月一度のオンラインミーティングを開催
第2回「牧会者とその家族のための相談室委員会」が、教団会議室とオンラインで、7月19日に行われた。
電話相談の数は決して多いとは言えないが、相談内容も重要且つ、深刻な内容を含み、これまで以上に牧会の現場で起こっている課題が相談電話において出てきている。今までこのような問題を、教団の委員会として取り扱ってきたことはなく、この相談電話から見えてくる牧会者とその家族の現状を教団として受け止めていくことの重要性を感じ取っている。
半年に一度、対面で相談員とのミーティングを行い、相談内容について、その対応について、話し合い意見を聞き合う機会を持っているが、今後はそのミーティングだけではなく、月に一度、相談員と委員長とのズームミーティングを行うことになった。相談員と委員会の連携を深めていき、この課題により良く取り組んでいくことを願っている。
牧会者とその家族のための全国交流会を2024年9月30日〜10月1日の日程で、教団事務局で開催することが決まった。今後具体的なプログラムの内容を検討していくことになる。対面での交流会を通して、より深く牧会者とその家族を支えることが出来る交流会になるように祈り備えていく。
どんな試練の時にも、福音の喜びに生かされることによって、祝福を受けることを信じつつ、この働きを担っていきたい。本委員会の働きを覚えてお祈り頂きたい。
(吉澤 永報)
牧会者とその家族のための相談電話
☎︎ 03−6228−0016
毎週月曜日 10:00〜16:00(12:00〜13:00は休憩)
相談用メール
past.uccj☆gmail.com
※☆を@にかえてください
受理したメールは1週間以内に、ご回答致しますが、相談内容、相談件数等によっては、時間を要する場合もありますので、ご了承ください。
「按手礼」式文について協議
7月12日、オンラインにて第2回信仰職制委員会が委員全員の出席で開催され、先ず田邊由紀夫委員長より6月27〜28日に行われた新任教師オリエンテーション出席報告、7月3〜4日開催の教団常議員会報告がなされた。
続いて答申集Ⅱ発行に向けて進捗状況を確認し、文章精読の担当者を決めた。
また、今期の重要課題である「按手礼」式文について小泉健委員の研究報告を受けた。教団の三種の式文と他教派(海外含)の構成要素分析、誓約文言の比較検討の上、「式文使用の手引き」の提言がなされ、それを基に協議した。その中で、「手引き」ではなく「按手礼式文」を新たに作成すべきではないか、常議員会でも課題を取り上げてもらうべきではないか、そもそも教団における「按手礼」とは何か等々、各委員の経験なども踏まえつつ状況把握と共に様々な意見が出された。
次回更に小泉委員に「按手礼とは何か」について神学的見解を発表してもらい、研究を進めることにした。
(衛藤満彦報)
センター全体で差別の課題に取り組んでいくために
第2回臨時運営委員会を6月28日にオンラインにて、第3回定期運営委員会および活動委員会との合同協議会を7月28〜29日に大阪クリスチャンセンターにて開催し、大きくは2つの課題、①センター対外業務において発生した問題について、②活動委員会との協力体制について、時間を費やし議論した。
元より活動委員会と運営委員会は車の両輪であり協力しあってゆくものであり、昨今、WEB環境も整いつつある中で、活動委員会の様々な活動に運営委員も積極的に関わりながら、差別問題について共に学んでいくこと、そして、積極的な交流と情報交換をしていくために両委員会の陪席等についても検討していくことを確認した。
①についても活発な議論がなされ、問題解決に向け更に歩みを進めることができたと思われる。自省を込めつつ、この課題にセンターとして取り組んでいくことを確認した。
運営委員会では主に以下の議題を決議した。
③活動委員補充と辞任の承認。
④2025年「第16回部落解放全国会議」を奥羽教区での開催を目指して打診。
⑤カナダ合同教会からの献金は、センター2階リフォーム費、2024年2月に沖縄で開催される「9条世界宗教者会議」ユースプログラム参加費等の補助、部落解放劇等のこれまでのセンター活動の歴史を世界に発信するためなどに用いていく。
⑥規程等見直しのため2023年度「部落解放センター奨学金」募集は行わない。
⑦2024年夏、ドイツで開催されるEMS(Evangelical Misson in Solidarity)主催のカンファレンスに足立こずえ活動委員長と上野玲奈主事を派遣。
その他「部落解放祈りの日礼拝」開催報告、9月開催の「第15回部落解放全国会議 in 京都」、2023年10月と2024年3月に予定している「部落解放ユースゼミナール」の計画等の案内と報告を受けた。
(西川幸作報)
お知らせ(1面)
「教団新報」今号を5003・04合併号とし、次号は9月30日に発行します。
総幹事 網中彰子
お知らせ(3面)
『日本基督教団年鑑2023』発行後に編成された各委員会委員名簿等の追録及び「正誤表」を内容とする『追録』が発行されましたので、入手ご希望の方は教団事務局年鑑係に直接お申し込み下さい。
Tel 03-3202-0541
Fax 03-3207-3918
日本基督教団事務局
年鑑係 somu-b☆uccj.org
☆を@にかえてください
お詫び・訂正
新報5001・02号1面「新任教師オリエンテーション」本文中、「教団はこうした二重構造性の中で、合同教会として一致するために教憲・教規を定めていったと指摘した。」を削除、4面「戒規執行に至る経緯」本文中、「2023年6月28日付」を「2022年7月29日付」に、お詫びして訂正します。
試練の中で広がった主の御業
小川文子
《フィリピン クライスト•ザ•ヒーラー国際宣教運動牧師》
皆様いつも尊いお祈りとお支えを心より感謝申し上げます。御恵みにより、また本当に皆様のお祈りにより、私共一家6人も守られ元気にお仕えしています。コロナ禍での地下教会のような教会生活、2年間登校のなかった学校生活、その後襲った台風の被害と2ヶ月の停電断水生活を通しても、主は多くの御業をなしていてくださいました。人々は時間がある分熱心に伝道し、教会も停滞することなく活動し続けてきました。この間に救われた人、成長したリーダーたちが自然と「故郷にも福音を」とボホール全土に働きの場を広げ始めました。
そのタイミングで、この6年間自宅兼教会だった借家が売却されることになり、教会が移転を余儀なくされました。それを機に地域ごとに独立するよう導かれ、私たちの親しい弟子たちが各々すでに持っていたグループに改めて牧師として任命されるような形で、4月から8つの教会に分かれそれぞれに礼拝を守っています。
その一つロヨ教会は台風の時流されて4本の柱しか残らなかった家ですが、再建された後に住人が救われ、現在は礼拝に用いられるようになりました。ハレルヤ!
またダイットサー教会も、災害時に村中の家庭に物資を配ったことがきっかけとなり開拓された教会です。
これら遠方の教会は、雨でも炎天下でも2〜3時間かけて通い開拓してきたリーダーたち(現牧師)の働きにより始まり細々とその火を灯しています。牧師たちは皆、五里霧中で、メンバーが減ってしまったり、仕事と家庭を抱え時間的にも経済的にも大変な中、手弁当で開拓伝道をしています。なお彼らと教会のためにお祈りください。またぜひ励ましにいらしてください!
皆様のお祈りに心より感謝して…。
インドの農村人材育成
三浦照男
《インド サム・ヒギンボトム農工科学大学マキノスクール学部長》
U.P.州プラヤグラージ県にあるサムヒギンボトム農工科学大学は、1909年にアメリカの長老派宣教師によって設立された農業学校が総合大学に発展したものです。しかし、インドの農村が疲弊していく状況を危惧し、農村青年のために教育機会を与えようと当大学農学部に設立されたのが、ノンフォーマル教育学部で後に設立に尽力した日本キリスト教団派遣宣教師・牧野一穂博士の名をとって2009年にマキノスクールと改名されました。
当初より農村のエリートを育てるというよりは農村の「土」に根ざした若者の育成を目指してきました。「健康な土づくり、その土による健康な食べものを、そして人々の健康な体と命をつくる」。このような土づくりに希望を持てるような教育を目指してきたのです。カリキュラムはいたってノンフォーマル。即ち固定したカリキュラムはありません。学生出身地の農村環境、関心、教育レベルを考えながらカリキュラムスケジュールを立てていきます。10名前後で、年齢も18歳から40歳まで、高卒から大卒までまちまちです。だからこそ柔軟性のある研修が必要且つ重要となっています。
土づくりと環境保全を中心とした循環型有機農業、多様な野菜作物の栽培のみならず、それらの農産物の食品加工も学び、更にオルタナティブな販売方法を学ぶ。殆どの研修生にとってはハードで、挑戦的な学びです。更に、リーダーシップの能力を培ってもらうために、月に一度の朝の集会の司会や様々なイベントでリーダーとなってもらっています。インド各地から、またミャンマーなどの周辺諸国から、更に日本からもこの学びに参加しています。異文化環境の中で切磋琢磨し合いながら10か月間学ぶのです。自ら育った環境や文化、また自身を再認識、再評価するためにも異文化環境での学びは一生忘れられないものとなっているようです。多様なものを単に忌避するのではなく、理解しようとする努力が必要なのです。
平和な社会に近づくために、多数派、少数派双方が互いの文化、歴史、宗教に敬意を払う姿勢が必要なのです。独自な文化や宗教は彼ら彼女らが生きて来た誇りなのですから。
マタイ13章18〜21節にからし種やパン種のたとえが語られています。それらは天国のようであると。目立たぬ小さなものであっても、それが成長すれば大きな働きをするのです。
私たちの活動は小さな群れです。今年度もインド5名、ミャンマー2名、そして日本1名、総勢8名(男女各4名)の学生がマキノスクールで学んでいます。平和な社会へ向かって希望を見出せるような研修にしたいと願って活動を続けてまいります。
お祈りに加えていただければ幸いです。
必要なことはただ一つ
佐々木良子
《ケルン・ボン日本語キリスト教会牧師》
世界中が3年前の新型コロナウイルスパンデミックをはじめとして、ロシアによるウクライナの侵攻や異常気象等、未曾有の艱難に直面し、人々の人生に甚大な影響を及ぼし続けています。とはいえ、全てがマイナス要因ではなく、教えられたことも確かにありました。
最近周囲の方々と、「ご飯を美味しく食べることができ、自分の足で歩けて、寝る家があるということは最高の幸せよね‼」という言葉をよく交わします。苦しみや悩みの中にあるからこそ言えるのです。生きる上で大切なことは、「あれもこれも」必要ではない、ということを大勢の方が実感しているようです。
教会生活でも同じことが言えると思います。長い間、思うように活動ができず、例年通りに年間計画も立てられず、焦りと無力さを覚えました。しかし、当然のごとく慣例的に行っていたことはあくまでも人間の計画で、教会の本質ではないことに気づかされました。
イエスさまは、「…あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである」(ルカ10・42)と仰せになりました。数々の枝葉の事に心が囚われていた私に語られた御言葉です。教会にとって決定的なことは、かけがえのない兄弟姉妹と共に神を見上げ、神に信頼すること。そして礼拝を捧げること。これだけで十分です。
毎週日曜日、いつものように、いつもの席に、いつもの方が座っておられる光景は、「見よ、兄弟が共に座っている。 なんという恵み、なんという喜び」(詩133・1)とあるように、主にある真の幸いと同時に、神の国がそこに存在していることを見出します。
今後、この世がどのようであっても、兄弟姉妹と共に主の恵みと憐れみを受け続けながら礼拝する者として歩んで参りたいです。主イエスが私たちに生きる力と喜びを与えてくださるからです。
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