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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4665・66号】今日の統一原理問題とは –あなたの手助けを必要としています–

2009年1月17日

私たちの相談活動も既に20数年経ちましたが、一向にカルト宗教の被害は終息せず、ますます深刻になってきています。そこで、改めて、今日の統一協会の活動による被害状況についてご理解をいただき、取り組みの輪を広げたいと願い、下記のような学習会及び一日相談体験会を開催することとなりました。教職、特に若い先生 方、関心のある方々のご参加をお願いします。
◎日時 2009年1月30日(金)午前9時45分~午後3時
◎場所 日本キリスト教会館4階会議室(新宿区西早稲田2-3-18)
◎プログラム
第一部  午前9時45分?12時
『統一協会の現状–霊感商法の実体』 山口 広弁護士(全国霊感商法対策弁連事務局長)
『被害救済の具体的取組から』    荻上守生弁護士(全国霊感商法対策弁連)
『統一原理問題の相談に関わって』  佐原光児 牧師(霊南坂教会)
『カウンセリングの秘訣』      黒鳥 栄 牧師(戸塚教会)
第二部  午後1時–3時
統一原理問題の相談会の実地体験

統一原理問題東京地区連絡会(東京教区・西東京教区。代表世話人 吉田好里)
連絡先 東京都新宿区西早稲田2-3-18東京教区事務所。電話(03-3203-4270)

自分のできることを一生懸命やりなさい
秋山 星子(上尾合同教会員)
しっかりとした自覚がほとんどないまま、二〇年間の幼児教育者を育てる学校の教師生活から、一転して牧師のパートナーになりました。四二歳からの出発でした。なぜか、不安も気負いもなく歩み出せたことはいろんな要因があったにせよやはり主がお備えくださった道であったと感謝しています。
その背後には、クリスチャン一世の母の祈りがあったと思います。伝道師になりたくて、大正の初期に西宮にあるランバス女学院神学部に入学しましたが、志半ばに中断したのです。母はすべてに積極的で、前向きに進む人でしたが、翻ってわたしはすべて正反対。何時間黙っていても平気なところがあります。ただ、確かに言え ることは、神さまの御用のために用いられる人になってほしい、という両親の祈りに応えてくださって、長い独身生活の後に、図らずも牧師と結婚することになりました。
主に仕えるという共有できる目標が与えられ、牧師の伴侶として、若松教会(北九州市)、蕃山町教会(岡山市)、アメリカ・ミシガン州にあるウエスタン神学校とホランドの日本語礼拝、そして、ここ上尾合同教会と、三五年近くを過ごしてきましたが、宣教の業につかせていただける恵み、主にある多くの兄弟姉妹の祈りの交 わりに支えられていることの感謝をかみしめています。
牧師のパートナーとして、何をしなければならないのか、何ができるのか、と考え始めますと壁にぶつかってしまいます。何よりも、み言葉を十分に語ってほしいと願っていますが、「説教が長くならないように」、とか、瑣末のことばかりに気を取られて、本質的なことをおろそかにしているわたし。永遠の時の中に生かされて いるわたしたちであるのに、今のことばかりを気にしています。どんなときにも、どんな方をも心から受け入れようと心掛けていますが、これもなかなか難しいことです。
一人ひとり神さまからの賜物が与えられているはずですが、それは千差万別。「キリスト者の自由」には”アディアフォラ”の自由の領域があることを学びました。「何をしてもよいし、何をしなくてもよい」、自らの信仰に従って自由に選択できる領域です。これを学んだとき、自分のできることをやればよいのだ、と本当に気 持ちが楽になりました。「自分のできることを一生懸命やりなさい」ということなのでしょう。”万年うつ”のわたしは、いつも何かをやろうという気力がなかなか出てきません。しかし、何か自分にできることをさせていただける機会があると、不思議に元気が与えられ、生きる喜びの原動力となることを経験してきました。その ことが神さまの御業につながるならば、二重の喜びが与えられます。
何もしないわたしを、神さまは牧師のパートナーになるように拾い上げてくださったのでしょう。不思議な神さまのご計画に今あらためて、深い感謝を覚えています。緊張をもってはじまる主の日の一日、わたしは、主の日の夜が一番好きです。

岡崎千代子氏(隠退教師)
9月21日、逝去。101歳。神奈川県に生まれる。1928年救世軍士官学校卒業。41年按手礼受領後、50年、横田相愛教会に赴任。その後、安来教会、65年から76年まで下松愛隣教会牧師を務め、隠退した。遺族は弟の太田基義さん。
松本美枝氏(隠退教師)
10月2日、逝去。82歳。栃木県に生まれる。1945年日本基督教女子神学専門学校卒業後、51年南大阪教会に赴任。その後、宮崎、高石、阿倍野各教会牧師を務め、63年から2002年まで貝塚教会を牧会し、隠退した。遺族は義妹の眞理子さん。

フィリピン・バナナ園 青年インターン

◎開催時期/2008年8月末より17日間
◎参加費用/16万円
◎応募期限/2月末
◎問合せ先/NCC富田(電話 03-3203-0372)

北村慈郎常議員提案の「日米軍事再編に関し北米教会との共働を開始する件」が二日目午後に審議された。
北村常議員は、横須賀基地の原子力空母配備を中心とする米軍の軍事再編により起る諸問題は、神奈川固有のことではなく、奥羽(三沢)、西中国(岩国)、九州(佐世保)、沖縄と言った全国的な広がりを持つものであることを述べた。この日本の基地状況を北米諸教会に伝え共働、情報共有、研究を開始するため常議員会が窓 口となることを提案した。北村常議員は、07年三月に発表された「日米宣教フォーラム─共同声明」に基づき、「覚書」にあるアクション・プランに実効性を持たすことを提案理由とした。
また、柴田もゆる西中国教区議長は、先の36教団総会にて、教区提案の米軍再編抗議、基地撤去声明議案が廃案となったことを受けて、提案趣旨を生かすことを模索する中、今回、北村常議員に協力を求めて提案となったことを述べた。
日米軍事同盟の誤りと基地問題の重大な課題を確認して、このような働きかけをアクション・プランに基づいて北米諸教会に行うことを賛成する意見と、常議員会はそのような窓口ではなく、教会内外に当該課題への真剣な個別的な取組みがあるという意見、それぞれの基地固有の状況があり一律ではないという意見、予算措置が 明確ではない等の反対意見、それぞれの立場から述べられた。
討議の中で、上田博子世界宣教部担当幹事は、アクション・プラン策定の経緯を説明し、北村常議員が提案理由とした「北米諸教会の使節団を招く」という文言は、07年十一月に開催された「憲法九条宗教者国際フォーラム」への北米諸教会への招待が念頭にあったことを明らかにした。
約四五分間の討論の後、可否を問い、二八名中賛成十二名で提案は少数否決された。
(渡邊義彦報)

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