カルト問題相談会
◎日時 2025年11月21日(金)午後1時〜3時
◎会場 日本キリスト教会館(4階A・B会議室)
世界平和統一家庭連合・韓鶴子総裁の逮捕にあたってのコメント
高額献金や霊感商法の問題をめぐって2025年3月25日に解散命令を受けた世界平和統一家庭連合(旧統一協会)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が、本日2025年9月23日、韓国で逮捕されました。
韓国の特別検察官は、世界平和統一家庭連合の元世界本部長の尹英鎬(ユン・ヨンホ)容疑者が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)被告や尹氏の側近に対し、教団に便宜をはからせるため賄賂を送ったなどの容疑に、韓鶴子総裁も関与したとして、捜査を進めています。
今回の逮捕と捜査により、韓国における世界平和統一家庭連合の実態と政治家との癒着関係が明らかにされ、被害の拡大防止と被害者救済が進むことを期待しています。
また、日本においても、世界平和統一家庭連合およびその関連団体と政治家との癒着関係、それが政治にどのような影響を与えてきたかについて、適切な捜査が行われ、全貌が明らかにされることを強く求めます。
2025年9月23日
日本基督教団カルト問題連絡会
大柴 恆(無任所教師)
24年8月19日逝去、93歳。山形県生まれ。99年受允、02年受按。99年より04年までロゴス教会を牧会。遺族は子・藤山多美子さん。
前島隆志(隠退教師)
25年1月27日逝去、92歳。兵庫県生まれ。66年同志社大学大学院修了、87年より08年まで長岡京教会を牧会し、22年隠退。遺族は子・山本みどりさん。
山田 怜(五香教会主任担任教師)
25年8月6日逝去、87歳。新潟県生まれ。72年関西聖書神学校卒業、77年より五香教会を牧会。遺族は妻・山田洋子さん。
椿憲一郎(隠退教師)
25年8月23日逝去、88歳。神奈川県生まれ。63年東京神学大学大学院修了。同年より福生、武蔵野教会、武蔵野横須賀伝道所を牧会し、16年隠退。遺族は子・椿建志さん。
桝田邦雄(隠退教師)
25年9月3日逝去、94歳。宮崎県生まれ。55年東京神学大学大学院修了、同年より岩国、大竹、岩国、大竹教会を牧会し、03年隠退。遺族は子・桝田章雄さん。
佐藤孝義(隠退教師)
25年8月22日逝去、95歳。兵庫県生まれ。56年東京神学大学大学院修了、58年より長野県町、阿波池田、徳島兄弟、小松島、小郡、呉山手教会を牧会し、05年隠退。遺族は子・宮崎恵さん。
栁沼政一(隠退教師)
25年9月28日逝去、98歳。福島県生まれ。59年農村伝道神学校卒業。60年より両津伝道所、渋川、修善寺教会、上大見伝道所、須賀川教会、川桁伝道所を牧会し、16年隠退。遺族は子・栁沼赦羊子さん。
有馬歳弘(隠退教師)
25年9月3日逝去、84歳。奈良県生まれ。63年東京聖書学校卒業、64年より坂出一粒、天門、新宿西、青梅教会を牧会し、15年隠退。遺族は子・有馬尊義さん。
教師異動
大森めぐみ 辞(担)渡邉憲英
若松浜ノ町 辞(代)茶屋明郎
〃 就(主)渡邉憲英
フェリス女学院中学高校 辞(教)野田美由紀
東洋英和女学院 就(教)野田美由紀
西千葉 辞(担)菊地信行
聖学院小学校・幼稚園 就(教)菊地信行
山梨 就(代)齋藤 彩
蒲原 辞(代)飯田啓子
〃 就(兼主)小川幸子
筑後福島辞(主)村本新日
瀬高 辞(兼主)村本新日
教師隠退
楠本茂貴、村本新日
伝道所廃止
阿久根
伝道所所在地変更
寒河江 〒994−0046 天童市田鶴町1−7−19 天童教会内
教会通信先変更
士別 〒096−0010 名寄市大通南2丁目14 名寄教会気付
栗山 〒060−0807 札幌市北区北七条西6丁目北海道クリスチャンセンター3階 北海教区事務所
伏見東 〒612−8081 京都市伏見区新町6−483 伏見教会
夙川東 〒662−0038 西宮市南郷町8−4 南郷ハイム202
伝道所通信先変更
滝川二の坂 〒072−0031 美唄市西二条北3丁目2−25 美唄教会
信徒伝道者異動
北松戸 辞 久保田文貞
お詫び・訂正
教団新報5037号3面事務局報欄、渡辺久純教師「日本聖書神学校卒業」を「94年受允、96年受按」に、お詫びして訂正いたします。
宣教研究所委員会
「協働」の実質化に向けて
9月22日にオンラインで第3回宣教研究所委員会が行われた。
まず『宣教の未来(以下『未来』)Ⅱ』の発刊について報告と反省があった。8月に諸教会に発送され、また店頭や教団事務局等で販売されている。教団における宣教を学術的水準で論じる同書に、意欲的な論文を数多く掲載できたことを、委員等関係者全員で喜んでいる。
現在、『未来Ⅲ』の刊行準備を進めており、基調論文並びに応答論文(計5編)の依頼を行った。体調等の問題で自力での完成が難しいと思われるケースへの対応について話し合った。状況を確認しての次回委員会開催となる。他に、締め切りを柔軟にする編集態勢へ切り替えることとする。
また、前総会期には発行しなかった「宣研だより」について、AIに関する展開が著しいことを受け、2名の委員が論じた文章を掲載したものを刊行する予定があり、仮レイアウトが示された。
他に本委員会がこれらの事業の主体となっているが、クレジットが「宣教研究所」か「同委員会」かが議論された。教規によれば本委員会とは別に研究所に所長を立てることになる。これは宣教研究所が(職業)研究者によって実質的に運営されていた時期以来の伝統であり、教規通りにするなら委員会としての活動が全てではないことになる。
前回委員会から話題になっている『信仰の手引き』品切れ対応について、単に再版するのではなく、「信仰問答」としての体裁を整えるという課題があるほか、ギリシア語(新約)聖書の書の順序が近く変更になるなど、宣教と教会を取り巻く環境の変化への対応が必要である。『未来』を継続的に発刊する態勢作りという課題と併せ、実務的な話し合いとは別に、懇談協議の場が必要になっている、という認識を共有した。
いずれも『未来Ⅲ』の主題である「協働」に関わっており、改めて委員会の使命の重さを思わされた。
(上田 彰報)
全国キリスト教学校人権教育セミナー
「今、わたしにできることを」を主題に
昨夏、全国高等学校野球選手権(いわゆる「夏の甲子園」)は熱戦の末、見事、京都国際高校が初優勝を飾った。いわゆる在日コリアンのための学校として始まったこの高校の初優勝に、心からの拍手を送ったものだ。ところが、世の中の反応は必ずしもそうではない。とくにネットでの反応は、いわゆるヘイトとも思えるようなひどいものもあった。その姿に日本の歴史教育の浅薄さを感じさせられるとともに、人権教育の大切さを思わされたものである。
第35回全国キリスト教学校人権教育セミナーが8月11日、12日両日、大阪、関西学院大学梅田キャンパスにて開催された。今回の主題は「今、わたしにできることを−いのち・平和・人権」であった。
開会礼拝後にもたれた主題講演は、認定NPO法人Homedoorを立ち上げた川口加奈さんによる「14歳でホームレス問題に出会って、19歳で起業して−誰もが何度でもやり直せる社会を目指して」であった。その活動は「ホームレスにならないですむこと」「ホームレス状態から脱出したければ脱出できること」を目指し「とりあえずあそこに行けばなんとかなる」ことが実現することを目指す働きであった。主題講演後、鳥井新平さんによる聖書研究を聞いて後、総会を行った。
総会ではいわゆる法定議案に加えて、多くの人権問題に声明を出すことが採択された。
二日目は5つの分科会であった。①「どうすればいきいきした人権学習の授業ができる?」、②「在日コリアン×女性−複合差別を生きる」、③「戦争を予防するマインドを創る−平和学ワークショップ」、④「ノンバイナリー・インクルーシヴな場所づくり−「女」「男」に当てはまらない人々の経験から」、⑤歩く分科会「部落差別をなくす食肉のまちづくりに学ぶ」。それぞれの課題を共有した。
(岸 憲秀報)
2024年4月〜2025年3月末現在
東北地方地震(2021年3月と2022年3月)にご協力くださりありがとうございます。これまでにのべ16教会伝道所が計17,962,143円の支援を受けました。
緊急性もあり、献金を集めつつ、支援をした結果、1,928,607円ほど、現在、不足しています。少しずつでも、ご協力くだされば幸いです。
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東京 |
111,400 | 東海 | 33,393 |
四国 |
5,000 |
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新宿西 |
111,400 | 松代 | 33,393 | 宇和島中町CS | 5,000 |
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西東京 |
30,000 | 中部 | 5,000 | ||
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阿佐ヶ谷 |
30,000 | 広路 | 5,000 | ||
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神奈川 |
21,950 | 京都 | 5,000 | 総計 | 211,743 |
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横浜指路 |
21,950 | 紫野 | 5,000 |
教団機構改定検討委員会
教団総会規模縮小案について議論
9月10日、第5回教団機構改定検討委員会が教団会議室で開催された。
7月に開催された第4回常議員会に当委員会から「教団総会についての検討事項について」との文書を提出し見解を求めた。その場で表明された意見について、「教団総会の規模縮小についておおむね理解された」、「前提となる『教団総会はどのような会議か』が共有されていない」、「沖縄教区不在では進められないとの指摘が重ねられた」などと確認した。
次回第5回常議員会にむけて、教団総会について当委員会から提案すべき内容について議論し、以下のようにまとめた。「総会議員総数については①200名②270名③170名の3案を提示する」、「推薦議員数については『6名以内』と提案する」、「教規第2条(教区選出議員の定数)については、議員総数が定まらなければ検討を進められない」。
次いで、教団の各委員会等の機構・運営の現状について幹事から報告を受け、課題および組織変更の方向性について議論した。「オンライン活用の現状と効果」、「委員会の運用面での経費削減の工夫」、「教団全体として取り組むべき課題と役割は何か」等、多岐にわたって検討された。
審議の結果、10月開催の第5回常議員会において機構改定に関し協議会で検討するよう要請することとした。機構改定に関して常議員会で一定の方向性が示されない場合には、今後当委員会の判断である程度の具体的な提案をまとめていくことについて常議員会の了解を得ることとした。
(久世そらち報)
社会委員会
能登半島でのフィールドワーク中に開催
第3回社会委員会は、9月29日から30日、能登半島でのフィールドワークの中、日本基督教団羽咋教会にて開催された。
横山由美子委員による開会礼拝をささげ、来年開催の全国社会委員長会議について協議した。特に一日目に予定されている能登半島地震報告の担当者について、現地委員会委員長の松島保真牧師と教団コーディネーターの内城愛氏に依頼することを決めた。また、二日目は学びの時間を持つこととし、森島豊教師に依頼することとした。「社会委員会通信」第52号は、8月に発行された。
フィールドワークでは、羽咋駅に集合し現地委員会のお迎えを受けた。まず羽咋教会を訪問し、能登半島地震の概略と特徴を伺い、内城恵牧師より羽咋教会の報告を受けた。
その後、能登里山道路を通って輪島教会に向かった。輪島教会では新藤豪牧師が発熱のため共に祈りをささげた後、現地委員の案内で仮礼拝堂とその周辺を視察した。牧師館は解体され、仮礼拝堂の周囲は何もなかったが牧師館再建の見通しが立ったことが報告された。
その後、朝市跡、マリンタウン(仮設住宅団地)を視察して千枚田に行き、隆起道路(海岸に啓開された道路)を通って窓岩に立ち寄った。本来は珠洲市に行く予定であったが、9月28日の大雨の影響で通行止めとなり、急遽予定を変更した。その後教団ボランティアの宿泊所でもある富来伝道所を訪問し、羽咋に戻った。
二日目は羽咋白百合幼稚園を訪問した。幼稚園の旧園舎解体に釜土達雄牧師が立ち会うとのことで伺い、話を聞いた。時間の都合上七尾を訪ねることはできなかったが、予定通り金沢駅で解散した。
地震は大切なものを失い、それが戻って来ないということ。この悲しみの中に福音を語る務めがあるとの言葉が心に残った。「ぜひ能登に来てほしい」との言葉を受け止めたい。
(大塚啓子報)
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