★=招集者、○=信徒
【宣教委員会=七名】
★小出 望(静岡草深)、小西 望(仙台北)、篠浦千史(さや)、平山正道(四條町)、○鈴木優子(小松川)、具志堅篤(読谷)、古屋治雄(福岡中部)
【教師委員会=七名】
★松井 睦(聖徒)、雲然俊美(秋田桜)、西澤他喜衛(甲東)、森里信生(関西学院)、堀眞知子(瀬戸キリスト)、張田 眞(鳥居坂)、高橋敏通(下松)
【信仰職制委員会=七名】
★岡本知之(西宮)、○須藤 繁(谷村)、○一條英俊(札幌北光)、岩橋常久(南大阪)、小友 聡(東京神学大学)、菅原 力(弓町本郷)、芦名弘道(近永)
【教師検定委員会=七名】
★倉橋康夫(富士見町)、小峰 擁(前橋中部)、田中真希子(真駒内)、東野尚志(鎌倉雪ノ下)、渡部和使(名古屋北)、菅根信彦(神戸)、武田真治(広島)
【予算決算委員会=七名】
★伊藤瑞男(静岡)、○長島恵子(鴨島兄弟)、○小平正宣(代々木中部)、山下 光(水沢)、○寺門文雄(代田)、○稲垣正策(函館千歳)、山上清之(桜木)
【世界宣教委員会=五名】
★木下宣世(西千葉)、岡村 恒(大阪)、村山盛芳(浪花)、秋山 徹(上尾合同)、藤吉求理子(道北クリスチャンセンター)
【伝道委員会=七名】
★山岡 創(坂戸いずみ)、岩田昌路(狛江)、米倉美佐男(聖和)、小林克哉(呉平安)、竹井真人(波浮)、北川善也(洛北)、竹内款一(神戸雲内)
【教育委員会=六名】
★黒田若雄(須崎)、浅見 覚(枚岡)、北畠友武(門司)、山畑 謙(小金井緑町)、的場恵美子(下田)、小林 光(熱田)
【社会委員会=六名】
★福井博文(長崎古町)、森田恭一郎(遠州栄光)、上森俊明(丹後宮津)、釜土達雄(七尾)、○土井しのぶ(高梁)、大川 清(岩国)
【宣教研究所委員会=七名】
★宮本義弘(沼津)、上田光正(美竹)、神代真砂実(東京神学大学)、長谷川洋介(石岡記念)、飯塚拓也(竜ヶ崎)、田中かおる(安行)、越川弘英(同志社大学)
【出版局理事・監事】
理事=九名 ★小島誠志(松山番町)、○橋本 徹(聖ヶ丘)、○持田二郎(池袋西)、○望月克仁(鎌倉雪ノ下)、深井智朗(滝野川)、○齋藤 豊(富士見町)、佐々木美知夫(静岡)、内藤留幸(総幹事)、有澤年(出版局長) 監事=二名 ○遠藤道雄、坐間 豊
【年金局理事・監事】
理事=二一名 ★○髙橋 豊(西東京)、○井上昌保(北海)、邑原宗男(奥羽)、○遠藤道雄(東北)、疋田國磨呂(関東)、古屋博規(東京)、○中林克彦(神奈川)、未定(東海)、○大杉 弘(中部)、○奥野カネコ(京都)、○江本義一(大阪)、○冨士原進(兵庫)、○濱上 進(東中国)、○島 敞史(西中国)、○濱田康行(四国)、○川畑 馨(九州)、未定(沖縄)、内藤留幸(総幹事)、○籔田安晴、○池田浩二、○川原正言
監事=二名、○勝田正佳、○川上郁夫
【部落解放センター運営委員・監事】
運営委員=十七名 ★○東谷 誠(大阪)、浅居正信(北海)、江戸 清(奥羽)、片岡謁也(東北)、生地善人(関東)、亀岡 顕(東京)、河村博(西東京)、井殿 準(神奈川)、加藤 誠(東海)、大住 元(中部)、宮田誉夫(京都)、木村知樹(兵庫)、小松茂夫(東中国)、柴田もゆる(西中国)、野村和男(四国) 、多田玲一(九州)、未定(沖縄)
監事=二名 森 なお、○田中義久
【会堂共済組合理事・監事】
理事=七名 ★久山庫平(河辺)、長倉 勉(三島)、○片桐郁夫(和戸)、○小林正樹(埼玉和光)、○刀禰堯介(生田)、○中尾 久(川崎)、○松下充孝(大宮)
監事=二名 ○石橋光朗、計良祐時
【「隠退教師を支える運動」推進委員=七名】
★○大杉 弘(若草)、○井上昌保(野幌)、○奥野カネコ(膳所)、○滝川英子(七里)、○宮澤淳子(須坂)、○森 啓一(梅ヶ丘)、○多田信一(下谷)
教会の歴史的課題を思う
橋爪忠夫
南支区は、東京都内二三区の内、目黒、品川、大田、世田谷と港区の一部に広がる区域の三〇教会で構成されている。中でも百年の歴史を越える教会が五、八〇年を越えるものが六、逆に戦後に生まれた教会は八である。総じて長い歴史をもっている。一八七三年生まれの旧・東京公会、現・新栄教会もある。
従って、どの教会も直面している課題は、いかにそれぞれの教会の歴史を振り返り、その伝統をしっかり把握して、将来への展望を切り開くかである。その課題は大きい。私はこの教会の伝統について様々に考えさせられている。一つは、私たちの教会は圧倒的にアメリカの教会の影響を受けているということだ。教会というもの の発想も、実際の活動も敢えて言えばアメリカ型で、ヨーロッパ型のそれではない。宗教史家S・E・ミードは、アメリカの教会を一口で「自由教会」であるとし、その特徴を、非歴史性、自発に基づく原則(ヴォランタリズム)、伝道事業、リヴァイバリズム、敬虔主義、相互の競争の六つにまとめている。これら諸点の功罪を見つ め直して、道を切り開く以外にはないであろう。
南支区ではずっと支区としてアメリカの宣教師を招聘している。現在はRCAのキスト岡崎宣教師夫妻である。ある日の宣教師を交えた会議で、ある信徒が、アメリカ宣教師の「存在」そのものに意味があると発言した。私はまさに至言であると思う。
(東京教区南支区長)
第二一回神学校等人権教育懇談会が十一月十日(月)教団会議室で行なわれた。各神学校・大学、教会より一〇名が出席して共に懇談し、学びの時を深めた。
開会にあたり礼拝をささげ、大住雄一東京神学大学教授は、コリントの信徒への手紙第一より、「わたしどものクリスチャン生涯の一番根底にあるものは主イエスの十字架の贖いの恵みである。この贖いの恵みに応答してゆく中でこの地上生涯の証しの歩みがなされてゆく。その中で人権の教育は各神学校の大きな課題である」と 語り、祈りが捧げられた。
続いて谷本一廣部落解放センター活動委員会委員長が、自分の体験を通しつつ部落解放運動に立ち上がったいきさつなどを諄々と語った。
その中でも米国留学時の、マルチン・ルーサー・キング牧師の牧会した教会での交わりや、キング牧師暗殺後にコレッタ夫人の働きと実際に交流した貴重な体験等に触れ、「キリストの福音が世界中の人々に生きる喜びと恵みを伝え、悲惨な差別からの解放を一日も早くもたらすべき」と語った。
コーヒーブレークをはさんでしばし歓談の時と自己紹介の時をもった。
その後に、今回は神学校の代表として、高柳富夫農村伝道神学校教師によって、農村伝道神学校の現在のカリキュラムと次年度のカリキュラムをも含めた人権教育に関する講演が持たれた。
「同神学校では現場に出て行って、そのところに存在する問題を共有し、共に生きる『現場主義』を大切にしてゆきたいと考え、カリキュラムにおいては、アジア近代史や解放の神学の学びに力を注ぎ、語学もアジア言語を学ぶ環境を整えてゆきたいと考えている」と語った。これに関してはいくつかの神学校から質問があり、多 様な伝統の神学校の教育方針があることを感じさせられた。
今回は午後からの半日プログラムであったが、もう少し時間をかけ、また現地研修等も兼ねて学びができれば良いとの意見も出た。
(深谷春男報・東京聖書学校)
去る一〇月七日(火)、第六回世界宣教委員会が開催された。
第35総会期の最後の委員会となったため、多くの議事をこなしながら、継続性のあるものは、次期総会期委員会および実務会へ申し送り事項とした。
まず、海外の受け入れ宣教師に関して「宣教師内規」の内容を概ね確定することができた。現在は最終段階にある。その手続きを次期委員会へ申し送った。
また、派遣宣教師の派遣体制も整備しつつある。現在検討中の宣教師派遣先は、北南米の四つの教会である。応募者への対応や手続きは、次期委員会へ継続とした。
その他には、今年度四月に実施した北米退任宣教師感謝ツアーが大変好評であったこともあり、二〇〇九年度にも、ドイツとカナダの退任宣教師感謝ツアーを実施することが決定され、準備委員会が組織された。
なお、委員会の当日に、台湾より帰国した服部真奈宣教師が出席した。帰国報告を受け、その労をねぎらった。
振り返れば、世界宣教協力委員会が世界宣教委員会として新しく組織されて以来二年間、世界宣教の位置づけや宣教師人事手続き整備のために、委員らが尽力してきた。委員会そのものの存在意義を再検討する必要を迫られるものもあった。そのような多くの課題の中にあっても、アメリカ合衆国長老教会およびアメリカ改革派教 会との宣教協約調印が実現する運びとなったことは、主なる神の導きと祝福を抜きにしては考えられない。
今後の世界宣教委員会の働きが主のご計画の中で豊かに示されることを祈りつつ、第35総会期最後の委員会報告を終えたい。
(上内鏡子報)
二月十一日を「建国記念の日」として制定実施された一九六七年以来、私たち日本基督教団は、この日を「信教の自由を守る日」として、各地で2・11集会を開催し、「建国記念の日」の祝日に対して異議を訴え続けてきました。
それは、国民の祝日に関する法律(以下、祝日法と記す)では、2・11日を「建国記念の日」として「建国を偲び、国を愛する心を養う」と規定していますが、そもそもこの日は、神話上の人物とされる神武天皇が即位した日とされている日で、一八七四年に「紀元節」と決められて以来、「紀元節」として守られていた祝日であ り、敢えてこの日を「建国記念の日」と定めたからであります。つまり、日本の国は天皇によって建国され、その国を愛する心を養うというのが、「建国記念の日」制定の意図だからです。。
祝日法の改定によって二〇〇七年からは、四月二九日の昭和天皇誕生日が「昭和の日」と制定されました。「海の日」は明治天皇に由来し、「春分の日」「秋分の日」「文化の日」「勤労感謝の日」「天皇誕生日」等、国民の祝日には、天皇や皇族と関連して定められているのがあります。
この意図は、天皇制が国民の日常生活から遊離しないように仕組まれていることは、明白であります。この最も顕著な例は、「日の丸・君が代」の強制的な押し付けであります。これは日本国憲法19条で保障されている「思想・良心の自由」及び20条の「信教の自由」を完全に否定している行為であります。この強制に信仰的・良 心的理由から反対した公立学校の教職員たちが罰則を受けるという憂うべき状況にまで至っています。今では、私立のキリスト教主義学校にまで教育委員会より強い要請があると聞きます。
2・11日を迎えるに当たって、「信教の自由」が堅持されるようにと発言していくことが、極めて重要な宣教の課題であります。各地での集会の上に、神の祝福を祈ります。
日本基督教団総会議長 山北宣久
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