2022年度決算概要
推進委員会 事務局
・今まで、決算書として [報告年度計画額]、[報告年度決算額]、[新年度計画額]を報告していたが、今回から、前年度との比較が容易な [前年度決算額]、[報告年度計画額]、[報告年度決算額]を報告する書式に変更した。
<収入の部>
・「100円献金」と「運動指定献金」を合わせて総額6,626万円余りをお捧げいただいた。これは前年度比5万円の減少となる。
・「100円献金」は、前年度比15万円の減少となったものの、参加教会・伝道所数は5団体増えて919となった。
・「運動指定献金」は、前年度と同じ32件であったが、献金額は10万円増加した。
<支出の部>
・「年金局繰出金」は、当初予算で確保する「年金協力金Ⅰ」3,500万円と、年度の残金を全て充てる「年金協力金Ⅱ」1,780万円の合計 5,280万円を引き当てた。なお、年金局に送金するのは2023年度である。
・「謝恩金勘定」と「謝恩金受給者一時金」は、最後の該当者が逝去されたため不要となった。
・「クリスマス祝金」は、教団退職年金を受給していない隠退教師及びご遺族(配偶者)にお贈りしている。前年まではお一人2万円であったが2022年からは3万円とした。前年より29名増えて209名にお贈りした。
・「特別援助金」は、にじのいえ信愛荘への支援金であり、2016年度以降200万円を支援している。
・「推進活動費」は、当運動の活動に必要な「広報費」、「委員活動費」、「会議費」、「事務費」からなっており、節減に努めている。「会議費」はコロナ禍・Zoom併用による宿泊費・交通費の減少が大きい。事務所費は値上がりした。
「隠退教師を支える運動」ご協力への感謝
「隠退教師を支える運動」推進委員長
鈴木秀信
わたしに聞け、ヤコブの家よ
イスラエルの家の残りの者よ、共に。
あなたたちは生まれた時から負われ
胎を出た時から担われてきた。
同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで
白髪になるまで、背負って行こう。
わたしはあなたたちを造った。
わたしが担い、背負い、救い出す。
イザヤ書46章3〜4節
主のみ名を賛美いたします。
「隠退教師を支える運動」をお祈りと尊い献金によりお支え下さっている皆様に、心より感謝申し上げます。昨年度お捧げ下さった献金は総額6、626万円に達しました。その用途につきましては決算書にご報告させていただきました。
隠退教師を支える信徒による運動も、教団総会決議を経て発足してから45年が経過いたします。この間、諸先輩信徒の方々をはじめとして、誠に多くの方々の祈りと尊い献金をもって、今日に至るまでお支え下さったことを思い、あらためて感謝申し上げます。北海教区のお一人の隠退された先生の老後の壮絶な生活・ご召天の出来事に接したごく少数の教師、信徒の方の切実な思い、「生涯を神の召命に従い伝道・牧会に尽くされた方の老後がこうであってはならない」との悲痛な祈りをもって導かれたのがこの運動の原点です。そしてこの祈りの輪は北海教区を越え、教団総会の決議となり今日に至っております。私達はこの歴史を大切にしたいと思います。そしてこの歴史を支えてきたのが第一に「悲痛なまでの祈り」、第二に「信徒運動」としての連帯、第三にこの運動の根底にある教師と信徒の「主に在る信頼関係」であり、何よりもこの運動にご協力くださっている信徒の方々の祈りであろうと思っております。
冒頭に掲げましたみことばは、5項目ある「私達の運動ビジョン」のために与えられた主のみことばであり、このみことばに私たちが用いられていると受け止めております。この運動の課題は、より多くの参加される方が与えられることと後継者の育成があげられます。
この運動を通して、主のご栄光を拝することのできる器として育てられるようにと祈り、励んでまいりたいと願っております。お祈りのうちにお覚え下さい。
<謝恩金勘定>
1.2021年11月に最後の受給者が逝去され、当年度は謝恩金基金利子338円の収入のみであった。これを積立金に繰り入れ、残高は67、398、789円となった。
2.2022年9月開催の第42回教団総会において「謝恩金規定」の廃止が承認され、積立金残高は全額退職年金勘定に繰り入れ、当勘定は終了した。
3.取引金融機関
◎普通預金 三菱UFJ信託銀行
<退職年金勘定>
1.収入は4億8241万円で、計画額5億5300万円の87・24%である。支出は4億5680万円で、計画額4億7855万円の95・46%である。収支差額2561万円(前年度比2038万円減)と謝恩金勘定からの67、398、789円を繰り入れて、2022年度末の退職年金積立金は44億8418万円となった。
2.掛金は教師退職年金掛金3億1119万円、キリスト教教育主事掛金25・9万円、計3億1145万円で、計画額3億3000万円に対し94・38%であった。年金給付総額は4億4041万円で、計画額4億6000万円の95・74%で、給付額が掛金額を1億2896万円上回った。(前年度は1億2230万円。)
3.諸献金は合計4286万円で、計画額1億1200万円の38・27%であった。内訳は謝恩日献金3957万円(達成率35・98%)、特別献金328万円(達成率164・43%)である。この中には会堂共済組合からの100万円と受給者ご遺族から大口の特別献金が含まれている。
4.教団からは計画額どおり1900万円(当年度より100万円の減額)が繰り入れられた。
5.資産運用益は5002万円で、4600万円の計画額に対して108・74%であり、実現利回りは1・123%、評価損益込運用利回りは0・040%(前年度は夫々1・200%と2・383%)であった。総資産に占める評価益の割合は5・830%(前年度は7・025%)であった。
6.年金協力金は、「隠退教師を支える運動」からの繰入金と各教区の協力金によるものである。支える運動からの繰入金Ⅰは計画額どおり3500万円、また繰入金Ⅱは1866万円で計画額の373・37%であった。各教区協力金は541万円で計画額を58万円下回り、前年度より2・7万円減少、前年度同様13教区から献げられた。
7.業務運営費(人件費、業務費、広報活動費等)は、1538万円で計画額1755万円の87・66%で、昨年度より46万円減少した。これは事務室賃料の減額(隠退教師を支える運動との負担割合の変更)と印刷物の一部内製化による費用減によるものである。
8.予備費の支出はなし。
9.準備金
①有価証券価格変動準備金 前年度末同様1億円である。
②財政検証準備金 年度末に100万円を繰り入れた準備金は500万円である。
③職員退職準備金 年度末に50万円を繰り入れた準備金は300万円である。
10.退職年金積立金は、収支差額2561万1014円と謝恩金勘定からの繰入6739万8789円を積み増して44億8418万5644円となった。
11.その他収入、その他支出の動きはない。
12.取引金融機関
◎普通預金
三菱UFJ銀行
三井住友信託銀行
◎定期預金
三菱UFJ信託銀行
三井住友信託銀行
◎合同金銭信託
三菱UFJ信託銀行
三井住友信託銀行
◎有価証券
野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
(年金局業務室)
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