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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4647号】「全国交流会」開催に向け募金 第3回障害者差別問題小委員会

2008年4月4日

二月十九、二〇日、教団会議室に於いて第三回障害者差別問題小委員会が開催された。
主な議事の第一は、ホームページの内容充実に関する件である。これは、すでに昨年十月に開催された委員会を受け、開設した当委員会のホームページに関する件である。
このホームページ(http://sky.geocities.jp/uccjshogai/)を通して、障がいを持つ方々や諸教会の対応に役立つ情報発信ができるように願っている。このため、さらなる内容の充実、特に心の病に関する情報と聴覚障がいに関する情報の内容を協議した。
第二は、「第1回『障がい』を考える全国交流会」開催に関する件についてである。これは、すでに各教区へ案内・申込書が送付されたが、戸山サンライズ(東京)を会場にして二〇〇八年六月十七、十八日に開催する予定である。この交流会は次の二つの目的を持って開催する予定である。
①障がいの苦しみの根底にある心、魂への配慮を豊かにするために
②教会に於ける取り組みのわかちあいのために
内容は、分団を主として五つのグループに分けている。
①心の病を考える
②視覚の障がいを考える
③聴覚の障がいを考える
④身体の障がいを考える
⑤介護・介助を考える
なお、各教区から事前にアンケートを通して障がいに関する取り組みについて回答をいただいた。これをもとに分団、全体会に生かして行きたいと考えている。
どうか、この交流会をお覚えてお祈りいただき、積極的なご参加を願いたい。
また、この交流会実施のための献金をお願いしている。
◎募金目標額 80万円
◎振込先 00140-9-145275(加入者/日本基督教団)
*通信欄に「障がい」または「全国交流会」と明記
その他、詳しい情報は案内・申込書またはホームページををご覧下さい。

(加藤幹夫報)

第四回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会(以下、委員会という)が、二月六日に、教団会議室で開催された。
委員会は、前回(第三回)委員会記録を確認後、陪席した高橋潤中部教区議長及び小宮山剛中部教区能登半島地震被災教会再建委員長より、前回の委員会以降の中部教区の取り組みの経過及び現況についての報告を受けた。その中で、一月二六日、奥能登を震源とする能登半島地震の余震と思われる震度5弱の地震が輪島市で発生した。関係者への大きな被害の報告はされていないが輪島教会の礼拝堂のひびが大きくなったとの報告があった。
一方、教会会堂等の再建については、七尾教会の牧師館改築、七尾幼稚園の園舎改修、魚津教会の会堂改修が完了したこと及び二〇
〇八年度の再建計画についての報告がなされた。
次に教団事務局より二月五日現在の再建支援募金の募金状況についての報告・説明、及びクリスマスにむけて募金協力呼びかけのポスターを全国の教会・伝道所に発送したとの報告を受けた。
以後、協議に入り前回に引き続き募金、再建計画等今後の運営について協議をした。
再建計画については二〇〇七年度計画分は完了したところもあり具体的な再建がはじまった。続いて二〇〇八年度分についての計画案が出されたが、更に詳細な資金計画を含めた再建計画を次回委員会に提示されるようにお願いした。再建支援金の拠出については募金状況との関係もあり慎重に対応していくこととする。
募金については、前回の委員会でも示されたように様々な形態で募金が行われているようであるが、その実状について、それぞれから詳細な報告を頂いて、その全体像を把握できるように努め、今後の対応を検討していくことにする。
又、「能登半島地震支援ニュース」第二号を全国の教区総会までに発行し、各教区総会で募金推進を呼びかけていくことにした。
次回、第五回委員会は二〇〇八年六月三日開催予定。

(津村正敏報)

二〇〇八年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。

一、受験要綱と受験願書の提出期限
受験要綱と教団指定の願書用紙は一六〇円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。
①教区締切 二〇〇八年六月六日(金)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。)
②教団締切 二〇〇八年七月三日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。)
* 受験料は正教師一万三千円、補教師一万円。
二、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト
①旧約 ヨブ記 十九章二十三節~二十七節
②新約 ヘブライ人への手紙 十二章一節~三節
三、正教師の「神学論文」の課題
『今日における宣教の課題』「特に~をめぐって」という副題をつけ、ご自分の伝道・牧会をふまえて神学的に論述してください。
四、正教師の「組織神学」の課題
「『教会の標識(説教・聖礼典)』について、宗教改革期の議論をふまえ、教会形成を視野に入れて、組織神学的に論述してください。」
五、補教師「説教」「釈義」の課題テキスト
①旧約 サムエル記上 十六章一節~十三節
②新約 ガラテヤの信徒への手紙 三章一節~六節
*コースによって「説教」「釈義」の提出内容が異なりますので、必ず受験要綱でご確認ください。
六、補教師(CⅢコース)の牧会学の課題
『牧会とは何か』について神学的に論述してください。
七、提出物締切について
当委員会への提出締切日は、「説教」「釈義」「神学論文」「組織神学」「牧会学」全て二〇〇八年七月四日(金)必着です。
八、学科試験・面接について
学科試験は九月十六日(火)、面接は九月十七日(水)、十八日(木)に「大阪クリスチャンセンター」を会場にして実施します。詳細は受験志願者に通知いたします。
不明な点は直接、当委員会へお問い合せください。

二〇〇八年四月一日
日本基督教団教師検定委員会
〒一六九-〇〇五一
東京都新宿区西早稲田二-三-十八-三十一
電話 (〇三)三二〇二-〇五四六

第35総会期第四回予算決算委員会は二月七日~八日開かれ、二〇〇七年度第二次補正予算、負担金算定等について審議された。
二〇〇七年度第二次補正予算の骨子は、予備費三一九〇万円の処理を、経常・収益事業両会計で行ったこと、新に設置された伝道一五〇年委員会に予算五〇万円など、教団の動きに対応する補正を決め、常議員会に提出することとした。
また、社会委員会が、これまで管理してきた「保育園貸出金」及び「同貸出資金」会計の債権及び資金を、元来帰属していた日本キリスト教保育所同盟に、同団体が自主活動団体に承認されたことに伴い移管したとの報告を受け、内容及び財務諸表中の異同を確認した。
二〇〇六年度法人税、消費税配賦額等に関し、栁澤享公認会計士から各センターの計算概要・配賦計算過程等について説明を受けた。これにより、各センターの課題も明らかとなった。
負担金算定方式について、二〇〇九年度は現行通りとすることを決定した。その一方で、公平性を中心として、会員数、財政規模、地域格差に配慮しつつ、より分かりやすいものとする方向で審議を継続することとした。
「年度報告」の「C表記入要領」について検討の結果、分かりやすさを主眼とした改訂を行い、三月配布の報告書から使用することを決めた。
「教団50年データ」が発表された。教団財政の展望は予算決算委員会の課題であるが、その一環として作成されたもの。終戦直後から現在・未来に至るまで数値で捕らえ、教団財政の方向を検討しようとするものであるが、結果的には、お金の問題ではなく、人の問題であることが明るみになった。
つまり、伝道力の停滞により、受洗が召天に追いつかない。一般の高齢化とは異なる教団特有の年齢構造など、数字が語る教団の姿が浮き彫りになった。
今総会期第二回全国財務委員長会議の日程は二〇〇八年九月十五~十六日と決定した。
(鈴木功男報)

二月十二日~十三日に教団会議室において、第35総会期第四回教師委員会が開かれた。
委員長・事務局報告では、教師委員会が神学校との教団の窓口であることから、教師検定委員会とAコース受験資格を持つ各神学校との話し合いの労をとったことが報告された。
神学校がおこなっている教師のセミナーへの参加費を補助する「教師継続教育研修費援助」については、開催されるセミナーがおもに教師を対象としたものであること、そして教区を通して申し込まれるものであることを確認した。
また、研修費援助金が底をついたため、教師継続教育基金より百万円を繰り入れることを決めた。
昨年十月と十一月におこなった各神学校の問安報告では、問安を振り返りつつ神学教育の現状を把握し、問題点を整理した。
今年六月二三日~二五日に伊豆の天城山荘で開かれる「新任教師オリエンテーション」について各プログラムの担当者等を協議した。今年はすでに例年通りの開催日に決まっているが、今後もこの時期でよいのかということについても意見が交換された。新任者としてもう少し経験を経る秋頃に開催したらどうかという意見も出されたが、様々な角度から総合的に判断すると、結局この時期でよいのではないかということに落ち着いた。
プログラムでは、「分団」の持ち方についても議論がなされたが、各分団を特定の神学校出身者に偏らないで、相互に広く知り合える場とすることで一致した。
隠退教師をめぐる問題については、雲然俊美委員が発題をした。その中で、隠退教師の定義について、教団には二つの矛盾する規定が混在していること、また隠退教師の動向を把握し切れていないこと、引退後の礼拝出席のこと、生活のことなどをめぐる問題点が指摘された。同時に、特に地方の小規模教会では、隠退教師の奉仕が用いられている現状も紹介された。
女性教職をめぐる問題については、次回に発題を受けることとなった。
その他、教師養成という課題の大きさを思いつつ、主の助けと導きを祈って終了した。
(小宮山剛報)

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