★ハンセン病を正しく理解する講演会2006「いのちの尊厳を求めて」/(1)関東地区、時=6月24日(土)14時~17時、所=教団柿ノ木坂教会、講師=石田裕さん/(2)関西地区、時=7月1日(土)14時~17時、所=日本キリスト教会西宮中央教会、講師=曽我野一美さん/主催=社団法人好善社TEL03-3712-3845、関西連絡先TEL06-6491-1704(山本)
★東京地区原理問題相談会
時=7月7日(金)13時~15時/所=日本キリスト教会館4階会議室/問合せ=東京教区事務所(TEL03-3203-4270)
★新刊から
『歴史の狭間を生きる』〈李仁夏〉戦争が暗い影を落とす一九四一年に余儀なく日本の中学に留学。教会と地域に仕えつつ、「寄留の民」として差別と向き合い、共生社会を目指して「和解の福音」に仕えた感動の記録。四六判・二三一〇円
『キリスト教徒が生きたローマ帝国』〈松本宣郎〉キリスト教公認以前のキリスト教徒は、「迫害」の中で死と隣り合わせの日々を送っていたのであろうか。彼らの実態を、社会史の観点から丁寧に紐解く。四六判・二五二〇円
『初期キリスト教の礼拝–その概念と実践』〈P・F・ブラッドショー、荒瀬牧彦訳〉教会の最初の数世紀に、キリスト者たちはどのような儀式を、なぜ行ったのか。時代背景と地域性から説得力のある叙述で考察し、その起源と展開を探る。四六判・二六二五円
『講座 日本のキリスト教芸術』全3巻〈刊行開始〉
日本の文化に溶け込み、固有の芸術として開花した、日本におけるキリスト教芸術の証しを体系的に捉え直し、検証する。(1)音楽=横坂康彦・編・四六判・二六二五円/(2)美術・建築=神田健次・編/(3)文学=富岡幸一郎・編
『日本の説教 第Ⅱ期』全14巻〈刊行開始〉日本のプロテスタント教会の特筆すべき遺産を、今改めて学び直し、問い直す。
〈既刊〉(1)小崎弘道=解説・鵜沼裕子・四六判・二六二五円/(2)賀川豊彦=解説・雨宮栄一・二六二五円/(4)大下角一=解説・原 忠和・二六二五円/(5)浅野順一=解説・関田寛雄・二五二〇円/(6)島村亀鶴=解説・新堀邦司・二七三〇円/(7)大村 勇=解説・大宮 溥・二六二五円
〈続刊〉(8)福田正俊=解説・池田 伯/(12)北森嘉蔵=解説・朴憲郁 他
★特価期間六月末終了です
『キリスト教礼拝・礼拝学事典』〈今橋朗・竹内謙太郎・越川弘英=監修〉特価八九二五円(通常価格九四五〇円)*分野別全収録項目一覧表出来!キリスト教書店または、出版局ホームページへ。
礼拝の喜び
田中 篤司
(安行教会員)
妻が安行教会の牧師に就任してから、九年余りの年月が経ちました。東京三鷹での生活に区切りをつけ、二歳の子どもと夫婦三人で埼玉安行にやってきました。期待と不安を抱きつつ…。妻は、一体どんな説教をするのだろう? ちゃんと福音を語るのだろうか。私たち信徒に十字架のキリストを毎回解き明かしてくれるのだろうか? いつもいつもキリストの十字架と復活を語って欲しい。私たちは聖書の言葉を聴いても、十字架と復活のキリストとの関係をすぐ見失ってしまうから繰り返し繰り返しとしつこく言って煙たがられはしましたが。
安行教会では、火事で現在の場所に移築後(皆様のご協力をたくさんいただいたらしい、ありがとうございます)、教会学校が閉じていて、CS教師の希望もなく、再開のめどが立っていませんでした。それならと、牧師が新たな方向を紹介し、その学びを始めることになりました。子どもを通常に礼拝に招くということです。原始教会がそうであった様にです。信仰の継承という意味でも私たち親達が大切にしているものを自分の子どもに伝える、孫に伝えるということを第一にしようと!
地区の牧師先生方、東京神学大学の教授を講師に招きつつ、礼拝、礼拝の構造を学びました。変えていいもの、変えてはいけないものを学びました。子どもが礼拝の中に積極的に参加できる様工夫しました。礼拝とは、ぬかづく、ひざまづく、ということ、もちろん神に。礼拝の構造は神との応答で出来ているということ。神の前に静まり自分を整え、神に招かれ、神を賛美し、罪を告白し、罪の赦しの保証をされ、十戒で神の恵みの戒めのうちにいることを確認し、神に愛されている隣人とキリストにあるあいさつを交わし、賛美し、みことばの解き明かしを求め、みことばの解き明かしを受け、私たちの信仰を告白し、目に見えるみことばである聖餐に与り、賛美し、自らを神の前に捧げる思いを持ちつつ献金献身し、この世のために執り成して祈り、キリストにいただいた主の祈りを皆で捧げ、宣教に関する報告を受け、神をたたえ、教会から世に遣わされるよう派遣の祝祷を受けて送り出され、後奏で礼拝の恵みをしみじみと味わう。毎礼拝毎に神と出会う、応答関係をもつ。この恵みのすばらしさに驚きました。礼拝の構造を学び、皆で整えることによって、礼拝が生き生きと喜びに満ちたものになったのです。
話は変わり、牧師家庭の子育て、あるいは、信仰者の家庭の子育てについてひとこと。保育園に通っていた息子、「とうさんもいい人出来たら、いなくなってしまうんでしょ!」「ええっ???」保育園の息子からこんなこと言われたら皆さんどうですか。私はほんとに死ぬほどビックリしました。自分の子どもにしっかりと神様にあるよき価値観を引き渡さないと、世の価値観、マスメディア、友達からの価値観にやられてしまうんだ。絶対それらにやられたくない。この言葉で私は決心しました。親が恵みで与えられたよき神さまの価値観をなんとか子に良きものと思ってもらいたい! その結果としてやったこと、子どもと一生懸命遊びました。とっても遊びました。遊戯王カードや魚釣りも始めました。妻にバカにされようと!息子の言葉は保育園の離婚家庭の友達のお話しを子ども同士で話していたことが後で分かりました。友達からの価値観恐ろしや。世の子育て中のキリスト者の方々、私達の子どもを奪われないよう真剣に生きましょうね。
原 彰氏(隠退教師)
四月二六日、逝去。九〇歳。埼玉県に生まれる。一九三九年関西学院大学神学部卒業後、前原教会に赴任。その後小倉鍛治町、大分、広島南部、福岡中部、姫路五軒邸、唐津各教会の牧師を務め、九〇年隠退した。遺族は長男の誠さん。
横山フサ子氏(隠退教師)
四月二九日、逝去。九〇歳。福島県に生まれる。一九四二年横浜共立女子神学校卒業。六〇年から東京復活教会に赴任。七一年から七三年まで川口教会担任教師を務め、九一年隠退した。遺族は義弟の州夫さん。
白石愛子氏(隠退教師)
四月二九日、逝去。九二歳。愛媛県に生まれる。一九三八年神戸女子神学校卒業。四九年から八三年まで松山教会担任教師を務め隠退した。遺族は甥の東山隆志さん。
第34総会期第五回予算決算委員会は五月十五日・十六日の両日、教団会議室で開催された。
総幹事および財務担当幹事より当委員会に関わる諸事項の報告を受けた-二〇〇六年度各教区総会への総幹事報告、二〇〇五年度の財務関係諸報告、二〇〇五年度決算、教団監査委員からの要望、新横浜所在の土地売却、NCCへの負担金等。
ついでC表改訂後の問題点の協議では、教団年鑑に記載されている年間統計の継続性について検討し、C表の謝儀記載では、教会からの支出と互助に分けてあるが、年鑑の統計では従来通り合算して記載することを確認した。
新横浜の土地売却については、改めて売却に至った事情と経過について総幹事より説明を受け、事情止むを得ないものとして承認した。
二〇〇七年度教団負担金については、現在の負担金賦課方式と、教規一五四条との乖離について協議を行い、教規を変更する方向で検討し、更に将来の負担金のあり方については、別途継続審議とする事になった。
ついで二〇〇五年度補正予算の協議では、収入で固定資産売却収入の科目を、支出で、積立金支出の科目を新設して、上記収入額を処理し、正味財産内訳科目に新設した運用基金に繰り入れる事になった。
二日目の予算決算委員会では、教団会計監査からの要望について、総幹事から改めて報告があり、引き続き継続審議となった。
予算管理については、予算管理の必要性、具体的な予算管理の手順等について、担当委員の案を基に協議を行った。
今年度の全国財務委員長会議については、九月十八日(月)・十九日(火)の日程、会議の持ち方として、各教区の現況報告は昨年につづき書式を統一して、事前に提出して貰う事、年金局・出版局報告については、時間を取って詳しい報告を求める事等について協議を行った。
(池田浩二報)
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