四六五二号二面西東京教区欄、常置委員選挙結果氏名「川村博氏」を「河村博氏」、にお詫びして訂正いたします。
有田 實氏(隠退教師)
二月一日、逝去。九四歳。鳥取県に生まれる。一九四〇年同志社大学神学科卒業後、めぐみ教会に赴任。その後、髙梁、吉備、用瀬、湖山、智頭、鳥取西部、各教会を牧会し、六六年から七八年まで湖山教会を牧会し、九八年隠退した。 遺族は、息の斉さん。
市川恭二氏(隠退教師)
五月三日、逝去。九九歳。北海道に生まれる。一九四〇年同志社大学神学科卒業後、洛陽教会に赴任し、岡本教会を牧会。四六年から九〇年まで大阪教会を牧会し、七二年から八四年まで羽曵が丘教会を兼牧、九〇年隠退した。遺族は息の忠彦さん。
第35総会期第三回スイス協約委員会と韓国協約委員会の合同委員会が、両委員会全員出席のもと、五月二二日(木)午後十六時から十七時、教団会議室で行われた。
上田幹事より二月に行われたミッション21アジア部会常任委員会に出席のおりかねて開催を打診されていた、スイス・韓国・日本三国間教会協議会を日本において開催する事をスイス協約および韓国協約委員会において決定したことを報告したところ、開催時期として二〇〇九年秋、もしくは二〇一〇年三月もしくは四月の可能性を打診された事等が報告された。
それを受けて、両委員会で検討した結果、準備に充分な期間が必要な点なども考慮し、三国間協議会の開催時期を二〇一〇年十一月十日(水)から十五日(月)とし、うち三日間を会議、他を礼拝出席と現地研修等とする事を決定し、関係各方面との交渉に入る事とした。
現在までテーマを「平和」とする事までは仮決定しているが、参加メンバー、開催場所などは未定であり、今後担当者間で協議しつつ、検討される。
(吉岡康子報)
五月二〇日に第三回国際関係委員会が開催された。今回の委員会において、日本基督教団エキュメニカル協力奨学金の交付学生の選定を行った。本奨学金は、世界宣教委員会が宣教協力協議会(CoC)奨学金を引き継いだものである。かつてCoCは北米の教会の協力を得て留学生奨学金制度を設け、多くの日本人を北米の大学へと送り出した。その後、奨学金の対象を日本におけるアジア諸教会からの留学生へと改め、CoC奨学金制度を設立した。しかしながら、JNACとCoCの解散により、日本基督教団世界宣教委員会がこの奨学金基金を引き継ぎ、本年度より「日本基督教団エキュメニカル協力奨学金」としてその運用を開始した。本委員会がその実務にあたっている。
本年度は、五名の応募者があった。全員に交付したいところであるが、原資に限りがあり、長く運用することを願うため、残念ながら二名を選考しなければならない。本委員会において、経済状況や宣教協力への志を判断基準とし、韓国人一名とフィリピン人一名に奨学金の支給を決定した。
先述のように原資に限りがあり、補填されることがなければ数年で支給できなくなってしまう。ぜひ、本奨学金の趣旨をご理解いただき、多くの献金が寄せられることを願っている。
現在、ドイツの南西ドイツ宣教会は、日本基督教団を含む世界のパートナー教会から青年を半年間ドイツの教会と幼稚園に実習生として受け入れるプログラムを提供してくれている。本委員会も実習生を公募し、積極的に送り出したいと願っている。このように、宣教協力において人的交流は本当に大きな役割を果たすものである。国際協力関係を充実させるために、人的・財政的にもぜひご協力いただきたい。 (中道基夫報)
第67回東京教区定期総会は、五月二七日、東京山手教会で開催され、正議員五〇二人中、開会時三〇三人が出席した。今回、懸案であった教区総会資料の事前配付が実現し、あらかじめ各議員に送付されていた。
グドルン・シェーア宣教師(西千葉)による開会礼拝の後、組織会、続いて来賓挨拶を受けた。
在日大韓基督教会関東地方会の洪性完会長は、関東地方会の中で最も密に重なる東京教区総会に初めて来賓として挨拶する意義を述べた。
続いて、教団問安使内藤留幸総幹事は、山北宣久教団議長の挨拶文をもとに、重要課題を指摘しつつ挨拶した。その他、出版局より有澤年局長、年金局より高橋豊理事長、事務局より愛澤豊重総務幹事がそれぞれ挨拶した。
質問用紙の事前提出を受けての質疑では「未受洗者に配餐するのは教規違反なのか」「教憲教規よりも聖書が大事ではないか」「合同教会だから一つの考えでは縛れない」などと聖餐をめぐる問題に質問が集中し、内藤総幹事は「正典・信条・職制」のどれか一つでも外すと聖礼典の深い理解は得られないとし「教憲教規を大切にすることは、公同教会の権能を果たすこと」と答えた。教師退任勧告については「準則違反としてではなく、信仰職制委員会の答申に基づいている」との見解が述べられた。
常置委員半数改選の投票と結果承認の後、教団総会議員選挙に関する件では、第一選挙と第二選挙(支区別選出)の定数配分の是正を求めた議員提案が審議されたが少数否決となり、原案通り選挙が行われた。
総会資料に過年度負担金未収状況が教会名も含める形で初めて公表されたことを受け、議長報告をめぐる審議の中で意見が出された。
また「信愛荘」と「にじのいえ」の合併に関する件が審議され、賛成多数で承認された。今後、合併主体の双方から委員を出し、必要な専門委員会を立ち上げ前進させることとなった。
尚、北支区より提出された、教区定期総会ごとに支区報告を口頭で行う件、支区長の教区常置委員会陪席に関する件は、審議の後、いずれも少数否決となった。
夕食休憩後、教団総会議員の第二選挙の結果承認以外、全ての審議を終えていることをふまえ、選挙結果報告を三役と選管に委ねることが議運より提案され、昨年に引き続いて一日目のみで総会を終了した。
常置委員半数改選結果
【教職】長山信夫(銀座)、野村和正(長原)、米倉美佐男(聖和)、古屋博規(小石川白山)、松下恭規(芝)
【信徒】棟居正(柿ノ木坂)、朝岡瑞子(船橋)、永井清陽(経堂北)、岡田義信(田園調布)、持田二郎(池袋西)
教団総会議員選挙結果
【教職】長山信夫(銀座)、木下宣世(西千葉)、橋爪忠夫(洗足)、倉橋康夫(富士見町)、張田眞(鳥居坂)、米倉美佐男(聖和)、長崎哲夫(東京山手)、古屋博規(小石川白山)、小橋孝一(新島)、田村博(田園調布)、松下恭規(芝)、山北宣久(聖ケ丘)、石井錦一(松戸)、藤田義哉(玉川平安)、中村征一郎(東金)、深井智朗(滝野川)、東海林昭雄(小松川)、竹井真人(波浮)、岸俊彦(経堂北)、佐野英二(安藤記念)、勝田英嗣(柿ノ木坂)、長津栄(高輪)、鍋谷憲一(根津)、亀岡顕(本郷中央)、岸憲秀(千葉本町)、眞嶋威(新津田沼)
【信徒】池田浩二(霊南坂)、川上郁夫(西新井)、棟居正(柿ノ木坂)、鈴木功男(目白)、鈴木優子(小松川)、朝岡瑞子(船橋)、永井清陽(経堂北)、岡田義信(田園調布)、持田二郎(池袋西)、吉池光(九段)、樋田利明(富士見町)、鈴木秀信(船橋)、岩澤嵩(銀座)、松本幸恵(聖ケ丘)、奥山盾夫(千葉本町)、澤田竹二郎(白金)、笠原康子(銀座)、丸尾時彦(波浮)、石渡伸一(聖徒)、小平正宣(代々木中部)、飯島弘(長原)、柴田嘉浩(高輪)、岩崎文子(牛込払方町)、塩島光三(小石川白山)、石井信満(長生)、山下雅紀(青堀)
(林牧人報)
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