、わたしたちの失敗も無駄にはなさらないと励ましの言葉も語られた。
三日目は関谷直人教師(同志社大学神学部)による牧会講話。ワーシップソングを一緒に歌い場を温めるところから講演が始まる。「交流分析(TA)」、「認知行動療法(CBT)」、非暴力コミュニケーション(NVC)」の観点から伝道・牧会の現場でトラブルが起こったり、教師自身も傷つくことや、対立することを減らせるのではないかと語られた。
講演のみならず繰り返しみ言葉に聞いた研修会に、参加者それぞれが励まされる三日間とされた。全参加者22名。
研修会後、第9回委員会も開催された。特に戒規申請の受理の判断を巡っての議論が中心となる。信仰職制委員会による答申集142の「教区常置委員会を通じて」の解釈について確認する必要があるとの意見も出された。(清藤 淳報)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan






